特選AVレビュー『レズのワタシが透明人間♀になった！女子校編（ROCKET）』

透明人間モノにレズ女子校生バージョンが登場！　レズ女子だって性欲は男子と一緒。覗き、お触り、クンニ、貝合わせ......好きな子にエッチな悪戯やりたい放題――。佳苗るかの可愛らしさが光る、目からウロコのユニークな1本!!
「どうして透明人間て男ばっかりなんだろ。レズの私も透明人間になりた～い！」
というのは本作のパッケージに書いてある言葉ですが、うんうん、まさに同感。
そりゃできることなら我々女だって、時間を止めたり、透明人間になったり、気になる相手のカラダをボディジャックしたりして、好き勝手にエロ行為してみたい。性欲に男も女もありゃしないんですよ！！

......と最初は思っていたんですが、この作品を観ているうちに「ああ、やっぱり男と女って全然違うよなあ」と思わずにいられなくなってしまいました。
同じ透明人間モノでも、イカ臭い男子高校生が主人公なのとオッパイもお尻もプリップリの美少女JKが主人公なのとでは、まったく別物。月とすっぽん、どおくまんとセーラームーンくらいの差があるんですよね。

本作のヒロインは、小柄で愛らしい女子校生・るか（佳苗るか）。彼女は同級生のあや（宮崎あや）のことが好きで教室ではいつも彼女の姿を目で追っているゴリゴリのレズビアンなのだけど、「レズだなんて気持ちわるいよね......」と告白できずにいます。
しかしある日そんな彼女の元にレズの神様（？）が降りてきて、透明人間になれる薬を貰ったからさあ大変。愛するあやちゃんの部屋に忍び込んだり、かと思えば透明な姿で学校へ行って友達や先生にエッチなイタズラしたり......。

こうやって書くと「男子生徒の透明人間とほぼほぼ同じじゃん」て感じなんですが、観てもらえればすぐに「これはまったく別モノだ」とわかるはず。男が主人公の場合と違って、とにかくカワイイんですよ。
自分が見えなくなったとわかった途端「こんなのいらないわ。だって透明なんだもん！」と素っ裸になり、形のいいオッパイをぷるんぷるんさせながら愛する彼女のところへ突撃するるかちゃん（透明人間って設定だけど、もちろん実際には彼女の姿は見えてます）。
あやちゃんの部屋に入ると、「あやちゃんの部屋着姿、カワイー！！」と興奮したり、「イッヒッヒ～」なんて言いながらこっそりキスしたり。ついにはお風呂にまでついていって、泡だらけのあやちゃんのアソコを愛撫してイカせちゃう。
宮崎あやちゃんもすごくかわいい子なんですが、どちらかというと佳苗るかちゃんのほうがパッと華のある美少女タイプ。やってることはイカ臭い男子高校生そのものでも、こういう子がコミカルに演じてくれると愛らしくって思わずニヤニヤしちゃうんですよね。
レズだからプレイ的にはソフトなんだけど、小柄で動きがチョコチョコしてて表情豊かで小動物みたいだから、観ていてちっとも飽きません。

次の日も全裸で学校へ侵入し、「愉快愉快、誰も私が裸でいるのに気づかない......！」と一人喜ぶるかちゃん。
一生懸命勉強している友達の机のでコマネチポーズをしたり、こっそりパンツを脱がせてクンニでイカせたり、ハイテンションで透明人間である状況を楽しみます。
プレイはソフトめと言ったけど、校長室に忍び込んで眞ゆみ恵麻演じる巨乳熟女校長と年の差レズをしたり、あやちゃんが彼氏といいムードなところへ割って入って結果的に寝取っちゃったり、シチュエーション的にはなかなか盛りだくさん。
あやちゃんに透明人間だと気づかれてしまうラストの展開も面白くて、終始ニヤニヤしっぱなしでありました。

ただ一つ？？？だったのは、中盤に出てくるあるシーン。
透明人間のるかちゃんが、あやちゃんをいじめたクラスメイトにエッチなイタズラをしてこらしめるんですが、そのときなぜか全身タイツを着てるんですよね。
ずっと全裸っていうのも芸がないと思ったのか、それともただ単に監督がるかちゃんをイジりたかったのかはわからないけど、全身タイツって......。透明人間の世界観だと、タイツだけがふわふわ宙に浮いているように見えてしまうんじゃないでしょうか。
でもまあ、ROCKETの作品と思えば、これくらいのハチャメチャはありなのかも。全身タイツ姿もまたかわいかったから、よしとします。

いやあしかし、佳苗るかちゃんにこんなコメディの才能があったとはちょっと意外だったなあ。
とにかくかわいくてノリノリで、そこらへんにハートマークがたくさん飛び散ってるような一本になっていますので、ニヤニヤしたい方は是非どうぞ。特に佳苗るかファンは必見ですよ！

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『レズのワタシが透明人間♀になった！女子校編（ROCKET）』

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