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父が経営する病院で働く女医のゆりは結婚を機に退職を考えていた。が、父親の勇退と医師不足の事情のため、しばらく医院長兼任医師として経営を任されることに。そんな中、ゆりは妄想癖のある患者にレイプされた挙句、貞操帯を装着されてしまうのだった……。丁寧なストーリー展開が一層のワイセツ感さを煽る凌辱ものの佳作!!そんな貞操帯をモチーフにしたアタッカーズの人気ドラマシリーズ『貞操帯の女』。
これまで人妻、女子高生、ランジェリー会社のOL、レストラン経営者といろんな女性の貞操帯ストーリーを展開してきたこの作品、今回のヒロインは女医さんであります。
勇退した父親の後を継ぎ、病院の院長代理として働く女医・ゆり(立木ゆりあ)。彼女は婚約者との結婚を機に家庭に入ろうと考えていたが、医者不足のためなかなか辞められずにいた。
そんな中、ゆりは自分のフィアンセだという妄想に囚われた精神病の患者・佐伯に地下室で犯され、貞操帯をつけられてしまう。ショックで悲嘆にくれるゆり。しかし彼女を待っていたのは、若くして院長代理になったゆりを妬む同僚医師による脅迫と調教だった……。
アタッカーズのドラマ物を観ると毎回思うことなんですが、ストーリーと登場人物のキャラ付けがしっかりしていて無駄がなく、物語としての完成度が高いところに特徴を感じます。しかもちゃんとカラミのエロさを引き立ててるってところが泣かせます。ドラマとエロが直結してる、いい意味で正統派なんですよね。
「最近冷たいじゃないか」「この地下室を二人の思い出の場所にしよう」とゆりに迫る妄想狂の患者(真央はじめ)。やってることは紛れもないレイプなんだけど、本人は恋人同士だと思い込んでいるからゆりもそこまで激しくは抵抗できないわけです。男が彼女を愛撫する指先や言葉は優しくて、それがまた空恐ろしい。
お調子者でコバンザメタイプの同僚医師(甲斐太郎)は一見物分りのいい男に見えるが、実は年下で女のゆりが親の七光りで院長代理をしているのを妬ましく思っている。レイプ場面を目撃したのを機に本性を現わして深夜の院長室でフェラを強要、入院患者の花岡をたきつけてゆりを倒錯の貞操帯ワールドに堕とし込んでしまう。
そして一番容赦ない責めを見せてくれるのは、やっぱりこの人。入院患者役の花岡じった!
「先生、僕が入院5日目にされた浣腸のお返しですよ」とゆりの真っ白なお尻に浣腸液を注ぎ込み、便意を我慢させながら激しくフェラチオさせる。同僚医師の指で浣腸中のアナルをホジホジされ、上も下も行き場がなくなって気も狂わんばかりにすすり泣く美人医師……。理知的な顔立ちの立木ゆりあが、白い肌をピンクに染めてヨガりまくる様子はめちゃめちゃエロい。
ちょっと面白いなと思ったのは、アソコにリモコンバイブを入れて、そのままもう一度貞操帯をつけてしまうシーン。本来外部から貞操を守るための道具なのに、逆に内部で快感が大暴れしちゃうという皮肉。うーん、貞操帯ってこういう使い方もあるんですね。勉強になるなあ。
男たちの策略にずっぽりはまり、貞操帯によって性欲を完全にコントロールされてしまったゆりは、花岡の病室で久々にじれきったマンコをあらわにされて大爆発。完全降伏してしまいます。
「いやらしいニオイがプンプンするな……じっくり舐めてやっからよ!」
クンニしながら卑猥な言葉で煽ったり、焦らして自分から腰を使わせたり、「美味しいか? 好きか?」と男性ホルモンむんむんの脇の下を舐めさせたり、このへんの責め方はもうこれでもかってほどにいやらしい。
他の男優陣もそうですが、ベテランなだけあって見せ方も演技も円熟してるんですよね。若造ばっかりじゃこうはいきませんよ。すべてにおいて本当に無駄のない110分であります。
すっかり貞操帯に魅入られてしまったゆりは、最後にどうなったのか。
やりきれないラストシーンにまで、しっかりアタッカーズ作品の美学が漂う一本です。
文=遠藤遊佐
『貞操帯の女11(アタッカーズ)』
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09.12.24更新 |
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