WEB SNIPER's special AV review.
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スナイパーAVレビュー!
新進気鋭の女流画家・瀬戸すみれは、美大在学中から富豪コレクター沢村による援助と性の手ほどきを受けていた。だが彼の急死のショックにより筆を持てなくなってしまう。喪服姿の美しいすみれは周囲に蠢くマニアたちの恰好の餌食に......。悩ましさが濃厚に香るマゾ女性の悲哀とエロス!彼女の役は新進気鋭の女流画家。美大の学生だった頃、教授から飯島という絵画のコレクターを紹介された。すみれの父親より年上の彼からいろんな性戯を教わり、経済的にも援助してくれた。SMに覚醒させてくれたそんな彼が先月亡くなった。そのショックから、すみれは絵を描けなくなってしまう。
すみれは喪服姿で、飯島を紹介してくれた教授を訪ねた。悲しみに暮れる彼女に、「今後は私が君の面倒を見みようと思う。彼から何を仕込まれたのか知っている」と明かす。すみれは狼狽し、麻縄を手に迫る教授に「やめてください」と言うが、ここで飯島とのプレイを思い出す。
飯島の主観映像(結局飯島は作中に姿を見せない)。彼にビンタをされ、ボールギャグを口に装着される。全裸にされ、ヨダレの糸を垂らしながら四つんばいでの犬歩き。膝を床に着けての歩行から、命じられて膝を浮かせての四つんばい歩行へ。そういえば、「四つんばいマニアは、膝を着ける派と浮かせる派に分かれている」とAV監督の薄刃紫翠さんが言っていた。膝を着けて歩かせる派の同監督は、浮かせて歩行させる派のユーザーからダメ出しの手紙を頂戴したらしい。本作のベテラン、川村慎一監督は、そういう配慮もあってなのか両方のパターンを見せてくれるわけだ。すみれは犬用の容器に口を付けて水を舌で飲む。
そして再び現在。すみれが喪服を着たまま緊縛されている。「飯島との思い出を教授に汚されたくないとの思いが湧いてきたが、なぜか身体は反応していました」と独白。縄酔いしているかのように、放置されて身悶えている。その反応を笑いながら見ていた教授はマ○コに手を伸ばし「お前は感じやすいんだなぁ」と興奮。黒パンストの爪先を愛でるようにしゃぶる。太腿はむっちり太く、ふくらはぎから足首にかけてキュッと締まっているという理想的な美脚だ。パンストフェチ推しの画もそりゃ撮りたくなるだろう。
教授は口に指を入れて唇をめくり上げ、目尻をぐにゃりと弄ぶ不細工顔プレイへと転じる。「やめてください教授」とあらがう彼女に、
「何を言うんだ。個人授業してあげてるんだよ、すみれ君」
と、何とも昭和のエロ劇画が薫るベタな言い回し。これがいかがわしく、味わい深くていいんだよね。教授は鼻フックを使う。ブタ鼻顔のすみれだが、可愛いんだなぁこれが。鼻フックはやめておいたほうがいいと思ってしまうただ不細工な顔と、可愛くなっちゃう顔の差ってどこにあるんだろうね? や、すみれちゃんの鼻フック顔には惚れる! 「鼻毛も丸見えだよ」と言葉で辱め、凝視して興奮する教授。すみれは「やめてください教授」と懇願。この「教授」にしてもエロ劇画ならではの淫靡な響きを感じる単語だ。大学時代に先生を「教授」って呼んでいた友達に会ったことがないからね。「これからももっと授業を受けてもらうよ」と教授。翌日から、この教授の家へ通うよう命令されるすみれ。
すみれは全身に縄を食い込まされ、美味そうな肉質の身体を余すところなく見せる。喘ぎ声もますます色っぽく、悦に入る教授。
今度は自宅でのオナニー。麻縄を自ら股間に食い込ませ、クリトリスを激しく擦り、「イクッ」と痙攣。
そして別の時間、画商の男・金田が訪ねてくる。「今はまだ絵を描く気になれない」と言うすみれに彼は縄を手にアプローチ。しかし、ここで先に後日のシーンとなる。
金田とのプレイのことを内緒にし、今日も教授の家で責められ、可愛がられているすみれ。後手縛りをされた彼女は猿ぐつわをされ、絵筆で愛撫され、クリップで乳首を挟まれ、「いい顔してるよ」とますます興奮する教授に電マ責めをされ、クリで昇天する。教授は、「今度は私の足を舐めるんだよ」と、靴下を穿いた臭い爪先を嗅がせる。苦悶する彼女に、靴下を脱いだ素足を舐めさせるが、臭いのは同じだ。
ここで、先ほどの金田のアプローチの続きが入る。全裸で後手縛りの恰好のすみれは舌を吸われ、フェラをさせられる。後頭部を強く押さえつけられ、ヨダレを流すイラマチオ。そして仰向けにされ、正常位で貫かれる。甲高い喘ぎ声の糸を引かせ、首を絞められても恍惚とした表情を見せる。そして絶頂を迎えて痙攣。縛られたまま、後背位、立ちバックで突き上げられ「気持ちいい」と口にしては昇天させられる。締めは正常位から顔射。すみれは完全に意思のない、飯島ロスゆえの肉奴隷となってしまった。
そして、教授とすみれ。ボールギャグを噛まされ、コブ縄を食い込まされながらの歩行プレイだ。乳首には鈴のついたクリップが挟まれ、チリンチリン鳴らしながら悶絶。
「お前の愛液で、縄が濡れ濡れになってきたよ」
と、相変わらず深みのあることを言わないのが普通のエロ親父モードでよろしい。彼女のヨダレがお腹から股間にまで流れてくるので、女体から出てくる体液全般が好きな当方にとっては実に美味しい。
次のシーンは、また自宅で金田と2人きり。肛門を広げる金田に「そんなに広げないで」と力なく言うすみれ。金田はアナル好きのようで、指を深々と挿入。すみれの悩ましい声は高まる。そして彼はディルドを挿入し、すみれはついに「イク」を発して痙攣。マ○コとアナル同時のディルド責めにさらなる絶頂を導かれる。
金田は立ちポーズですみれを緊縛し、ボールギャグで口を拘束。尻をビンタしまくる。手の平でのスパンキングに、尻はもちろん真っ赤になってくる。さらに、パドルによる執拗なスパンキング。バシッバシッといかにも痛そうな音を聞かせ、すみれは呻きながらも感じているようで、ヨダレが止まらない。
そして、短いエピローグ。飯島という男に調教されSMなしには生きられなくなった彼女が、ようやく絵を描き始めた。その絵とは......というエンディング。いろんなプレイの中、設定からわかるすみれの哀しい性(さが)がにじみ出ていて、彼女の苦悶顔ひとつにエレクト必至です!
文=沢木毅彦
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18.04.18更新 |
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