web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『全裸巨大少女 着る服がないの… 〜隠しきれない強制露出〜 (SODクリエイト)』 文=安田理央 絶対逃れられない究極の羞恥、それが巨大化!着る服もなければ、人目を避けることもできない露出地獄が恋する巨乳女子高生さゆりを襲う! |
ある日、突然女子高生が巨大化してしまい、宇宙から襲来した謎の触手生物と地球の平和を守るために闘う!という特撮ドラマ的なストーリーに「SODクリエイト」が挑戦! いや、これ素晴らしい怪作ですよ!
巨大化を羞恥という視点で描いているのが斬新かつAV的。巨大化してしまう→着られる服がない→全裸のままでみんなに見られる→恥ずかしい……というわけで、巨大女子高生さゆりちゃん(はるか悠)は、終始「恥ずかしい、見ないで」を連発しているわけですよ。
なにしろ巨乳にコンプレックスを持ち、男子生徒にジロジロ見られるのが嫌で体育の授業をサボってしまうほど恥ずかしがり屋のさゆりちゃんですから、巨大化した全裸の姿を街の人々に見られて、テレビ中継までされちゃうなんて、羞恥の極み。巨大化したからじゃなくて、恥ずかしいから逃げまどうんですね、さゆりちゃん。電車を跨ぐ時も、ちゃんと股間を隠しながらというのが萌えますね。
しかし、その巨大な裸身を隠すところなど、街のどこにもなく、山に逃げ込みますが、おしっこをすれば、アンモニアの川ができてしまい周囲の住民に迷惑をかけてしまうのでした。いやぁ、これは恥ずかしい。
自衛隊に捕らえられて、ガリバーのように拘束されてしまったさゆりちゃん。「こんな巨大生物が繁殖したら大変だ。妊娠していないかどうか調べなければ」と、ショベルカーの先端につけた巨大カメラを処女のアソコに突っ込まれ、さらには博士が自らその部分へ身体ごと突入。
「ああ、こんなオジサンを入れるのが初体験なんて」と嘆くさゆりちゃん。んー、こういうのも処女喪失っていうですかね(笑)。
さて、そして宇宙からやってきた謎の触手生物ゲンマと闘う羽目になるんですが、怪光線でオナニーさせられるわ、触手に犯されるわで、そんな恥ずかしい姿もテレビで全国中継されてしまうのでした。
さらに非常にAV的に素晴らしい方法でゲンマを撃退するという見事なオチ。いいなぁ、くだらないなぁ、最高だなぁ。
博士たちが突入するさゆりちゃんの巨大マンコは、男が突然10センチに縮んでしまったという設定の奇作「ゆいちゃんの恋人」、触手生物は、触手モノに真っ向から挑んだ快作「触手アクメ」の使い回しのようですが、考えてみるとこんな作品ばかり撮ってるんですね、「SODクリエイト」(笑)。
もちろん特撮的には稚拙なんてもんじゃないチャチさですが、この作品に、そういうものを期待する人もいないでしょ。まともなセックスシーンはないけれど、人々の好奇の視線を浴びて羞恥に悶えて身体を縮こませるさゆりちゃんの姿には十分に興奮しましたよ!
70分とコンパクトにまとめているのも正解! 七咲楓花ちゃんが四つんばいで生肉を食いちぎる「狼少女」も、意外に青春ドラマ的に秀逸な出来だったし、いつまでもAVならではのアナーキーな可能性を忘れない「SODクリエイト」の姿勢は応援したいですね。
文=安田理央
『全裸巨大少女 着る服がないの…
〜隠しきれない強制露出〜(SODクリエイト)』
発売日:2008/06/19
品番:SDMS-439
監督:石川欣
出演女優:はるか悠
ジャンル:企画モノ
標準小売価格:2,980円
収録時間:70分
メーカー:SODクリエイト
メーカーサイトで作品詳細を確認・購入する>>>こちら
関連記事
【AVレビュー】 『蒼き超戦士リオン(GIGA)』
安田理央 エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。この夏、ついに四十代に突入ですよ。もう人生の折り返し地点かと思うと感慨深い。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
08.06.15更新 |
WEBスナイパー
>
AV情報