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人気女優・上原亜衣と春原未来が見せる、衝撃のレズ・ドキュメント。レズ作品の気鋭・真咲南朋監督が、肉体同士の濃密な絡み合いのみならず、精神面における凄まじい「格闘」までを記録!無名の企画女優から、超人気単体女優へと上り詰め、2014年にはDMMアワードで最優秀女優賞を獲得した上原亜衣。
そして、kawaii専属の単体女優としてデビューした後、企画単体になってから単体時代以上の活躍を見せている春原未来。
人気女優の共演という以上に、二人のキャラのタイプがずいぶん違うところが興味深い顔合わせでした。本作の食事シーンで本人たちが話しているのですが、春原未来は食事はスタッフと一緒に取る派で、上原亜衣はメイクルームにこもる派。絶対一番になりたい、もっと上を目指したいという上原亜衣に、「いい女優の定義が違うんだろうな」と違和感を持つ春原未来。ある意味、正反対の二人なのです。
もともと、この企画は上原が「仕事っぽいレズは嫌だ。(春原なら)ちゃんと好きになってくれるような気がする」と、春原を指名したとことから始まっています。
そして事前の顔合わせの時、春原は「いつ死んでも構わないと思ってる」といういつもの持論を展開します。春原ファンなら、おなじみのフレーズなのですが、これ、いきなり言われると面食らいますよね。
二人は、お互い違和感を持ちながら、撮影当日を迎えます。いかにも仲の良さそうな会話を交わしていますが、どことなくヒリヒリとした緊張感が漂っています。
まずは、見せつけ合う相互オナニーからスタートしますが、結局は唾液でお互いの身体をベトベトにしながら、唇を貪り合う濃厚なカラミに展開していきます。
その後も野外で通行人に見せつけるようにキスしたり、抱き合ったり、トイレで首を締めあったり。上原が言うところの「いつもやっている平和なレズ」とは違う、情念に満ちた激しいレズ行為が繰り広げられます。激しくお互いを求め合う二人......。
ところが、カラミの合間にそれぞれが真咲監督にインタビューをされると、「まだ本当の姿を見せてくれてない」とお互いを見ていることがわかります。
春原は「かしこいから展開読み取る力と再現性が強いけど、もっと人間的なあいちんがみたい」と上原を評し、上原は「目を合わせないでカメラのほうを見たりしてるんだよね。愛して欲しいのに、できないのかな」と春原を観察しているのです。画面上では、演技を超えて深く愛し合っているように見えるのに。
そして、その後、二人はその壁を越えようとさらに、激しくぶつかり合っていくのです。
しかし、この作品、単に人気女優二人がレズをしているというよりも、正に取っ組み合いで戦っているという感じがします。格闘技そのもの。心と身体のぶつかりあい。
特に延々と繰り返される首の締めあいが壮絶です。生命の危機スレスレのところで得られる快感。
春原「苦しいのが好き。生きてる感じがするから」
上原「じゃあ、死んでもいいとか言わないで。すのっちと一緒に生きたいという人がきっといるよ」
春原「いない」
上原「ここにいるよ。本当に今日好きになったよ」
その言葉は本当なのか、演技なのか。もう本人たちにもわからなくなっているのでしょう。
最後に春原が上原に言います。
「いなくなる時は言ってね。急に消えるから、業界の人は」
先日、上原亜衣が引退を発表したことを思うと、複雑な気持ちになります。引退の理由は一番を取って目標がなくなったから。常に上を目指していたという上原ならではの帰結です。
では、春原未来のたどり着く先は?
濃密過ぎる「格闘」が3時間以上に渡って繰り広げられるヘヴィな作品でした。
文=安田理央
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『レズ・オーガズム (h.m.p)』
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