WEB SNIPER's special AV review.
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スナイパーAVレビュー!
純朴な少女の耳を舐め回し、肉棒を口へ捩じり込んで白濁液を絞らせる隣のじじい。少女の腋の下に欲情して強引にそこを舐めたくり、勃起をしごかせる青年。寝ている少女を夜這いして菊門にまで舌を這わせ、潤んだ秘部にマラを押し込むステテコ男――。全4編の禁断行為。
自然光の板の間に立ち尽くすかえでちゃん。バックのダサいサッシの窓がいい。幼児体型から大人の女へと変わろうという身体つきも素敵。でねえ、嬉しいのは実に昭和を象徴する木綿のローレグのパンティだ！ 最近の骨盤の上に横紐がくるタイプじゃないよ。ちょうど骨盤の横。うーん、柏原好恵ちゃんも榊原郁恵ちゃんも、『明星』や『平凡』のグラビアでこんなビキニを着ていたものです。センチメンタルなピアノ曲に乗せてカメラを見つめる。ウン、デビュー当時の菊池桃子にもちょっと似てる。で、パート1の「くちびると耳を舐め回す」が始まります。
学校から帰ったばかりなのか、台所の冷蔵庫を開ける足元。夏物のセーラー服、スカートが短い。するといきなり背後から抱きすくめられる。ステテコに腹巻き姿、坊主頭の中年男だ。特に説明はないのだが、玄関に鍵などかけない田舎の一軒家。普段から自由に出入りしている隣のオジサンが、子どもだとばかり思っていたかえでチャンがいつの間にか色っぽくなっていたので欲情、辛抱タマらなくなって抱きついたというところだろう。いきなり指を舐められる。いや、「ねぶられる」と表現したほうがイイ。そして「舌だせ、いいから舌だせ！」と熱烈キス。男は背後に回りオッパイを揉み、ひざまずかせてフェラ。床に仰向けになってシックスナイン強要。かえでチャン、このフェラがね、下手なんだ、ぎこちないの。それがまたソソる。
続いて「膨らみかけの乳房をねぶる性交」。夏の昼間。布団の上でシミーズ姿、ハーモニカを無心に吹くかえでチャン。隣にはランニングシャツ姿の畑中哲也だが、突然、そのハーモニカを取り上げねぶり始める。つまり優しい親戚のお兄ちゃんが欲情、狼に変身して襲いかかるワケだ。膨らみかけの乳房をあらわにされても抵抗できないかえで。乳首をねぶり尽くされる。それにしても美味しそうなオッパイである。巨乳でもなく貧乳でもなくちょうどいい大きさ。乳輪が小さく上品。木綿のパンティを脱がされると、恥ずかしそうにアソコを隠す姿がいじらしい。それをまんぐり返しの格好にされ、マ×コを左右に開かれる。畑中は「大人になったなあ」と東北訛りで感慨深く呟きクンニ、シックスナイン、正常位で挿入。騎乗位にのっけて腰を振らせて楽しみ、「今度はケツ向けてみれ」とバックから挿入。「ああ、ダメ、こんな格好で」と恥じらう姿が昭和。
そして後半パート3「わきの下をなぶる欲情」はシミーズ姿のかえでチャン。畳の間に文机で勉強中。隣にはランニングシャツの中年男。親戚のオジサンに夏休みの宿題を見てもらっているという設定か？ かえで、問題を考えるとき、何気なく頭に手をやると、男の眼前に腋の下があらわになる。眼が釘付けになる男。突然ニヤついて二の腕の裏から腋の下、そしてうなじと舐めまくるんである。そうなるともうかえでちゃんもタマらなくなってベロキス。チ×ポ出されると手で握りしめる。さきほどの2編よりも積極的。つまり少女はセックスのよさがわかってきたわけですな。このパートはフェラまで。
そしてラストが昭和の夏の定番、「尻と足を舐めまくり夜這い姦」である。畳に布団。毛布をはだけて寝ているかえでちゃん。冒頭のステテコ坊主男んがコッソリ入って来て。足を舐めたところで眼が覚めるが、「おとなしくしてんだ。悪いようにはしねえから」と四つん這いにされ、「ココ、舐められたかったろう？」とクリちゃんから大陰唇、尻の穴まで舐め尽くされる。フェラにシックスナイン、バックからズッポリ。終始一貫、河原かえでという素朴で無垢な美少女の肉体を味わい尽くす120分。良作です。
文＝東良美季
『舐められざかり 河原かえで』（ドリームチケット）
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東良美季 1958年生まれ。編集者、AV監督、音楽PVディレクター、グラフィック・デザイナーを経て執筆業。著書に『猫の神様』（講談社文庫）、『東京ノアール～消えた男優 太賀麻郎の告白』（イースト・プレス）、『代々木忠 虚実皮膜～AVドキュメンタリーの映像世界』（キネマ旬報社）、他。
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18.04.07更新 |
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