web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『社長令嬢の嘆き 閉じ込めた感情(アタッカーズ)』 文=安田理央 社長令嬢のれいは、父に取引先の理事長から小切手帳を受け取ってきてほしいと頼まれる。潔癖症のれいの体を弄ぶ中年男たち! |
どうも自分はサディストというよりも、不幸な女の子フェチなのではないかなと思う時があります。可哀想な女の子、薄幸そうな女の子に大変萌えてしまうのですね。
なので、この作品には、かなりグッと来てしまいましたよ。どストライクと言っても過言ではありません!
みづなれいちゃん演じるヒロインは、社長令嬢・れい。整った上品な顔立ちのみづなれいちゃんには、お嬢様がよく似合いますね。浮世離れした白いドレスも、れいちゃんが着ていると、これもアリだなと思っちゃうほど。
そして、幸せそうなお嬢様であればあるほど、その後に待ち受ける不幸が映えるわけですよ。
社長である父親の会社が不渡りの危機を迎えてしまいます。それを乗りきるには取引先の信用金庫の理事長のもとにある小切手帳が必要。理事長はれいに小切手を取りに来るように言います。しかし理事長は以前かられいの肉体を狙っていたのです。それを知りつつも、父親の会社のために意を決して、理事長の自宅へ向かうれい。
理事長は当然のように、小切手を人質としてれいの肉体を要求するのです。抵抗もできずに犯されるれい。
さらに、れいには神経質なまでの潔癖症だという伏線が引かれているのです。そんな潔癖症の女性が、憎い中年男に体を弄ばれる! 不幸の二乗! キスからして心底イヤそうな表情に不幸好きとしては萌えてしまうわけですよ!
さらには彼女には夜道でスタンガンを使われて拉致され、意識のないままに全裸の恥ずかしい写真を撮られていたという過去もあるのですが、それもこの理事長の手先の仕業だったのです。
さて、再び、理事長に呼び出され、廃工場のような人気のない場所へ連れてこられたれい。理事長と手先の目の前でストリップを強制されます。恥ずかしくてたまらないのに、自ら全裸にならなければならない恥辱。顔を真っ赤にして、手で必死に隠しながら一枚一枚脱いでいきます。ああ、これ筆者の一番好きなシチュエーションなんですよねぇ。
さらに「れいのおまんこ、よく見て下さい」なんて言わせながら、自分で性器を開かせるなんて、もうツボ直撃ですよ。
潔癖症であるれいに、ペニスはもちろん、脇の下、そして肛門まで舐めさせる理事長。この時のれいちゃんの辛そうな表情だけで、ご飯三杯、いや、オナニー3発はイケますね! 正直言ってセックスシーンなんてどうでもいいんですよ私は!
ま、もちろんAVとしては、そこでちゃんと犯して、顔射決めて、精液までゴックンさせちゃうんですけどね。潔癖症のれいちゃんにゴックンってのも、可哀想すぎて萌えますねぇ。
でも、れいちゃんの不幸はまだ終わらないのです。天井から両腕を吊され、脚も縛られた状態で、クリトリスや膣に、漆を20倍に薄めた溶液を塗られ、一晩放置されてしまいます。当然、痒くて溜まらず、一晩中モジモジし続けるれいちゃん。
ついに「まんこの中をかき回して!」なんてお嬢様にあるまじきセリフまで吐いてしまうのでした。
そうなると、この後のM字開脚拘束にてのローター責め、電マ責めも俄然効果的なものになるわけですね。個人的には刺激が強すぎてギャーギャー騒ぐばかりになってしまう拘束電マ責めって、あんまり色気を感じなくて好きじゃないんですけど、このシチュエーションだと、かなりグッと来ます。徐々に崩壊していくれいちゃんの反応も素晴らしい。
そして衝撃的なラストシーンへと向かっていくわけです。
アタッカーズはシチュエーションをきっちりと描いていく点に定評があるわけですが、本作はみづきれいちゃんのルックス、キャラクターがそこに見事にハマって、奇跡的な名作となっております。いや、ほんと、コレいいわぁ。
文=安田理央
『社長令嬢の嘆き 閉じ込めた感情(アタッカーズ)』
出演:みづなれい
監督:りんや
発売日:2009年08月07日
品番:DVD/SHKD-378
収録時間:110分
価格:2,940円 (税込)
メーカー:アタッカーズ
レーベル:死夜悪
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安田理央 1967年生まれ。エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
09.08.10更新 |
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