web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『ヒロイン触手陵辱 Vol.3 マーシャルヒート オーシャニア編(GIGA)』 文=安田理央 マスクとレオタードを溶かされ、中出しされてしまうオーシャニア。そして、数時間後、早くも彼女の腹は膨らみ、その体内におぞましい生き物の子を宿してしまうのである……。 |
80年代後半あたりから、2次元系エロの世界では確固たる地位を築いているジャンルが「触手」です。未知の生命体が無数の触手で女性を犯すというSFチックなシチュエーションで、日本独自のフェティッシュモチーフとして、海外でも知られているようです。
90年代にも「淫獣学園 実写版(大映ビデオ)」など、触手ブームの火付け役である前田俊夫の漫画を実写化した作品が作られたことがありましたが、なぜか今年になって「SODクリエイト」が本格的な触手モノAV「触手アクメ」を発表。売れ行きも好調だったようで、シリーズ化されています。
そして特撮AVの雄である「GIGA」が触手に手を出さないわけがありません。これまでにも「ヒロイン凌辱」シリーズなどで触手はちょこちょこ登場していましたが、ついに本格触手作品である「ヒロイン触手凌辱」シリーズがスタートしたのであります。
第三弾である本作では、佐伯奈々演じる地球防衛隊マーシャルヒートの女隊員オーシャニアが触手生命体にたっぷりと凌辱されてくれます。巨乳で長身美女の佐伯奈々であっても、そこにはあまり価値を見いださないのが「GIGA」。せっかくの美貌もほとんどのシーンでマスクをかぶせて隠してしまっていますし、生おっぱいもチラリと写るのみ。もったいないけど、そのストイックな姿勢にはシビレますねぇ。全編の8割くらいは無表情なマスクのままで、触手に巻き付かれて、うめき声を上げているシーン。そんなのエロくないと思うかもしれませんが、これが結構エロいのですよ。肌にぴったりとくっついたレオタードのようなコスチュームは佐伯奈々のナイスバディを全裸以上に際立たせてくれるし、(乳首が透けて見えるのもグー! でも戦闘服にしては薄着すぎませんか!?)お尻を突き出したり、大股開いたりとポーズ的には大胆なものが多いです。そして無表情のままなのに、苦しそうに声だけ喘いでいるというのも、見ていると不思議なエロスが感じられるようになるんですよね。
ラストの方で、触手生命体に体液をかけられて、マスクが半分壊れて顔が見えたり、コスチュームが破れてオッパイがちょっと露出したりすると、妙に嬉しかったりして。
「SOD」作品に比べると予算の差なのか、触手の造形などはちゃちく見えてしまう部分もあるのですが、それでもカメラワークや照明、スモークの多用などで、トータル的には全く見劣りしてません。触手マニアが見たいツボはしっかり押さえているからなんでしょうね。
そしてオーシャニアが触手生命体に妊娠させられてしまうという衝撃の結末も。どうせなら出産シーンも見たかった?!
文=安田理央
『ヒロイン触手陵辱 Vol.3 マーシャルヒート オーシャニア編(GIGA)』
発売日:発売中
出演:佐伯奈々
収録時間:DVD75分(+13分)
定価:10,500(税込)
商品番号:TTRE-03
監督:羹灼
メーカー:GIGA
メーカーサイトで作品詳細を確認・購入する>>>こちら
関連記事
【AVレビュー】『婚約者の父親に見初められ淫靡の協定の餌食となった美人OL(陵辱研究所)』
安田理央 エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。この夏、ついに四十代に突入ですよ。もう人生の折り返し地点かと思うと感慨深い。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
08.06.21更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報