WEB SNIPER's special AV review.
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車で人を轢き殺して刑務所に入ってしまった夫。妻のさおりは被害者の夫に迫られて償いとしての肉体関係を持つ。時は流れ、女盛りの身体を繰り返し弄ばれ続けるさおりの肉体は淫らに花開いていた......。骨太な寝取られドラマ!いつも寂しい思いをさせている妻のために夫は長期旅行の計画を立てるが、そんな矢先、交通事故で女性を死なせてしまう。幸せだった日々は一変。さおりは刑務所に入った夫の代わりに被害者の夫(小沢とおる)に謝罪を続けるが、妻を失い酒におぼれる彼が要求してきたのはさおりとのセックスだった――。
骨太なドラマ作りに定評のあるながえSTYLEが描くNTR物語。
AVファンならご存知かと思いますが、監督のながえ氏はFAプロのヘンリー塚本監督の元から独立した人。生活に根差したエロをドラマで描き出す世界観は共通しているんですが、年々違いが際立ってきている気がしますね。一言で言うなら、ながえSTYLEの作品は表現がリアルかつ細やか。ヘンリー塚本監督のような「男と女、チンポとマンコってこういうもんなんだから!」というおおらかなまでのユルさも、「いろいろあるけど、まあ気持ちいいからイイじゃん!」という強引な予定調和もなく、まるで一本の映画を観たような気分にさせられてしまいます。
本作も「刑期を終えた私は、すぐに妻の元へ帰るはずだった。だが妻は......他人のものになってしまったのです......」というモノローグから始まるんですが、この旦那(優しいけど細っこい優男)のセリフの暗さがもうスゴイ。軽い気持ちで抜いたりできない凄みがあるんですよ。
尾上若葉演じる若妻・さおりは巨乳でムチムチボディで愛らしい、まるで幸せを女の人のカタチにしたような女性。忙しい旦那が花を買って帰ってくると満面の笑顔で大喜びし、夜の営みのときも「ダメ、まだ離れないで......」としがみついてくる。夫を全身全霊で愛する理想の奥さんと言っていいでしょう。
だからこそ過剰なほどに「償い」をしようとし、結果的に他の男のものになってしまうわけです。ああ、なんと皮肉な!
被害者の夫の家に日参するシーンなんて、涙なしには見られません。きちんとまとめた髪に露出の少ないガチな喪服。涙ながらに仏壇に手を合わせ謝罪金を渡す若葉ちゃん。「お宅は金持ちだからな!」とイヤミを言われると、自分の生活はレストランのパートで賄い夫の給料を全部相手に渡そうとする。もう、健気の権化ですよ。
一方、被害者の夫である小沢とおるは頑固で横柄な中年男を好演。
「死んだ者が金で生き返るのか」「寂しいんだよ。あんたが妻の代わりになってくれるのか」と詰め寄って酒を一気させ、失神したところを襲ってしまう(でも、これもただの鬼畜のスケベ親父と言い切れないのが切ないところ)。
犯された後、喪服のまま黙って風呂場でアソコを洗うさおり。そんな彼女の背後に忍び寄り「まだ溜まってるんだ。これからも相手をしてくれよ」うそぶく被害者夫。
そしてさおりの償い(という名のセックスの日々)が始まります。
夫は塀の中、そして相手はねちっこい中年男......普通のAVだったらすぐに情事に溺れてズブズブの関係になってしまうところだけど、そこはながえスタイル。若葉ちゃんはされるがまま、償いセックスの姿勢を崩しません。
「他のことは何でもするので、コンドームをつけてもらえないでしょうか......」
「女房とはそんなものしてなかったよ!」
「そうですよね......こちらで対処します......」
いやあ、辛い! 辛すぎる!!
でもガチな寝取られ好きからしたら、幸せいっぱいだった女が堕ちていくこの落差がたまらないのかも。
やがて物語も後半にさしかかり、出所した夫は妻と被害者との償いセックスを知ることになります。
妻を責めることもできず、酒浸りになっていく夫。そんな夫を気にしながらも妻は男の家に償いに出かけていく。
ここで見せる最後のカラミは、これまでの償いモードとは違うので要チェックですね。大声で喘いだり卑猥な言葉を口にしたりするわけじゃないけれど、抑えていた欲望が滲み出ていて興奮必至。
悲しいし恨んでいいはずなのに、中年男のセックスに馴染んだ体は嫌というほど感じてしまう。そんな女の性がたまりません。
ながえSTYLEの良さと尾上若葉の魅力がうまくマッチした見ごたえのある一本。じっくり腰を据えてエロを味わいたいという人におすすめです(あと、運転にはマジで気を付けようと思いました......)。
文=遠藤遊佐
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『新・償い 最愛の妻は・・他人のものになっていた...』(ながえstyle)
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