WEB SNIPER's special AV review.
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スナイパーAVレビュー!
アクメ自転車から始まり、アクメを動力にしたFuck-1グランプリ等々、AV史に数多くのインパクトを残した「アクメ」シリーズが前人未到の境地へ到達した――。素っ裸でパラグライダーにチャレンジし、上空1000mで電マ潮吹きするという、あまりにもSODらしいドキュメント!!ちょいと大人の企画AVファンなら思わずそう叫んでしまうはず。
空中で潮吹きアクメにチャレンジ。パラグライダーとクレーンの差はあれど、これってSOD初期の看板企画だった『地上20m空中ファックシリーズ』にそっくりじゃあないですか。
「一体なんのために莫大な手間とお金をかけてこんなバカなことを……?」
「果たしてこれってエロいの……?」
美女が大空高く潮を撒き散らすパッケージを前に抱く思いは、十数年前とまったく同じ。でも、気になって観ずにはいられない気持ちもやっぱり同じ。
とにかくすごいビジュアル。時間を超えたインパクトであります。
まあ、はっきり言って内容的にはかなりキワモノ。テレビだったら出川哲朗かダチョウ倶楽部がやる企画ですよね。でも、そんなバカバカしいことをナイスバディの美女が真剣にやるところに、なんともいえない味わいがあるんです。
今回、空中での潮吹きアクメに挑戦するのは、くっきりした甘い顔立ちと健康的なムッチリボディが眩しい藤崎クロエちゃん。
スラブ系のクォーターで、身長168センチのHカップという豊穣な大自然を感じさせる体つき。嫌なことも寝たらすぐに忘れちゃう明るい頑張り屋で、「AVは普通じゃできないことができるから楽しい」という、まさにこの企画にうってつけのタイプです。
AVの企画とはいえ実際にパラグライダーをやるんだから、そう簡単じゃない、ある意味命がけです。インストラクターに付いて訓練もしなくちゃならないし、恐怖心からうまく飛び立てず失敗したりもするわけです。
「今まで何かスポーツやってましたか?」
「テニスを……」
「完璧じゃないですか。厳しいですが、頑張ればそれに見合った感動がありますよ!」
なんてことを言われて、笑顔で頑張るクロエちゃん。
こうなると不思議なもんで、口元に浮かんでいたニヤニヤがだんだん消えてきます。いや、そればかりか恥ずかしながら感動めいたものさえわいてくる。空中潮吹きアクメなのに……。このへんが、SODの企画モノの魔力なんですよね。
いきなり子供の頃の写真や小学校の卒業文集が出てくるドキュメント風の演出も、ユーザーの感覚をいい具合に狂わせます。
パラグライダーのコツを掴んだところで今度は全裸になり、股間に電マを装着してジャンプ。
上から、下から、遠くから、頭のすぐ上から。いろんな角度で前人未到の空中アクメを迎える彼女の姿を撮影します。
全裸でパラグライダーしてるってだけでもヘンなのに、股間からはスプリンクラーみたいにピューピュー潮が。そしてそんな状況なのにもかかわらず、聞こえてくるのはピンマイクが拾った「あぁ〜ん。んはぁ〜ん」という場違いなアヘ声。
ああ、なんてシュールなビジュアルでありましょう!
たとえ空中でも気持ちよければいつもと同じようにイッてしまうクロエちゃんの、いや、女の凄さを感じずにはいられません(あと、アンアンと潮を撒き散らす彼女を、後ろから黙ってサポートしていたインストラクターさんの心中も気になります……)。
本編は2時間弱ですが、実際に空中アクメにトライする場面は前半の数十分。
じゃあ後半は何をしてるのかというと、本番数日前にクロエちゃんが男優の部屋へ行ってハメ撮りしたり、全裸で股間に電マを固定してアクメトレーニングをしたり。要するにエロパートですね。
「インパクトがあるから」といって空中アクメのパートを無理に伸ばしたりせず、こういうオナニー用のチャプターを入れてくれるのは嬉しい限り。
エロパートと空中アクメが独立した別物って感じにならないよう、もう少し自然に噛みあってくれてるとさらに良かったかも……。
最近、なんとなく温故知新ムードが漂っているSODの企画モノ。私は未見ですが、この夏は6年ぶりの全裸シリーズである『全裸バレエ』もリリースされとか。
オールドファンとしては胸がときめいてしまうところです。
文=遠藤遊佐
『世界初!!空中潮吹きアクメ(SODクリエイト)』
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10.10.10更新 |
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