web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 女の惨すぎる瞬間 『麻薬捜査官拷問(ベイビーエンターテイメント)』 女捜査官FILE01 早見カヲルの場合 文=井上文 麻薬捜査官「早見カヲル」。彼女は本部長からの特命を帯びて被疑者である背毛山部屋の菊錦を尾行していた。その目的は麻薬取引現場を押さえ、ルートの全容を解明することであったが......。 |
麻薬の女捜査官が悪の組織に監禁されて猥褻な拷問を受ける過激ドラマ作品。冒頭、捜査官役の早見カヲルが筋力トレーニングをするイメージ映像があるのですが、その引き締まったボディに期待が高まります。腹筋の割れ具合からすると本当に普段から鍛えているのではないでしょうか。声が低く、顔立ちも精悍で、演技を超えてクールな印象を受けます。色黒ですしユーザーによって好みの問題はあるにせよ、設定的にはなかなかのハマり役だはないでしょうか。
そんなヒロインを監禁し、責め立てる悪の頭目は速水健二。責め役専門のベテラン男優です。ネチネチとしたセリフ回しや顔嬲りの際の弄り方にキャリアを感じさせます。
責めの山場はまず序盤、「取り引きの情報をどこで仕入れたか白状しろ」と、着衣のまま立ち姿で拘束されたヒロインを速水が少しずつ脱がしていくところ。まずは服の上から胸を撫で、次いでブラウスを鋏で切り裂き、乳首をこねくり回した上で、下半身へは行かずに顔を変形させて精神的に嬲ります。鼻の穴に指を入れたり豚鼻にしたり、吊り目にしたり垂れ目にしたりと、力のこもった顔面玩弄をじっくり見せます。
やがてようやく下半身が露出されると、ここで速水の手下が加わり、パンティ越しに電マ責め。ヒロインはセリフの上では気高い女捜査官のままですが、身体がビクンビクンと反応し始め、腕や腹の筋肉が浮き上がり、顔や胸にヌラヌラと脂汗をかいています。このジワジワとした陰湿な追い詰め具合が第一の見どころです。
中盤はうって変ってハードな展開に。ベッドに大の字拘束をしての剃毛、四つん這い固縛でのスパンキング、バイブ、電マ、「媚薬」注入をしての電マバイブ、「媚薬オイル」を塗りたくっての全身マッサージ、大量電マでの潮吹きetc.と、各種責め具ごとのクライマックスが次々と続いていくことになります。山場の連続といったところです。
Baba★Za★Babby監督は作中で派手な玩具を使うこと多く、時にエロが消し飛んでしまっていると感じることがあるのですが、今作に関しては速水氏の経験もあってかディティールへのこだわりが随所に見えて、味に幅が出ていると感じました。女優さんのウリが巨乳でないところもいいですね(巨乳捜査官ものは他にいくらでもありますから)。
この後、(十分に引っ張った上で)女捜査官のプライドは完全崩壊、まるで獣みたいにイキまくり、カタルシスを満喫する終盤へと突入します。この女優さん、昂ぶった時の顔の歪め方が凄いんですね。そこら辺もハマり役と呼びたくなる所以です。冒頭で感じたクールな印象からの落差が楽しく、Baba★Za★Babby監督お得意の過激な小道具(大道具的な玩具もアリ)とも相性抜群です。
さらに控える濃厚なエンディングまで、どこをとってもクライマックスと呼べそうな作品ですが、ヌキどころはユーザーによって完全に別れそう。その幅が見えた分、Baba★Za★Babby監督の新たな展開を期待させる一本だと思いました。
文=井上文
女の惨すぎる瞬間『麻薬捜査官拷問(ベイビーエンターテイメント)』
女捜査官FILE01 早見カヲルの場合
発売日:2008年11月29日
JANコード:4526412083630
女優:早見カヲル
監督:Baba☆Za☆Babby
品番:DXMG-001
収録時間:166min
メーカー:ベイビーエンターテイメント
レーベル:BLACK BABY FACTORY
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.12.16更新 |
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