特選AVレビュー『四畳半奴隷　微乳若妻チクビ嬲り／花咲いあん （光夜蝶）』

美しい人妻・いあんに密かな思いを寄せる乳首マニアの近隣住人・工藤。ある日、いあんを卑劣な罠に嵌めて隠し部屋に監禁した彼は、屈辱にわななく獲物を精神的にも肉体的も追い詰めながら、自身の歪んだ支配欲を満たしていく......。
ウーン、美しい。初めて見せていただく花咲いあん嬢だが、女優で言えば水野美紀か広瀬アリスかといった、いわゆる「目元涼しい」美人である。しかもデビュー作は『丸の内の現役受付嬢 清楚なお色気お姉さんAVデビュー！』（プレミアム・2015年11月）というわけで、高級感及び手の届かない感も満載。ただし過去の出演作をチェックしてみると、『完全拘束イラマチオ』（グローリークエスト）だとか『もしもデリヘル 生中出し10連発』（レインボー/HERO）といったハード系の作品も目に付く。つまり「高級美女」だからこそイジメたい、堕としたいという、オトコの欲情をソソるタイプでもあるんですな。

で、本作もそんなオトコの邪悪な劣情を映像化したAV。花咲いあん演じる若妻は、近所に住む顔なじみの中年男に狙われる。これがベテラン男優の工藤健太。もう、この作品は工藤の超絶な言葉嬲りに圧倒される120分と言っていい。何しろこの男、実に極悪かつ陰湿なのだ。暗い室内で密かに盗撮した若妻の写真とエロ本のヌードをコラージュ、その乳首部分を千枚通しで突き刺す不気味なオープニングに始まり、とある手段を使って彼女を睡眠薬で眠らせ、もう一人のワル仲間と共に狭い部屋へと拉致監禁。まずは眠ったままの状態でレイプ、それを動画撮影。若妻が眼を覚ましたところで、「この動画、ご主人に見せますよ」と恐喝するんである。

ココからが非道、ホントに極悪（涙）。いあんちゃんは貧乳なのです。Wikipediaに記載されている公称ではCカップだが、見たところギリギリB。うんにゃ、B未満、A以上といったところ。ブラを取らせると中からバッドが一つ二つと出て来る。工藤はせせら笑って「何ンだ、コレ？」。ブラのタグを見ると「Eカップ」とある。「こんなに底上げしてんだ、奥さん？」「そんなに見栄張りたい？」「へー、コンプレックスなんだ」「ぺっちゃんこなんだ、女として魅力がないってことだ」って責め立てる。うーうー、ヒドいヒドい、ヒド過ぎるー（号泣）。そうやって辱めておいて、「お前の可愛いオッパイ見てやるよ」と髪を引っ張って立たせ、「脱げ！」と命令。水鉄砲で乳首を濡らし、「おやおや、水が当たるたび乳首が勃つじゃねえか」とからかってまた笑う。いやはや。

しかしですね、この後もっとオソロシイことが。ナント実は、奥さまはマゾだったのです。乳首を摘み捻り上げられると、思わず「気持ちいい」と言ってしまい、「乳首、スゲー勃起してる」と乳房を叩かれ、両の乳首を摘まれ執拗な乳首責め。ビンビンに屹立したチ×ポで乳首を擦られると、「ああ、ダメ、ダメ」と高まり、ついには「ああ、イク」とそれだけで達してしまうのである。「奥さん、この胸でもっと楽しませてよ」と場面変わると、ボールギャグで口を塞がれ、洗濯バサミで乳首で理科実験の皿を吊るし、分銅を1コずつ載せていくというこれまた意地悪な責め。続いてバイブで乳首責めされると、ボールギャグからヨダレがダラダラと大量に溢れ出すのが何ともエロい。そしてまたもや乳首でイッてしまうんである。

そして初めて乳首以外を楽しまれる若妻。バイブを挿入され、パンティで固定され、カメラを見ながら切ない眼で（ボールギャグで声は出せないので）イッてしまう。このシーンが前半部の見せ場だろう。「ご褒美だ」と交互イラマチオで口内発射。ココまでがちょうど1時間。後半はボンデージ衣装で拘束のうえ、目隠し、口を無理やり拡げられる猿轡。吸盤で乳首を吸い込むSM器具、割り箸で挟んで輪ゴムで締め付けられる、と痛そうな責めが続くのだが、それでもどんどん美しさを増す、そんな花咲いあんという女優の持つ被虐の魅力を味わい尽くせる一作。ペニスを挿入するセックスがラスト15分まで一切出て来ないのも、精神的陵辱作品として実に潔いところ。

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『四畳半奴隷　微乳若妻チクビ嬲り／花咲いあん （光夜蝶）』

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