web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『楠木女学院 奴隷色のステージ2(アタッカーズ)』 文=井上文 今夜も、屈辱的かつ羞恥的な自己紹介と共に……淫液にまみれた猥褻ショーが幕開ける……ステージで犯されるバレエ部の二人。日頃鍛えた技術と柔軟は、客に奉仕することにしか使うことを許されない……。待望のシリーズ第二弾! |
伝統ある楠木女学院の闇の姿……それは、生徒や女教師を奴隷にして調教し、理事会メンバーや政財界の人間の相手をさせる組織。罠にかかった女たちは、まず校内の「開かずの倉庫」と呼ばれる場所に監禁されて毎日犯された後、貞操帯を着けられて元の世界に戻される。そして毎週決まった日に秘密クラブのステージでレズやまな板、浣腸ショーに強制出演させられるのだった……。
前作では女教師がクローズアップされていましたが、続編となる今作ではバレエ部員の2人(純名もも&天使美樹)と、前作で調教を受けた姫咲りりあが引き続いて登場し、女生徒3人が輪姦劇の餌食となります。
責め内容は、犬歩き(姫咲りりあ、純名もも)、精飲、中出し輪姦(全員)、浣腸&強制噴出(天使美樹)、両手吊りでの鞭乱打(純名もも)、アナルレイプ(純名もも)など、人気の美少女系女優に科すには盛りだくさん且つ濃厚なものになっています。
が、個人的にグッと来たのは、シンプルゆえに美しい拘束の仕方でした。手枷にしても足枷にしてもボールギャグにしても、SM系の作品ではすっかり見慣れたはずの存在ですが、それが無駄なく効果的に使われると、たちまち革の質感が艶めかしく映り、小さな金具や独特の音までもが妖しい魅力を放つということがあるのですね。
監督の川村愼一氏はシネマジックの作品で定評のある人ですが、女体の見せ方を含めて強い美意識を感じさせてくれます。AV丸出しの電マや、ストーリーやキャラ設定と無関係な装飾的な縛りを廃し、贅沢なキャストを最大限に活かしてくれていると思います。
気になったのは、せっかく制服やバレエのチュチュなどフェティッシュなアイテムが揃っているのに、責める段になるとすぐ丸裸にしてしまうところ。女優たちの裸体が非常に綺麗なので、ここは敢えて……ということでしょうか。さらなる続編にも期待します。
文=井上文
『楠木女学院 奴隷色のステージ2(アタッカーズ)』
発売日:発売中
出演:純名もも、天使美樹、姫咲りりあ
監督:川村慎一
収録時間:190分
価格:6,090円
商品番号:DLEN-001
メーカー:アタッカーズ
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.09.20更新 |
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