特選AVレビュー『慰安旅行ハプニング ずるずる乱交セックスに巻き込まれる社員の妻たち』（FAプロ）

取引先との慰安旅行に妻も同行。お酒を拒み続ける妻だったが、旦那の会社との契約破棄をちらつかされて仕方なく飲む。すると2人はエスカレートし、旦那が温泉に行ってる間にわかめ酒、芸人の真似ごと、ふんどし相撲まで強制し......。セクハラ全開の「けしからぬ」一部始終。
タイトルだけ見ると、ディープスやDANDYでよく見るシチュエーション物。でも観始めるといかにもFA作品ぽい昭和ムードが漂っているのが面白いですね。
クレジットによると、監督はヘンリー塚本じゃなくジョン竜二。なるほど、企画物のご都合主義的な楽しさとFA特有の生活感あるねちっこいエロが合体して、FA作品ではあまり見たことのないテイストの1本になっております。

舞台となるのは、とある工務店の慰安旅行。
親睦を深めるための夜の宴会で立場の弱い女性たちが工務店の社員にエッチな宴会芸を強要され、そのまま乱交に巻き込まれていくという設定のもと、2つの物語が展開されます。
まず1本目のヒロインは、工務店から仕事をもらっている設計士・藤田の妻、さくら（桜咲姫莉）。
草刈正雄の娘（紅蘭）にちょい似の色白美人であるさくらに目をつけた工務店の部長と社員の小林は、早速「カワイイねえ、さあさあ一杯飲んで」とハラスメントを開始。彼女が酒が飲めないと言うと「そんなんじゃ仕事はあげられないよ！」とプレッシャーをかけ、無理矢理飲ませてしまう。
さらにそれだけでは飽き足らず「宴会といえば宴会芸でしょ」と、セクハラ全開の宴会芸を強要するんですが、これがまず第一の見どころ。ワカメ酒に始まり、女体盛り、アキラ100％ばりの全裸ザル隠し、ノーパンチアガール、ペニバンをつけたフルチンガール等々、手を変え品を変えかなりたっぷり見せてくれるんですよ。
エロ宴会芸といっても乱交セックスにもってくためのちょっとしたフリだろうと思っていたので、このこだわりにはちょっとびっくり。しかもロリっぽい顔立ちで眉をしかめて嫌がってくれるんで、俄然嗜虐心がそそられます。
「モラハラ！　セクハラ！　けしからんですわよ！」って人も多いでしょうが、こういうセクハラノリが好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。
ちなみに私がムラムラきたのは、後半の「変態二人羽織」と「ふんどし女相撲」。二人羽織状態の男が背後からナイスバディをイタズラするシーンやふんどし姿の彼女とがっぷり四つに組むシーンは、セクハラされる側も感じてるのがわかるのが嬉しいところ。最後は股間に食い込むふんどしをズラし、3Pへ突入していくって寸法です。
工務店のセクハラ部長＆セクハラ社員のコンビネーションもなかなかですが、なんといっても妻役の桜咲姫莉ちゃんがイイですね。
165センチ、B88－W58－H86の色白ナイスバディはちょっと笑っちゃうようなエロ宴会芸も卑猥に見せてくれるし、最初は心底嫌そうだった人妻が最後には積極的に腰を振り始めちゃうベタな感じもナイスです。

続く2本目は、中途入社のOL・磯川さやか（双葉みお。役名のとおり、磯山さやかを思わせる顔立ち）がヒロイン。
彼女はセクハラで大手ゼネコンを退社し、この工務店に中途入社したという設定。社員のみんなが浴衣姿でいる中、一人スーツを着ているのがいい具合に壁を感じさせます。
野球拳に負けた女上司の代わりに脱ぎ役をさせられたり、ハダカをおたまで隠すよう言われたり、工務店の社員とお局様的な女上司に宴会芸を強要されるOL。もちろん嫌なんだけど、会社に溶け込むため渋々それを受け入れるしかないわけですね。
その後も、どじょうすくいスタイルでアソコに野菜を突っ込まれたり、ドテに犬の顔を描かれたりとセクハラ宴会芸はどんどんエスカレート。ラストはすっかり性奴隷と化してしまった設計士の妻・さくらも加わり、なしくずし的に4P乱交へ......。
犬の顔を描かれたドテにフッた男性社員のゾウさん（イチモツ）を突っ込まれ、アヘアヘと感じてしまうOLがいやらしい。

2人目のOLには、恥ずかしい宴会芸動画をネットに拡散されてしまう......といういかにも現代っぽいなオチがつくのだけど、内容や全体に漂うムードはこれでもかってほどに昭和的。そんなアンバランスさも面白い1本。
セクハラとか、中小企業とか、家族同伴の慰安旅行とか、ワカメ酒とか、ムズムズするような日本のエロを感じたい人は是非どうぞ。。

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『慰安旅行ハプニング ずるずる乱交セックスに巻き込まれる社員の妻たち』（FAプロ）

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