web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『熟れた人妻の身体に背徳の契約が刻まれる…… 汗と唾液にまみれて堕ちていく美熟女の姦淫地獄(GIGA)』 文=井上文 全ては愛する夫を救うため――。美人妻の裕美が取った行動は、その熟れた身体を変態男に捧げることだった。変態男の度重なる陵辱に、裕美の心と身体が汚されていく……。 |
人気美熟女優の北原夏美が主演する本格エロドラマ。監督のシュワルゼン\x87V氏はギガのヒロイン凌辱もので知られていますが、屈辱、恥辱の描写が素晴らしく上手い人です。設定やジャンルは違っても押さえるべきツボは一緒ということなんでしょうかね。
ストーリーは、北原演じる「奥様」が、夫が会社で指示した粉飾決済の証拠を握る男に「旦那を犯罪者にしたくなかったら……」と脅され、身体を弄ばれるというもの。心理描写を巧みに盛り込みながら「奥様」が少しずつ追い詰められていく様を丁寧に描いています。
最初の凌辱シーンは男のボロアパートが舞台となり、口をゆすいだ茶を(男が奥様に)飲ませる、奥様の靴の匂いを男が嗅いで舐める、奥様の脚の匂いを嗅ぐ、そのまま足指をしゃぶる、髪の毛をしゃぶるなど、男のアブノーマルな嗜好が強調されます。
また、その時の「奥様」の反応から、彼女の羞恥心の強さが細かく表現されていきます。パンティの匂いを嗅がれ、震えながら「恥ずかしい……!」と言って自分の顔を手で覆うなど、古典的なリアクションですがツボを刺激されてしまいますね。
登場人物たちの事情や内面の動きがよく分かりますから、たとえばイラマチオのシーンも違和感がなくドラマティックです(単純な暴力映像だったらペニスを噛み切られないと不自然)。「奥様」はその場で犯され、中出しされた上に写真を撮られ、次の凌辱へとつながっていきます。
ちなみに「奥様」を脅迫する男を演じているのは男優の甲斐太郎氏。簡単に獲物に食いつかず、ネチネチといたぶっていく挙動が憎らしいほどハマッています。きちんとした脚本のあるドラマではこういう演技力のある男優さんが必須ですね。
二度目の凌辱シーンは男の経営する工場が舞台。手首を括り合わされて頭上のパイプに固定された「奥様」が、パンスト越し→パンティ越し→秘唇を直接という順で指弄され、脂汗をかきながら快感に堪えようとします。が、男の太い指で秘唇を二チャニチャ掻き回された上に「こんな音させて……欲求不満の、メス豚が」と言われた瞬間、彼女の中で何かが崩壊します。
ゆっくりと進む心理的なせめぎ合いもいいですし、AV的な玩具や小道具を一切登場させないリアリティも強く称賛したいところです。後半、再び犯され、クライマックスに入ってからようやく巨乳が剥き出しになるのですが、そこからの満を持しての乳房嬲りも必見です。
最終的に「奥様」がどう堕落していくのか、ストーリーの転がり方と一緒に最後までじっくりと見られる作品だと思います。
文=井上文
『熟れた人妻の身体に背徳の契約が刻まれる……
汗と唾液にまみれて堕ちていく美熟女の姦淫地獄(GIGA)』
発売中
出演:北原夏美
監督:シュワルゼン3世
作品番号:NRYO-17
定価:4,830円
収録時間:本編97分、メイキング0分
メーカー:GIGA
レーベル:陵辱研究所
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.10.21更新 |
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