web sniper's special AV review. WEBスナイパーAVレビュー 『ヒロインバトル003(GIGA)』 文=井上文 スーパーヒロインの正義の味方ブルーガール(杏野るり)とヒール悪役のブラックレディー(桐島冴子)のリング上での戦い。プロレスの試合という形式を採り、勝敗を決する。果たして正義は悪に打ち勝つことができるのか? 運命のゴングが鳴る!! |
正義のスーパーヒロイン・ブルーガール(杏野るり)とヒールのブラックレディ(桐島冴子)が本格リングでプロレス対戦!というシンプルかつストレートなキャットファイト作品です。フェティッシュな衣装に萌えつつ、またハプニングシーンに夢を抱きつつ、あんまりヌルい格闘でないことが期待されます。
2人のデータを書いておきましょう。杏野るりは身長が149cmと小柄ながらB83・W56・H81の美少女的ナイスバディ。一方の桐島冴子は身長が167cm、B100・W63・H99という肉弾ボディで、1mのバストが凶器じみた迫力。三階級くらい違うかな……。
ルールは特撮的必殺技は一切なしのプロレスルールで約60分の3本勝負。果たしてどちらが勝つのか!? 「普段からヒロイン面して気に入らない。クソアマが。ぶっ殺してやる」「相変わらず下品な女ね。死ぬのはお前よ」というキャラ設定に則った罵り合いから、ゴングと同時に試合開始です。
序盤は攻守がめまぐるしく交代。その動きは想像を遥かに超えて滑らか。ちょっと驚きです。チョークスリーパー、コブラツイスト、逆海老固め、アキレス腱の取り合いなど、見栄えのする技の応酬が見られます。1本目、2本目と、ここで勝敗は書きませんが失神KOによるドラマティックな決着がつきます。作品上の印象としてはエロよりも2人の運動神経のよさや体力をアピールすることでキャットファイトの醍醐味を表現している感じです。
もともとマニアックな世界をテーマに据えたAVなのでそれはそれでOKですが、ラストの3本目となると変化が求められるのも当然。ここでは桐島が序盤からハミ乳をしたことから流れが変わり、比較的ノーマル度高めのエロ試合が展開されます。マウントポジションでのオッパイクロー(乳房を握り潰すように掴む)やコブラツイストしながらのオッパイクローなど、双方譲らぬオッパイクロー地獄(天国?)が繰り広げられるのです(加えて股裂き系の攻防もたっぷり観られます)。
1&2本目と3本目、どちらに興奮するかは好みの分かれるところだと思いますが、一通りのことをしていながらも最後までプロレスの枠に収めようとしているところは、ブレがなくてマニアレーベルらしいこだわりを感じます。スーパーヒロイン vs ヒールという図式にもベタゆえの醍醐味があって女子プロ的に楽しめました。殺伐としすぎないキャットファイトがツボという方にオススメできる1本です。
文=井上文
『ヒロインバトル003(GIGA)』
発売:2008/11/28
女優:杏野るり、桐島冴子
監督:SCHWARZEN III
収録時間:DVD60分(+4分)
定価:7,980円(税込)
商品番号:AKBD-07(DVD)
メーカー:GIGA
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.12.29更新 |
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