web sniper's special AV review. WEB スナイパーAVレビュー 『縄・M女優コレクションvol.9 屋根裏ナルシードール崩壊(ドグマ)』 文=井上文 大沢佑香の端整でエキゾチックな美しい顔が鼻フックに歪む! フックをかけられた途端に溢れる涙と嗚咽。そして、白目を剥いたままの失神……その時、佑香の肉体が理性から解放された。 |
人気絶頂中の大沢佑香がTOHJIRO監督のリードの元、少女時代から秘めてきた欲望をカメラの前で曝け出す!というドキュメント。デビューしてから早三年、130本以上の作品に出演してきた大沢が、「TOHJIRO流の本格SM」を体験することでどこまで新しい表情を見せるのか。ハードルの高そうなテーマですが、序盤から緊張感ありまくりで一気に尋常ならざる光景を展開してくれます。
まずは連続往復ビンタで感涙する大沢に鼻フックをつけ、辱めながらの乳首嬲り。
「ずっと顔を褒められてきた。その自信を奪われると素の自分が出てしまう」
そう話す大沢のテンションを言葉責めで盛り上げながら絶頂失禁させた上、オシッコまみれのパンティを丸ごと口の中に詰め込み、クリトリスを弄り倒して大失禁を誘発。
「嬉しいんだろ。こういう変態なことをやりたかったんだろ?」
と問いかける監督の言葉に、大沢は陶然とした顔で頷き、洗面器にたまった自分の小便を顔に浴びながらオナニーを始めて果ててしまいます。
プレイの節目ごとにインタビューシーンが入るのですが、そこで語られる大沢の変態少女時代が、彼女の激しい反応の裏付けとなって見る側にグイグイ迫ってきます。
フックを外され、麻縄で縛られると、大沢の陶酔はさらに深まって涎を垂らしながらの縄酔いタイムに突入します。股縄を気に入り、「もっと強く引っ張って下さい」と懇願し続けた挙句に宙吊りとなり、空中で身をよじって何度も何度も絶頂する大沢。さらにバラ鞭を当てられると、白目を剥いて七転八倒(空中で)、壊れたような反応を見せて前半のクライマックスを形成します。
ここまでテンションが高いと観ていて疲れそうなものですが、編集に欲張り感がなくてテンポよく楽しめます。後半はM字吊りでの大量潮吹き責めに始まり、襦袢姿での黒蝋燭責めに移行。乳首、尻、秘裂、舌にまで蝋を垂らされてここでも潮を吹きまくり、「凄い! 気持いい!」を連呼。最後は加藤鷹とのセックスで締め括りとなりますが、もしかしてまだ余力を残しているのかも……と思わせる瞳の輝き具合には、圧倒されつつ呆れそうになるほどの力強さがありました。
大沢自身、「限りない」と語る女の欲深さ。結局どうすれば仕留められるのか……それは明らかになりませんが、TOHJIRO監督は男の限界(つまりは女の凄さでもあるのですが)を見せるのがうまい人だなと、改めて考えさせられる全力投球な作品でした。
文=井上文
『縄・M女優コレクションvol.9
屋根裏ナルシードール崩壊(ドグマ)』
発売日:2008年8月19日
出演:大沢佑香
監督:TOHJIRO
収録時間:109分
品番:COT-014
販売価格:6,800円(税込)
メーカー:ドグマ
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井上文 1971年生まれ。SM雑誌編集部に勤務後、フリー編集・ライターに。猥褻物を専門に、書籍・雑誌の裏方を務める。発明団体『BENRI編集室』顧問。 |
08.08.22更新 |
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