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マスターの目の前で女同士の悦びを暴かれる性奴たち――。3人の美女がグロテスクな器具に蹂躙され、変態快楽に目覚めさせられていくアブノーマル全開の耽美世界!!まずは3人が首だけ出る檻に入れられ、「今からお前は1号、2号、3号だ」と名前を奪われてしまいます。
そしてそのままオナニーを強要。飛び出した顔だけが、どんどん淫らな表情になっていくのが見どころですね。首から上と、首から下は違う生き物なのだ、とバロン佐藤が言いますが、なるほど確かにそう見えます。
続いては2人が顔にディルドをつけて、残りの1人を上下から責めるという変わったレズ3P。1人がフェラをさせ、もう1人が下に挿入というわけですね。女の顔からペニスが生えているという家畜人ヤプーっぽいビジュアルがなんともインパクトがありますね。
これは次の責めシーンでも使われます。大の字に拘束された女と、ファッキングマシーンに犯される女。その片方をバロン佐藤が責め、もう片方はディルドを顔につけた女が責めるというわけです。無機的にピストンを続けるファッキングマシーンが、不気味なエロさを感じさせてくれます。
そして最後のシーンは、二人がお尻を突き合わせたポーズに拘束され、ローソク責め。そのまわりを巨大な石を引きずった女が四つん這いでぐるぐる回っているという、ちょっとシュールな光景。意味ないような気もしますが、この石引きずり女も、強烈なインパクトがあって気に入りました。
ま、この作品は、全編シュールと言えばシュールなんですけどね(笑)。
ひたすら3人の女体が画面いっぱいに蠢いているという感じで、プレイというよりも強烈なイメージシーンが続くという印象。なんで3人が奴隷としてバロン佐藤に責められているのかというはっきりとした設定もよくわからないし、セックスなんて野暮な要素もありませんしね。SM物としては、これは正解だろうなぁ。
あと60分とコンパクトに収められているのも好感が持てました。そうなんですよ、昔のAVはみんな60分でキチっとまとまっていたんですよ。だらだらと引き伸ばすよりも、60分で簡潔に見せてくれたほうが、印象もいいんですよね。
文=安田理央
『レズビアンコレクター2(アートビデオ)』
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11.05.24更新 |
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