マニア・セックス最前線　愛猫家と彼女（1）　　【インタビュー】

マニア・セックス最前線
愛奴との出会い、馴致、そして完全隷属するまでの道程とは？　精鋭たちの調教秘録！

本誌取材班がインタビューを行なった投稿者は3組。今回からは、パートナーを他人に貸し出し、性交させることで自虐的な興奮と快感に耽溺する愛猫家氏をご紹介する。プレイに到る過程と、その魅力について語っていただいた。

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愛猫家

インタビュー・文=北原童夢
協力=『投稿キング』編集部

愛猫家妄想と嫉妬の愉悦

愛猫家と彼女・レンタルプレイ

大阪在住の愛猫家さん（以下、Ａと略す）・３８歳とは実際にお会いすることはできなかったが、写真を見ながら電話取材をした。Ａさんは既成概念に捉えられることなく、自らの性癖をきわめて素直に語ってくれた。

北原：まずは、パートナーである恋猫さんとの出会いから教えてください。

Ａ：ホテルで女の子を呼んで遊んでいたんですが、明け方最後にやって来たデリヘル嬢が彼女だった。当時まだ彼女は１８歳の専門学校生で、話しているうちに、その明るく天真爛漫なんだけどエッチなところに強く惹かれた。意気投合して、セックスに至ったんたけど、セックスの相性もぴったりだった。今までなかった悦びでしたね。

北原：その時のセックスは、ノーマルなものだった？

Ａ：そうですね。私は相手に愛情を感じていない時は自分がＳとして鬼畜的に責めたりできるんですが、彼女の場合は一目惚れで、愛情が先に立っていましたから。それに、私自身、相手をＭ奴隷として調教することには悦びは感じないんですよ。

北原：彼女にとって、Ａさんはどんな存在だったんでしょうか？

Ａ：彼女は田舎から出てきたウブな女の子という感じでした。１５歳離れているし、私はスポンサー気分というか、遊び相手だったと思います。何でも話してくれて、他の男と寝たことを聞いた時、いっこうに腹は立たず、逆に快感のようなものを感じた。それが、今のレンタル・プレイの引き金になったんじゃないかな。

北原：レンタル・プレイとは？

Ａ：彼女と他の男とのエッチを見たいというのがあって、１年後に単独の男性を交えて３Ｐをしました。といっても、私は見ているだけなんですが……今までとは比べ物にならないほどに昂奮しましたね。彼女は私が惚れ込んだ相手、本命ですから、その彼女が他の男に組み敷かれて悦びの声をあげるのを見ていて、味わったことのない陶酔的な感覚を経験しました。

（続く）

※愛猫家氏の投稿写真は弊社発行『投稿キング』にて不定期掲載中です。

※この記事はＳ＆Ｍスナイパー2006年9月号に掲載された記事の再掲です。

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07.03.21更新 | WEBスナイパー > インタビュー