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web sniper's special AV review. ＷＥＢスナイパーＡＶレビュー 『陰茎病棟（エピキュリアン）』 文＝安田理央 ペニス責め･尿道責め等をテーマに繰り広げられる、睾丸、陰茎、乳首への針を刺しもありのアナザーワールド。圧巻の「尿道生け花･バラの花を3本尿道にねじ込む」「極太カテーテル導尿」を貴方は直視できるか――。 |
いやね、僕だって『スナイパーＥＶＥ』のビデオレビューを長いことやってますから、Ｍ男ビデオはずいぶん見てますよ。ちょっとやそっとの残酷プレイなら驚かないですよ。
でもね、チンコは止めて。チンコだけはダメなんです。特に尿道責め。もうね、見てるだけで自分のチンコがキューンと痛くなっちゃうんですよ。男のチンコは、それほどデリケートなところなんですから。ね、チンコは止めましょうよ、チンコはオモチャじゃないんですから（半泣き）。
というわけで見る前から気の重かった本作。もうタイトルからして「陰茎病棟」。チンコ責める気満々ですよ。パッケージ見たら、恐ろしい言葉がたくさん並んでますよ。ああああ、もうイヤだ。ダメなの？ これ見なくちゃダメなの？
いきなり、どっかで見たことのあるような後ろ姿が。バーのカウンターで、グラスを傾けてるのは、あれ、すあまさんじゃないですか。ああ、すあまさんが出てるんだ。すあまさんなら、いいや、いくら尿道責めされても、笑ってみてられるし。なんて思ったんですけど、すあまさんは、このイメージシーンだけの登場なんだそうです。ちぇ。つまんない。
派手な顔立ちの辰神麗子さんがブルーのラバーナース姿で登場。うちの入院患者ですと紹介されるのは犬型の全頭マスクをかぶったＭ男たちです。
最初はバラムチ。かなりビシビシ叩かれてますが、まぁ、この辺は小手調べというところでしょうか。
続いていきなり、タマ袋にクリップで重りをぶら下げていきます。なんかたくさんぶら下げています。しかも勢いよく揺らされてますよ。痛いよ、袋は痛いよ。それなのに、患者さん、ビンビンに勃起してます。す、すげえ……。
そして亀頭にぶっといピアスリングを通します。最初は、え、なんでこのリングがチンコにハマるの？と思ったんですが、どうも最初からピアス穴が開いてるんですね。ウヒーッ。オシッコがそこから漏れちゃわないかな。亀頭に通したリングにヒモつけて、それひっぱってますよ。ああーっ。痛いよ、それは痛いよ。チンコがちぎれちゃうよ。
でも、そんなもんじゃないわけですよ。その後はですね、尿道にですね、バラの茎を挿して、チンポを花瓶にしちゃうんですよ。しかも一本じゃないんですよ、三本ですよ、三本。うわーん。ダメだよ、尿道は何かを入れるところじゃないよ。
さらに尿道にハイヒールのかかと、ピンヒールが入ります。ええええ、細いとはいえ、ピンヒールですよ。そんなもん入るわけないじゃないですか、と思ったら、あっさり入っちゃってます。人体の驚異。
そしてカテーテルも入れて導尿。カテーテルは医療的にも尿道に入れるものだから間違いじゃないけど、それでもやっぱり痛そうで見るのがつらいですよ。
あ、次は乳首責めだ。針責めとハードですけど、なんか尿道責めよりはいいや。ブスリブスリと刺されてます。でも麗子さん、その刺した針の上を歯車状の器具でグリグリしてます。ダメ〜っ。そんなことしちゃダメだってば。なかなか声を上げない患者さんも、この時はかなりのうめき声を上げてましたよ。
で、その針を……、え、え、え、止めましょうよ、そんな、チンコに刺すだなんて。うわぁ、袋にそんなに刺したら……、げっ、き、亀頭にも刺すんですか。それは洒落に、洒落になんないですよ。げげげげげ……。
ラストは蝋燭を尿道に刺して、火を付けるという荒技。
いやぁ、もう本当にキツいわ。男にとってチンコは痛みが共感できるというか、ちょっと見てるだけでもヤバイです。見終わった時、冷や汗かいてました、僕。
編集部Ｉさん、大変申し訳ありませんが、僕、もう尿道責めモノだけは勘弁して下さい。
文＝安田理央
『陰茎病棟（エピキュリアン）』
発売日：発売中
出演：辰神麗子
企画製作：エピキュリアンEVE
収録時間：80分（特典映像を含む）
品番：EVE-001
価格：6300円（税込）
メーカー：エピキュリアン
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安田理央 エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。この夏、ついに四十代に突入ですよ。もう人生の折り返し地点かと思うと感慨深い。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
09.06.25更新 |
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