特選AVレビュー『マルキド・スタイル 拷問男爵(アートビデオ）』

どことも知れない暗い密室には、女体を責め嬲るための各種道具がぎっしり……。バイブ暴虐、顔面破壊、強制脱糞などの陰湿な責め展開が大がかりな仕掛けを駆使して次から次へと繰り広げられる、妖しいムードいっぱいの調教ファンタジー。苦痛のあえぎを漏らしながらも被虐の悦びに目覚めていく滝川モナコの末路とは!?
見た目は管理職、でもプレイはどこまでも冷静非情な責め師・バロン佐藤が、理由もないままひたすらに女を調教する。これぞアートビデオの黄金パターン。
女をホメまくりイカせまくるのを至上の喜びとするMr.ミネックのそれとは正反対でありながらも、ゆるぎないダンディズムを感じさせてくれるのがバロン氏のスタイルなんですよね。いやむしろ、一般の人が頭に描くサディストというのは、こういうタイプが多いのでは……。
とにかく、相手が泣こうがわめこうがお構いなし。容赦ないマイペースでじっくりと責め、最後まで自分のチンポは使いません。つまり射精なんかは不要、女が屈服する姿を見るのが至上の快楽というわけですよ。いやあ、徹底してる！

今回の獲物は、滝川モナコ嬢。滝川クリステルと山本モナを合体させたような名前からもわかるとおりのハーフ美女。ちょっと東欧系の顔立ちですね。
「私のいうことを聞いたほうが得ってことをわからせてあげよう……フフフ」
「言葉とは裏腹に、下のほうが湿っているのは何故だい？」
なんてことをクールに言い放ちながら、薄暗い地下室に拘束された彼女の衣服を切り裂いていくバロン氏。
正直、最初のうちは芝居じみたセリフまわしがちょっと笑えちゃったりもするんですが（すみません……）、そのうちにプレイの激しさが彼のサディストっぷりに追いついていきます。

顔と体に大掛かりな拘束具をはめられ、開きっぱなしにさせられた口の中を棒でかきまわされるモナコ嬢。見た目のインパクトもすごいけど、これはかなり苦しそう。何度も繰り返しえづき、美乳がヨダレでドロドロに。
かと思えば、次は中世の拷問器具みたいなので頭と手を固定し、蝋燭責めを交じえながら後ろからバイブでねちっこく責め立てる。そしてひとしきり責めてイカせた後はボンテージ姿のモナコ嬢を金網の上に乗せ、
「フフフ、私は女が逃げ惑ったり悶え苦しむ姿を見るのが大好きなんだ……」
なんて言いながら、下から針で突付きまわす。

いいですねえ。これぞS男、これぞ拷問男爵！（笑）

どうしても派手な拷問器具や芝居がかったセリフに目が奪われがちですが、バロン氏お得意のしつこいバイブ責めも要チェックです。
このご時世にローターも電マも使わず、愛撫はバイブ一本槍。ワイシャツの袖をまくり、女が気持ちよくなるまで根気づよく出し入れを繰り返す。うーん、ハードボイルドです。
かわるがわる襲ってくる痛みと恐怖、そして快楽。息つく暇もない責めに女は徐々に狂い始め、やがて、
「お願いします突いてください！　私は変態です。淫乱マゾ女です！」
と卑猥な言葉を連発しながらイクようになってしまう。

ラストは、まんぐりポーズで拘束されてバイブ責め＆浣腸。
白い本気汁を垂らしながら感じまくるモナコ嬢。その美尻に浣腸液をたっぷり注入してやると、迫り来る便意と快感に悶えつつ、ブリブリとまんぐり脱糞でフィニッシュ。

「キレイに脱糞させていただき、ありがとうございました……」

ハーフ美女の顔に似合わぬ生々しいウンコ。そんなものにさえダンディズムを感じてしまう、バロンワールド炸裂の一本です。

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きめの細かい真っ白な肌を赤い蝋涙が点々と染め上げ、
やがて生け贄の口から漏れ始める艶かしい嗚咽……

ＦＬＶ形式　2.19MB　0分49秒

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