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【12】デモニア



取材・文=
アニエス・ジアール
フランシス・ドゥドブラー


翻訳=牡丹

『サイバー・ドール』CYBER DOLL

「S&Mスナイパー」本誌でおなじみの在仏カウンターカルチャー専門ジャーナリスト、アニエス・ジアール&フランシス・ドゥドブラー。親日家でもあるお2人が、世界のフェティッシュ事情をお届けします! フランシスがオーガナイズする欧州最大規模のフェティッシュパーティ、『デモニア』。年末に行なわれたこのパーティ、なんと1700人以上の参加者が集まったとか! 日本とは一味違うパーティの様子を写真を中心にご紹介します!

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パーティの様子を表現するフランス語はたくさん思い浮かぶ
「大騒ぎ」「自由気まま」「さぁやろう」「気楽な人生」
私はフランス人のこういうエスプリがとても気に入っている

2008年12月11パリにて、(フェティッシュパーティーの)『デモニア』は大きな成功をおさめた。1,831人も集まったのだ!
1993年、王宮で行なわれた初めてのデモニアには、800人集まった。
1995年、2回目の王宮でのデモニアは、600人だった。
2002年、キャバレー・ソバージュ(パリにあるクラブ)で行なわれた時は最大収容人数の1,300人を超えてしまった。
その結果、2003年にロコ(パリにあるクラブ)で4度目のデモニアには1,047人しか来なかった。
2004年、同じくロコにて、新記録:1,622人。
2005年(ロコにて):1,695人。
2006年(ロコにて):1,924人。
2007年(ロコにて):1,788人。
こうして、デモニアはヨーロッパ最大規模の4大フェティッシュパーティーのうちに1つになった(他の3つ:『ウエストランド(オランダ)』、『ラ・ベル・ラバー(フランス)』、『トーチャー・ガーデン(イギリス)』)。

上/HEDONY DESIGN

下/『ブラック・ロータス』BLACK LOTUS

他のパーティに比べて、デモニアには大きな違いがある。まず第1に、2時間にもわたるショウと若きクリエイターの行列があること。他のフェティッシュパーティーには有名スタイリストの作品があるだけ(※1)。デモニアは、実験的なラボであり、自分の作品を売り出しにきたまだ見ぬ才能たちのステップとなっている。そういうことで今年、お客たちは新たにこういう逸材を見つけた。『オート・ポワンチュール』(機能しない)バラ鞭の形をしたピンヒール靴を作るメーカー、『ステイ・シック・ベイビー』ヌンチャク型をしたバイブ等の豪奢なアダルトグッズ製造者、『シルバイン・クージョリー』フェティッシュな衣装のスタイリスト! 今年は『シルバイン・クージョリー』のショウもあった。フェティッシュな衣装を際立たせるトラックのような舞台を使ったもの……。

『オート・ポワンチュール』Haute Pointure :[(機能しない)バラ鞭の形をしたピンヒール靴を作るメーカー]MySpace.com - hautepointure -

左/『ステイ・シック・ベイビ』STAY SICK BABY :[ヌンチャク型をしたバイブ等の豪奢なアダルトグッズ製造者]

右・下/『シルバイン・クージョリー』SYLVAIN COEUR JOLLY:[フェティッシュな衣装のスタイリスト]

他のパーティと比べて2つ目の違いは、パーティに使われる曲。オランダでは、フェティシストたちはハウスミュージックに合わせて踊る。例えば『ウエストランド』では、レイヴパーティにいるかの錯覚を憶える:観客はエクスタシーを感じ、動きが機械的になる。
観客はしばしばとても背の高い(2メートル程)、ブロンドヘアのマッチョな人たちだ。まるでロボット。イギリスでもまた、テクノがよく使われる。すごく寒々しい。観客は自分の衣装をひけらかす為だけにそこにいる。とてもファッショナブルでエレガントな面もあるけれど、少し退屈。(クラブ内の)いくつかの部屋では、DJがロカビリーを流し、「ダンスホール」と化している:50歳くらいのダンスを知らない人たちは、退屈なショウを見なければ行けない。

デモニアでは、5人から6人のそれぞれ違ったDJがいて、1時間おきにちがうジャンルの曲が流れる。ロック、エレクトリック、ニューウエーブ、インダストリアル、テクノ……。こんな風に、皆が踊れる。

左/『モンスターリュヌ』MONSTERLUNE

右/『ダミアン・ドゥ・マン』DAMIEN DE MAN


『ファック・ヴェルサス・ラバードール』FAQ versus RubberDoll

3つ目の違いは、フランス人は少し「成り行きに任せる」ところがあること。パーティで厳密に決めていることは何もない。たまに、パーティの構成がぐちゃぐちゃになってしまう。ショウはぎこちない。ショウをするフランシス・ドゥドブラーはバカな冗談を言う。皆、口笛をならし、笑い転げる。ビールを飲んで楽しんでいる。部屋の片隅で、愛を交わしている……。

ちょっとだけ「乱痴気騒ぎ」。パーティの様子を表現するフランス語はたくさん思い浮かぶ。「大騒ぎ」「自由気まま」「さぁやろう」「気楽な人生」。全ての表現が、のんびりしている。私はフランス人のこういうエスプリ(心意気)がとても気に入っている。愛すべきことだと思う。

日本人も同じでしょう?「asobi(遊び)」を知っているもの。

左/VDREY

右/DEMASK

左/KRAUM ET KINOX

右/RUBBERSTAR

文=アニエス・ジアール


<訳者注>
※1:他のパーティには、デモニアのような若々しい勢いがなく、既に完成されたありきたりなものしかないとアニエスは揶揄している。



関連リンク

『デモニア』nuit-demonia:http://www.nuit-demonia.com


agnes-francis.jpg アニエス・ジアール - AGNES GIARD -
1969年生まれ。カウンターカルチャー専門のジャーナリスト。S&Mスナイパーにて “Fetish News Express” 連載。

フランシス・ドゥドブラー - Francis Dedobbeleer -
1961年生まれ。写真家。フランス最大のフェティッシュ・パーティ “la Nuit Elastique” オーガナイザー。

アニエス・ジアール=LE SEXE BIZARRE - Le site du livre
フランシス・ドゥドブラー=Demonia Magazine

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09.02.19更新 | WEBスナイパー  >  Fetish journal