特選AVレビュー『最高の愛人と、最高の中出し性交。15』（PRESTIGE）

肌の温もりを求める男女は寄り添いながらホテルへしけ込み、慈愛に満ちた愛撫を重ねる。突き刺さる刺激を悦び、共に身を震わせながら興奮を高め合うふたりはやがて......。「愛人」という背徳的な関係ゆえに燃え上がる淫らなエクスタシーの記録。
たまにしか逢えない愛人との中出しセックス。これ以上グッとくるものがこの世にあるでしょうか。いやない！
私は一応人妻なので、実際に不倫したりされたりとなるといろいろ問題も出てくるんですが、それでもやっぱりこういうの見せられるとたまらない気持ちになっちゃいます。
気心知れた愛人とまったりスケベな時間を楽しみ、ちょっと罪悪感を感じながらも「いや、でももうガマンできない！」とドッピュン中出し......「愛ある中出し」や「レイプ中出し」もいいけど、個人的には一番興奮するんですよね。

本作は、そんな理想の愛人セックスを楽しめる一本。愛人と言っても"ホテルで会ってホテルで別れる"島津ゆたか方式じゃなく、ちゃんと陽の高いうちに待ち合わせて、いちゃいちゃデートしながら盛り上げてってくれるのが嬉しいところであります。
例えば、ベイエリアを2人で歩いていると川向こうに見えるタワーマンション。男がなんとなく「ああいうマンション、住んでみたい？」と聞くと「うーん、一緒に住むのはいいなと思うけど」なんて可愛いことを言う。人目を忍んで軽いキスをするときも、自分から舌を出しほんの少しだけ絡めてくる。
うーん、これぞ愛人の醍醐味。よその女とセックスするだけなら風俗だっていいはずだけど、こういう前戯（？）がつらい浮世を忘れさせてくれるわけですよ。

愛人役は、ボブの黒髪と大きな目がちょっと宇多田ヒカルっぽい"みれい"さん29歳。色白のむっちり巨乳ボディに少しハスキーな声が魅力的なお姉さんです。経験人数は5人で愛人期間は1年半、中国語の通訳の仕事をしているとのこと。そんなキャリアウーマンが男の前だとこんなふうに甘々な一面を見せるってギャップがまたたまりません。

仕事のできる40代って感じの情夫と落ち合い、イチャイチャしたり食事したりして高級そうなホテルにチェックインするまでおよそ15分。
ホテルの部屋に入ると、白昼なのにもかかわらず早速一回戦目が始まります。
ソファの上で足を開かせると、嬉しそうに微笑むみれいさん。おっぱいも大きいけどそれ以上に下半身がムッチリしていてエロいです。Tバックのパンティが白いお肉に食い込むさまはまさに絶景！　
道具を使ったりSMっぽく責めたりってことはないんですが、腰の動きが止まったタイミングで「好き」と言いながら微笑んだり、中出しした後もぎゅっと抱き合ってイチャイチャしたり、ゆっくりまったりと味わう普通のセックスがなんともいえずいやらしい。

一回戦目が終わった後は、間髪入れずにバスルームでもう一回。薄暗くなり始めたところで服を着てホテルを出、今度は観覧車の中でいちゃいちゃリモコンバイブ遊び。
「これまで飲みに行ったりホテルで会ったりはあったけど、今日が一番楽しい」と喜ぶみれいさん。

しかし、ホテルに戻って最後の一回戦となったとき、そんな女子脳の甘さに気づかされるんですね。
昼のセックスとは違い、手首をタオルで縛られローター責めにされるみれいさん。かなり発情してきたところで、情夫は友人だという見知らぬ男を部屋に招き入れます。
「こいつ、会社がダメになって奥さんと子供に逃げられちゃったんだよ。男としての自信を取り戻す手伝いをしてやってくれないか......」
興味と情夫への愛とローターの快感とで、そのまま3Pに突入してしまうみれいさん。見知らぬ男のデカチンで突かれてイカされた後は、情夫にしがみついて最後のセックスで燃えあがる。
完璧に確信犯のNTRプレイ。これが盛り上がらないわけがないでしょう。

みれいさんはもちろんエロいけど、こんな鬼畜なサプライズしてくれる情夫も最高。「最高の愛人と最高の中出し」のタイトルにふさわしい一本でありました。
ああ、こういうデートしてみたいわあ......（2回目）。

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『最高の愛人と、最高の中出し性交。15』（PRESTIGE）

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