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超ハード系SMメーカー『SCRUM』最新DVD特報!
ボディバッグに入れて連れてこられた少女がバックに入ったまま蹴られ、踏まれてリンチを受ける。さらには窒息系、打撃系、流血激痛系の過酷な責めを立て続けに受けて……。残酷天使・月花女王と風見蘭鬼氏とのタッグで送る、超ハードSMの最前線!! 意味を超越した存在そのものへの問いかけを、少女は苦痛の中で自ら行ない続ける――。針貫通・スタンガン・鞭打ち・サスペンション・蹴り・首絞め等々、
想像を絶する激痛系アタックが少女の華奢な肉体を襲う凄絶なドキュメント
↑スプリットタンを施した舌に糸を通して上下左右に引っ張り、さらに胸の谷間を縫合する月花女王。
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↑少女はボディバックに入れられた状態で連れられてきた。視界を覆われたまま蹴られ、踏みつけられるリンチを味わった後、首絞めや火炎放射責めなど暴虐の嵐に見舞われることになる。
↑背筋が凍るような緊張感。滴り落ちる血が匂いたつよう。
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↑限界まで伸ばしたゴム管を柔肌に幾度も打ち当てて全身にミミズ腫れを作った後、両手足を拘束椅子に固定してケイン（棒）での太腿乱打。さらには乳房を縫いとめる針にスタンガンを押し当てた上、背中上部にフックを貫通して垂直に吊り上げ……。
緊急レビュー「無言で暴力を眺める1時間50分！」
これを観て何を書くというのか。何の感想もわかない。「僕もまだ観てないんですけど……」と言って、居酒屋でこっそり渡されたDVD。半透明のパッケージに入り、どの部分が題名かよく分からない盤面状の印刷。「人体破壊モノと言うか、CGは一切使っていないんです。全部、生の身体で実際に……」「うわー凄そうですね」「ハードSMの延長線上と言うか、人間が耐えられる痛さの究極を……」「へー」と言って受け取った時はなんとなく期待もしていたが。
なにしろ、DVDを入れてメニュー画面が始まる前にもう「『殺し屋1』であったなー」みたいな、背中の肉にカギフックを通して宙づりにしているシーンがチラッと映っていた。
なんというか、昔『Vice Magazine』かなんかで読んだ、イラクの話を思い出す。「最近、友達の間でフセイン時代の秘密警察の映像を観るのが流行ってるんだ。覆面をした秘密警察が、押さえつけた男の腕を千切れるまでバットで殴り続ける。友達同士で集まって、ひたすら無言で見続けてる」
今では彼らの気持ちも少しは分かる気がする。無言になるのだ。
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↑腕に刺した長い針にはなんと火薬が（左）。縫い合わされた左右の乳房。引き攣れた肉と肌を血が染めていく（右）。
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↑注射針を貫通させられたスプリットタン（左）。極太のフックを背中の肉に通して体を宙に吊り上げる。自分の体重によって限界まで引き伸ばされた肌と肉（右）。
とは言え、金原ひとみで有名になったスプリットタンが実際に見れてよかった。SMに「世界の奇祭」をまぜたようなこのDVD。暴力をひたすら見ることができる。全体は4部構成で、登場するのは3人。1人はスキンヘッドで……、いや、やめよう。
血は意外と出ない。体中に刺した針が、実は花火でそこに点火するのはギャグなのか本気なのか、とにかく創意工夫を感じた。しかし、2時間をそんなに長く感じなかったのが不思議だ。
ところで、スナッフフィルム（嗜好の為に作られた殺人フィルム）というのはこの世に実在するのだろうか？ いつも、話題になっては「あるに違いない（多分メキシコとかに……）」という、UMA（未確認生物、吸血人間とか）や宇宙人と同じ結論になるこの話題。今回このDVDを見て「やはり、あるに違いない！」と確信した（多分メキシコとかに）。
文＝ターHELL穴トミヤ
痣だらけの肉をさらに打つ生々しい音が腹に響く衝撃映像!!
暴虐の果てに少女は何を掴むのか――
ＦＬＶ形式 1.47MB 1分33秒
『PAIN GATE 花狂風月』（SCRUM）』
発売日：2009年9月17日
出演：月花/風見蘭喜/さくらすい
品番：DDSC-017
収録時間：110分
定価：8.400円
メーカー：SCRUM
メーカーサイトで作品詳細を確認・購入する＞＞＞こちら
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ターHELL 穴トミヤ
ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催（１人）。他にミニコミ「気刊
ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。
http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
10.10.17更新 |
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