web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『稚肉の呻き(アートビデオ)』 少女ゆりか緊縛凌虐 文=安田理央 推い少女ゆりか、その無垢な柔肌に食い込む麻縄に呻き……恥肉に擦れる瘤縄に咽び泣き……滴る熱蝋に叫喚する……少女緊縛凌虐絵図!! |
冴えない溶接工(温水洋一似)が働く工場の横の公園のベンチに毎日のように座って時間をつぶしているセーラー服の少女がいる。溶接工が誘うと、少女は素直に部屋についてきた。溶接工はカレーライスを少女にご馳走すると、「飯代もらわないとな。これがおじさんの趣味なんだよ」と少女を縛り上げ、その青い肉体を弄び始める…。
畳敷きの部屋で、少女と溶接工だけが暗闇の中にはっきりと浮かび上がるSMの王道的なライティング。そしてネチネチと淡々と進んでいくプレイ。豆絞りの手ぬぐいでの猿轡。縛られ、吊されるセーラー服の少女の白いパンティ。注入され、一気に噴出する牛乳浣腸。
レトロ志向といってもいいほど、典型的なSMビデオです。しかしその古くささは否定されるものではなく、むしろ「これが見たいんだよ」と好意的に見るSMファンが多いのではないでしょうか。そして筆者もその一人です。
変態を自称して、電マやローソクなどを駆使して少女の肉体を嬲りながらも、優しさを忘れない溶接工。「どうでもいいさ」と自暴自棄な言葉を繰り返しながらも、いつしか溶接工の歪んだ性癖を受け入れていく少女。
最初は強引に凌辱されたにも関わらず、少女は以降も度々、溶接工の部屋を訪れ、そしてSMプレイに耽るのです。サディスト男性にとっては、ある意味で夢のようなシチュエーションかもしれませんが、これを実行すると、間違いなく逮捕されてしまいますので、ご注意下さい(笑)。
どこか寂しげな少女の表情と、やるせない溶接工の表情が、閉塞した時代の哀しみを上手く描き出しています。このどこか切ないムードがSMビデオなんですよね。
後藤ゆりかの、いかにもロリっぽい声もグッと来ますね。ああ、セーラー服(特に夏服)と縄って、よく似合うよなぁ。
文=安田理央
『稚肉の呻き(アートビデオ)』
少女ゆりか緊縛凌虐
発売日:2008年6月30日
出演:後藤ゆりか
監督:東園賢
収録時間:90分
販売価格:17,115円(税込)
商品番号:ADV-R0363
メーカー:アートビデオ
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安田理央 エロ系ライター、アダルトメディア研究家、パンク歌手、ほか色々。この夏、ついに四十代に突入ですよ。もう人生の折り返し地点かと思うと感慨深い。主な著作に「エロの敵」「日本縦断フーゾクの旅」「デジハメ娘。」など。趣味は物産展めぐり。でも旅行は苦手。 |
08.06.22更新 |
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