web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『責め縄秘画報 責め縄秘画報(アートビデオ)』 文=水村幻幽 責め縄に魅せられた豊満優美な友田真希へ、耽美派縄師・奈加あきらが激縛! 激しく縄酔いを繰り返す業深い女体に注目! |
耽美派責め縄縛師奈加あきら氏による緊縛責めの世界を描く。
次々と繰り出される様々な緊縛は、見るものを嗜虐と官能の世界に酔わせてくれる。
解説として書いてある次の文章は、この作品の真髄を的確に表現したものといえよう。
「千変万化する一条の縄、絡み合う数条の縄たちを巧みに操り女体を艶美に、凄愴に縛り上げる日本独特のSM情趣」
それに加えて、激縛される友田真希嬢の情緒ゆたかな姿態も、本作品の大いなる魅力のひとつ。
ひしひしとまとわりついてゆく縄を受けながら、何度となく縄酔いの表情を浮かべつつもがき苦悩するその姿・その表情は、我々の加虐心を刺激せずにはいられない。
もっと縄を。もっと緊縛を。
それにこたえるかのごとく、奈加氏の責め縄はエスカレートし、所謂ぎっちぎちの壮絶な緊縛絵図を具現化していく。
激縛と苦悩。従来のSMと一線を画した耽美派としての真骨頂である。
更にもうひとつ書かせていただこう。
猿轡へのしっかりとしたこだわりが感じられて、猿轡マニアとしてとても嬉しく思った次第である。
布猿轡を装着する際、従来の古典派においては装着プロセスが省略もしくは短縮される傾向が強かったのであるが、本作品においては、それがしっかりと描かれている。
詰め物(ガーゼであろうか)を一片ごとに入念に口中に詰めていくシーン。
しかも合計三片もの量をぎっしりと詰めていく。
その上から噛ませタイプの猿轡をしっかりと施す。
そしてさらにその上から被せタイプでしっかりと発声を遮断する。
これらの作業の流れが、克明に時間をかけて表現されているわけであるから、このシーンだけでもOKという猿轡マニアも少なくない筈だ。
いろいろな意味で勉強になる作品だと思う。
文=水村幻幽
『責め縄秘画報 縄悦其ノ九(アートビデオ)』
発売日:発売中
主演:友田真希
監督:夢流ZOU
品番:ADV-R0281
収録時間:本編90分
税込価格:17,115円(税込)
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水村幻幽 1960年、埼玉県生まれ。学生時代に米harmony社のボンデージ作品と出会い、1996年にウェブサイト『隷嬢寫眞館』を立ち上げ、素人女性を使ったクラシカルな作風のボンデージ写真を発表。以後DVD作品も手がけるようになる。ジャパニーズ・レトロ・ボンデージの旗手。
水村幻幽氏のサイト=『隷嬢寫眞館』 |
07.09.02更新 |
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