WEB SNIPER's special AV review.
WEB
スナイパーAVレビュー!
フリーライターの涼はある日、「百合特集」の記事を依頼される。全くのノンケで「レズビアン」についてほとんど無知だった涼は、親友で「レズビアン」であることをカミングアウトしている渚に相談し、過去に渚と関係のあった女子大生に取材を申し込むことに……。機知に溢れるアドリブ淫語の数々に脱帽の1本!!!睡眠薬で眠らされる瀬奈涼。目を覚ますと耳を舐められている。舐めているのは結城みさ。レズ専門の風俗店で働く人妻だ。涼はフリーライターで、この日はちょうど百合特集の取材で、さっきまで女子大生とみさが女同士でセックスしているのを見学していたばかりだった。ゆさにお茶を誘われ、気がついたらソファの上でみさにのしかかられている。
「あらぁ、起こしちゃったかしら」
「ええっ?! ちょっと何やってるんですか!」
「だって、あなたの耳、とってもキレイなんですもの」
「えっ、キレイって、おかしいんじゃないですか! 私、そろそろ帰ります! ……ああっ」
立ち上がろうとすると涼の足は自由がきかない。よく見るとロープで足首を縛られているのだ。
「ええ?!」
「うっふふふ。あなたがあんまりにもキレイだからよ」
大胆不敵に艶笑する結城みさ。
瀬奈涼の整った美しい顔が困惑に歪む。
これは作品では3番目のコーナーで、出だしはこんな感じなのですが、このあたりから結城さんも瀬奈さんも台詞はまったくのアドリブで進行するようなのです。そこからがもう神業なんですね。
みさは涼の体を軽く抱き寄せると、
「だいじょうぶ、私にまかせて。もっとぉほらぁ、舌出してぇ。さっき見てたでしょう。さっき一生懸命、メモしてたじゃない。ほらぁ、この舌、もっと出して」
ここでみさは大胆にも涼の舌を右手人差し指と親指でつまむ。
「そう。美味しそう」舌の感触を指で確かめると涼の目をちらっと見て
「うふっ、ヤワラカイ……」。
みさは舌をべーと出し横から涼のベロを舐め上げる。
口の中に長い舌を差し入れたあと涼の上唇を甘噛みしてから「どお?」と聞く。
この一連の流れがとてもスムーズ。2人の息はぴったり。フレームワークも彼女たちの息づかいが聞こえるぐらいの距離で撮っていて過不足がないです。
「体験してみないと」とみさが言うと涼のシャツを脱がせにかかる。
「アッ?!」と思わず胸を押さえる涼。
「なぁに? いいじゃない。うふっ。私の裸、見せてたんだから、あなたも見せて」
そうやってブラをずらして乳首を出させる。そこには褐色で大きめの乳首がしっかりと息づいている。
「どうしたの? こんなに立っちゃって。んふ、私にキスされて興奮しちゃった? ねぇ」
涼の口を吸いながら、乳首を人差し指と親指でねじってこねる。
「ほらぁ、んんっ。いやがんないで」
「結城さん……」
そこでようやくみさに身を委ねる涼。
「いっしょに気持ちよくなりましょうよ。全部見たいわ」とみさがあらためて服を脱がせると、今度は両手を挙げて脱がせやすい姿勢をとる。
露になった上品な膨らみを揉みながら、みさは舌を強く刺しだし涼の口の中をえぐるようにキスをする。
「ねぇ、あなたの体、すごいキレイよ。かわいい乳首、こんなに大きくさせちゃって」
恥ずかしそうに声をあげる涼。みさが自分の胸に涼の手を持っていくと「結城さん、これぇ、どうなっているんですか」とここではじめて自分の欲望を口にする。
「あらぁ、やっぱり興味があるのねぇ。さっき見ながら興奮してたの?」
「少し」
「かわいい」
このあとも雰囲気のあるやりとりが続いていくのですが、極めつけは瀬奈さんのパンツごしにクンニする結城みささんの攻めです。結城さんは次第にパンツをずらして瀬奈さんの陰毛を舐め上げはじめます。陰毛舐めというのは珍しいプレイですが、この瀬奈涼さんという人は陰毛がものすごく濃くて、そこが魅力な人でもあります。ただし男優さんがアドリブでクンニをする場合、瀬奈さんに悪いと思うのか遠慮してしまって踏み込めないことがあります。あれほどボーボーなのに触れないのかえって不自然な気もしますが、触れたら触れたで作品のムードをぶちこわす可能性もあります。
でもそこを結城さんはやすやすと越えていきます。
執拗に陰毛を舐め回す結城みさ。
たまらず涼は、「みさ、どこ舐めてるの?」
さんざん舐めてからみさが涼に聞こえるようにつぶやく。
「すごい、生い茂ちゃって」
陰毛を揶揄する淫語ビデオはこれまでにもあることはありましたが、アドリブの場合、たいていは「濃いわねぇ」「ボーボーね」と凡庸な表現に終わりがちです。ところが結城さんはここで「生い茂る」なんて表現をしています。
これだけではありません。さらにスゴいのは瀬奈さんの返し。
「生い茂ちゃって」とのつぶやきに思わず「やらしい。んんっ」と口走る涼。
「はじめてよぉ。こんなマンコ見るの」とみさはさらに畳み掛ける。
「はじめて? ……かき分けてぇ」
「かき分けていい? この茂み」
「かき分けて……」
「んん。開けていい? いやらしいーーっ。……涼、キレイよぉ」
「……はずかしい」
「恥ずかしくないわ。とってもキレイよ」
生い茂ったマン毛を指でかき分けてマンコを舐め上げるみさ。
「その舌、やわらかい」と思わずうなる涼。
「どこ? ねぇ、どこ? んっ?!」
「きもちいい」
「どうしてほしいの? こっちを」
「みさの舌でなめて」
「じゃあパックリ開いて。自分で」
涼みずからがマン毛を指でかき分けて秘裂の合わせ目を開く。
それをじっと見るみさ。
その空気を感じたのか涼のあえぎの声が心なしか強くなる。
「いやらしい。……いやらしいお口ね。涼」
いやぁ脱帽です。
実はこの作品を撮った真咲監督に会う機会があって、ここのシーンは実際どうだったのか確認してみました。そうしたらここはまったくのアドリブで陰毛に触れる指示は特に出していなかったとのこと。それでも監督として傍らで見ているうちに、そこに触れてくれたらヤラシイだろうなぁと思っていたそうです。そうしたら結城さんは見事なアドリブをやってくれたのです。
この機転の早さ。そしてそれを的確に言葉にできる能力。結城みささんは本当にスゴい女優さんですね。
さらにその言葉責めを返す瀬奈涼さんの受け技も素晴らしい。
このあと指マン、攻守逆転しての結城みさへのクンニ、さらに再び瀬奈涼を指マンしてマングリ返し。最後はシックスナインで、みさも涼も淫語を口走りながらお互いマンコを舐め合い激しく絶頂。最後まで2人のパフォーマンス能力は落ちてませんでした。マングリ返しのえげつなさも必見です。
実にお見事。
監督である真咲南朋さんは、かつてAV女優として活躍していた時期があり、デビュー当時から真正中出し、レズビアン、アナル姦、放尿、ロウソク、緊縛プレイなどに挑戦し、それぞれのマニアの中でも高い評価を受けてきました。ザーメンものいたっては「AVで最初に鼻の中にザーメンを入れたのは真咲南朋だと強く言いたい!」と豪語するほどで、それだけAVに情熱を傾けていた人です。
その彼女が現在、AV監督としても高く評価されているのがレズジャンル。特にこの「ディープレズビアン」はレズビデオファンの間でも心待ちにしている人が多いヒットシリーズです。
このシリーズは基本的に4人の女優さんのみで進行する軽いドラマ設定の内容で、男優は一切登場しません。さらに真咲監督の場合、電マやバイブなど道具を使ったプレイが好きではないようで、指マン、クンニはあっても双頭ディルドでズコズコっていうカットがありません。そのぶん言葉責めをふんだんに入れる傾向が強く、またどちらかが一方的に攻めるのでなく攻守逆転を頻繁に繰り返すカラミを演出するのが真咲レズ作品の特徴です。
これにより芸達者な女優さんが絡むと結城さんと瀬奈さんのような言葉の化学変化が生まれ奇跡のようなコーナーができあがったりします。
今回の「ディープレズビアン 秘め百合覚醒 2」の場合は、「瀬奈涼と結城みさ」のマッチアップのほかに「風見渚と小桜りく」「小桜りくと結城みさ」「風見渚と瀬奈涼」という組み合わせでレズプレイがあります。
小桜りくさんはまだ初々しく、最初の風見渚さんとのカラミではあまりメリハリがないように思えましたが、それ以外は瀬奈さんと結城さんがうまくリードしてまとまっていました。でもやはりお薦めは3コーナー目の瀬奈涼と結城みさのレズシーン。
自分は淫語好きという性癖のせいで、気に入った台詞を抜き出しながらAVを見るクセがあるのですが、気がついてみたらこのコーナーだけ、全部の台詞を抜き出していました。
結構、編集で切られていたのでノンカットで見てみたい。いや、珠玉の30分でした。
文=淫語魔
『ディープレズビアン 秘め百合覚醒 2(クリスタル映像)』
関連記事
特選AVレビュー『お嬢様女子校生アナル凌辱 性奴隷人形の条件(アタッカーズ)』
11.07.05更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報
|
|