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スナイパーAVレビュー!
拉致された妹を助けるため、姉のカエデはラバーミストレス・辰神麗子の生きたオモチャとなる。不気味なガスマスクやバルーンマスクでの玩弄、ペニバンでの凌辱......。ラバー製品独特の「質感」と「音」をじっくりと堪能できる、ファン垂涎のマニアック作品。 自分も何の前情報もなくこの作品を見始めた頃は、正直どちらでも一緒だろうぐらいに思っていた。
だがやはり全然違う。何より質感とその音がラバーの魅力なのではないか。
この作品はストーリー仕立てになっていて、失踪した妹を探していた姉のカエデ(大城かえで)が、謎の組織に拉致され、ラバー人形にさせられ、快楽拷問調教を受けるというのが話の流れである。快楽調教を施すのは、現役のミストレス・辰神麗子。風格のある女王様だ。
バーで飲んでいるところを後ろから薬品のようなものを嗅がされて気を失ってしまうカエデ。目を覚ました場所は地下牢のような暗い部屋の中。鉄格子をはさんだ向こう側の壁には、軍服を着た日本人女性の肖像画がある。
「この画は私のおばあさん。旧ドイツの功績ある研究者。神経ガスと呼吸成分の権威。あなたが気絶させられてから、ちょうど12時間。正確な目覚め。さすがおばあさまが開発した薬品ね」
黒のラバーのつなぎを着た女が現われ、射るような目つきでカエデを見つめる。
右手にはムチを持ち、ときおり自分の左手のひらを叩いてリズムを刻む。
「あなた、妹を探しているんでしょ」
「アヤ、アヤはここにいるの?」
「会わせてあげよう」
すると明らかに拘束調教されてボロボロになった妹が、男に抱えられてやってくる。そしてその場所で男の首締めによる、さらなる折檻。
思わず、顔を背け涙ぐむ姉。
「やめてやめて。ひどいことしないで。やめてぇ!」
「ふん、ではオマエが代わりになってもらおうか」
こうしてラバー人形の調教が始まる。
まずはゴム製の黒いソックス。乳房だけを丸く出したレオタード。肘まである長手袋を次々と穿かせていく。もちろんラバーなので簡単には穿けない。ゴムを伸ばし伸ばししながら着けていくのだが、その時、ゴム特有のカサカサ、キュッキュッという音がする。
このラバー特有の擦過音は作品全体を通して鳴り続ける。見ているうちにこの音が質感を如実に伝えてきて、なんだか手に感触があるかのようである。
黒いハイヒールをラバー製の靴下の上から履かせ、「これで完璧になったわね。ちょっと立ってみてぇ」と言って、カエデに辺りを歩かせる。
しかしなんだか歩きにくそう。カエデはへっぴり腰でノタノタと歩く。
イスに座らせ、今度は顔に黒いガスマスクを装着。息苦しいのか呼吸が荒くなる。
ここまで着せ替え人形のようにカエデを扱う辰神麗子。
イスに手足を拘束するとようやくバイブを取り出し、露出している乳首とラバー越しのマンコに当てる。
マスクをつけたままよがるカエデ。もちろん表情など見えない。息苦しそうな声でのあえぎと体の痙攣でその反応を推し量るしかない。
場面が変わり、脚だけラバーのニーソックスのカエデ。そこに赤いラバー服の辰神がやってきて白いラバー製のおむつを着ける。
そして黒いラバー製のシーツに腰掛けさせ、ポンプアップ式のバルーンマスクをつける。
「見えないし、聞こえないわね」と麗子が言って、ポンプで空気を入れていく。
ときおり、空気穴を塞いで息を止める。
ニターと笑う麗子。苦しがるカエデ。頭にかぶったラバーを擦らせて、ゴムの音を際立たせる。
最後にペニバンをつけた麗子とのセックス。
まずは裸のカエデに黒いラバーつなぎをつけ、ペニバンを強制イラマチオ。よだれをたらしているカエデに容赦のない腰振り。
その後、股下のジッパーを上げると剥き出しにされたマンコに騎乗位挿入。それから開脚気味の正常位にして、挿入したままクリトリスにバイブを当てる。さらに松葉崩しをへて、背面騎乗位でのバイブ責めにカエデは絶頂を迎える。
ときどき辰神麗子がスタッフの指示出しに目を向けて確認している表情が覗くのが残念だが、パフォーマンスのいい大城かえでとのマッチメイクは相性がよさそう。
作り手のいかにも好きそうなジャンルであることがわかる仕上がりになっている。
文=淫語魔
『拉致られラバー人形(エピキュリアン)』
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12.07.06更新 |
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