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web sniper's special AV review. ＷＥＢスナイパーＡＶレビュー 『ヒロイン触手凌辱 Vol.０６ 天空戦隊ウィングフォ−ス（GIGA）』 文＝井上文 無限帝国との戦いの最中、謎の爆発により意識を失ったピンクウィングは夢を見る。それはおぞましく醜悪な触手生物が自分の体に巻きつき、汚されたことのない秘部をこじ開けて挿入してくるという恐ろしいものだった……。 |
始まりはこんな感じです。ある夜、ピンクウイングはこんな夢を見た。大量の触手で全身を雁字搦めにされ、上下の口を貫かれるというおぞましい夢だ。正義の組織に所属する彼女は悪の組織・無限帝国との闘いのさなかにあったが、なぜそんな夢を見たのは分からない。現実に触手の恐怖を味わい、正夢だと気付かされるまでは……。
早速、翌日から現実の触手に襲われまくることになります。最初の触手は無限帝国が派遣した、タコ型怪人の脚の部分。痺れ薬を兼ねたタコ墨を吹き掛けられ、全身をヌルヌルの触手で弄り倒されます。ピンクウイングのコスチュームがミニスカート型のデザインになっているのがいいですね。素足ではないのですが、下からのアングルが非常に絵になります。（生地が）捲れる、（内側に）突っ込まれるという動きが目を引きつけます。
近くで起きた原因不明の爆発によってピンチを脱したピンクウイングは、基地に待機していた主任から「一般人の間に意識不明者が続出している」との報告を受け、休む間もなく現場に急行します。すると、そこにはもがき苦しむ一人の男性が。思わず駆け寄るピンクウイング。と、次の瞬間、男がドカーン！と爆発し、身体の内部から大量の触手が飛び出して彼女に襲いかかります。
ちょろっと出てきた一般人がいきなり爆発って、ちょっと面白いです。
さらに、なぜか近くにいたタコ型怪人が巨大化し、パワーアップした脚で再度ピンクウイングの身体に絡みついてきます。締めつける脚があればヤワヤワと撫で回す脚もあり、ピンクウイングは内心で「なんてイヤらしい動きなの！」と舌を巻きます。加えてコスチュームに穴を開けられ、粘液まみれの触手がスーツ内に侵入。「あっ……あっ……そこはダメっ……」と、ベタですが悩ましい声を上げるピンクウィング。抵抗しながらも腰を動かしてしまう感じとか、王道的なエロの攻防戦がたっぷりと丁寧に描かれていて大変ニクいシーンです。
タコ脚の攻撃は徐々にエスカレートし、あわや犯される！というところで、今度は怪人が爆発（笑）。いったいどういうことなのか、謎が深まりますねぇ。さらに、窮地を逃れたピンクウイングが基地に戻ると、今度は主任が爆発寸前のアップアップ状態に。敵の戦闘員を捕えて事情を聞き出すと、どうやら無限帝国の研究所で培養していた新生物が暴走を開始し、敵も味方も関係なく襲いかかっているようなのです。その方法とは……。
無限帝国の研究所に駆け付けたピンクウィングは、その答えを身を持って知ることとなります。待ち受けていた新生物の触手の塊に引きずりこまれ、壮絶な密度の触手の海の中で、たちまちスーツを切り裂かれた上に上下の口を犯され、ドクンドクンと精液的な粘液を体内に注入されてしまうのです。それも何本もの触手によって。
この触手による中出し輪姦地獄は作品のクライマックスとなっていますが、ここまで散々触手凌辱を見続けてきた後でも、思い切りのめり込んで観ることができます。スーツの内側に入り込んだ触手の膨らみや、汗まみれの顔に貼り付いた色っぽいほつれ毛、徐々に甘い響きを帯びてくるピンクウィングのアエぎ声など、細かいエロ描写に凝っています。触手に貫かれる時の体位のバリエーションも豊富で飽きがきません。
最後に彼女がどうなるか……は書きませんが（爆発はしません）、衝撃のラストシーンまでストーリーがちゃんと生きている脚本、素晴らしいと思いました。構成もいいのですが、エロ描写のツボがしっかり押さえられている点も高く評価したいですね。無駄な遊びのない、引き締まった作品になっていると思います。
文＝井上文
『ヒロイン触手凌辱 Vol.０６ 天空戦隊ウィングフォ−ス（GIGA）』
発売日：2009/01/09
出演：藤森ねね
監督：羹灼
収録時間：DVD72分（+12分）
定価：10,500円（税込）
商品番号：TTRE-06
メーカー：GIGA
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井上文 １９７１年生まれ。ＳＭ雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
09.02.09更新 |
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