毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa. |
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毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
先日、松本人志監督の『さや侍』を観てまいりました。
ええ、まんまとプロモーション攻勢にひっかかりましたとも。観るワイドショー観るワイドショーであれだけ「ロカルノ国際映画祭出品!」とか「主演は『働くおっさん人形』の素人オヤジ野見さん」とか言われたら、ほうっておけません(←乗せられやすいタイプ)。
映画評ブログやTwitterではあんまり評価が高くなかったのでなるべく期待しないようにして行ったんですけど、面白かったです。ここだけの話、子役の熊田聖亜ちゃんの演技と、ラストシーンではまんまと号泣。
年取ると、動物と子供見るだけで泣けるって本当ですよ。オナニーマエストロ遠藤です(ちなみに最近好きなテレビ番組は『天才!志村どうぶつ園』)。
特に、誰が主役をやるのかは非常に気になるところ。まっちゃんは「ジョニーデップで」とか言ってるようですけど、『大日本人』というくらいだし、やっぱり日本人俳優がやらなきゃ話になりません。
ハリウッドで日本人俳優となると、やっぱり本命は渡辺謙か。CGで巨大化した渡辺謙、ああ、観たい……!
いや、そんな呑気なことを言ってる場合じゃないのでした。
前回“Dr.VIBE”を試したはいいものの、結局自分の中イキ力のなさを痛感することになったマエストロ。
ようやく地道なマエストロ活動が実を結んできたというのに、これじゃあオナニーマエストロというよりも、ただの電マバカとしか言いようがありません。うう……。な、なんとかして頭を冷やし自信回復をはからねば。
というわけで今回のオナニー平和主義は、半年ぶりにオナニーインタビューを決行することにいたしました。
ターゲットは、ズバリ素人娘。半年前にインタビューしたシブメグちゃんも素人さんでしたが、さらに素人度の高いエロ業界とつながりゼロの娘さんを狙ってねちねちオナニー話を聞き、優越感に浸ろうという魂胆です(ああ、性格悪い……)。
Twitterで「オナニー話聞かせてくれる人いませんか」とつぶやいてみたところ、メッセージをくれた奇特な女性がいたので、これ幸いと連絡。
おっとりした話し方とぱっちりした目が愛らしい美人を捕獲することに成功しました。
親バレ・会社バレNG、現在は某職場でアルバイト中のバリバリ一般女性・オードリーさん(25歳)。
エロ業界とまったく関係のない方は久々なので腕が鳴ります。うひひひひ。
■いい女子会・悪い女子会
――オードリーさんは25歳なんですよね。いやあ、若いな〜。ピチピチじゃないっすか。ひとまわり以上年が違うとなるとオナニー感にも差がありそう。ところでなんでオードリーさんなんですか?
オードリー「私の友人がマンガ家なんですけど、一度私のことをマンガに書いてくれたときの名前がオードリーだったんで、そのままなんとなく」
――ほう。そのマンガってちなみにどっち系のマンガですか?
オードリー「女子のホンネ系ですね。たとえば男の人とセックスした後『ねえ、何回イッた?』って聞かれて、心の中で『イッてねえよ!』ってつぶやくみたいな」
――ははは、わかりやすい。オードリーさんてそういうマンガのキャラになるようなタイプなんですね! もしかして同人?「オナニー話聞かせてください」って言うと、わりと同人系というかオタ系・腐女子系の人が乗ってきてくれる場合が多いんですよ。
オードリー「いえ、一応商業誌です。私もオタや腐女子じゃないので、普通すぎて記事にならなかったらすみません……」
――いえいえ。普通の人の本当のところを聞きたいので、むしろ嬉しいです。私はいつも「女子だってオナニーすべき」っていうのを声高に言ってるんですけど、あんまり一方的に「ヤルべきヤルべき」ばっかり言ってても説得力ないんで、今日は一般女子の声を聞きたいなと。
オードリー「女性はみんなオナニーしてますよ! でも基本的に話さないんですよね。たまに女子会……いい女子会なんかだとそういう話も出るんですけど」
――おお、女子会。今話題の! 女子会にもいい悪いがあるんですか。私、女子会って言ったら、こないだ仕事でSMの女王様や官能小説家と3DAVを観るっていう女子会したことしかないんですけど、そもそも女子会ってどうやってやるの……?
オードリー「私の場合だと、だいたい職場のリーダー格の女性が『女の子だけでご飯食べにいこー!』って言って誘ってきて、まずパスタのお店に行き、その後スイーツ(笑)のお店に行き、って感じですかね。実はメンバーの半分くらいはBL好きだったりするんですけど、そういう話題ってまず出ない(笑)。ちなみにこういうのはダメな女子会です。私お酒をけっこう飲むんですが、ダメな女子会っていうのはお酒ナシで、『○○ちゃんのネイル超がわいい〜』とか『○○ちゃん顔ちっちゃい〜』とか言い合う感じ。お互い腹を探り合いつつ褒め合いつつみたいな」
――へえ。私は飲まないと喋れないほうなんで、その女子会はキツいですねえ。でも会を重ねて仲良くなると「実はあたし……」みたいになりそうですけど。
オードリー「うーん。みんなきっかけさえあれば話したいんじゃないかなって思うんですけどね。私パッと見は普通ですけど、実はけっこうエロの才能はあるんですよ」
――出ました、エロの才能宣言!(笑) じゃあ遠慮なく聞きますけど、自分はスケベだと思いますか。なんか夕刊紙みたいな質問だな……。
オードリー「全然スケベですよ。オナニーの話に抵抗がなくなったのは18歳のときだったかな。友達が私の部屋に遊びに来ててご飯作って食べようってことになったんですよ。で、私が食器かなんか洗ってたらその子がいきなりうしろから『ねえねえ、オナニーってしたことある?』って聞いてきたんです。ドキッとしたんですけど即答できなくて、そしたら余計に言い訳できない間ができちゃって」
――あー、もうその空白で「ヤッてるよ」って言ってるみたいなもんだ。で、なんて答えたの?
オードリー「『ヒ・ミ・ツ』って(笑)」
――ははは。相手の子はそう言われてなんと?
オードリー「大爆笑でした」
――ほのぼのとカミングアウトできてよかったじゃないすか。いい話だなあ。あの、友達とHな話はなかなかしないって言いましたけど、女の子同志ってセックスの話はけっこうしますよね。あれ、なんででしょうね。やっぱりオナニー話は恥ずかしいですか。私は「セックスしてどうのこうの」って言うほうが恥ずかしいんじゃないかと思うんですけど。
オードリー「セックスの話だと、相手がいるから相手のせいにできるじゃないですか」
――ああ、「私は別にしたくないんだけど」みたいなね。なるほどなあ。そういえば、この間エロ関係の友人と話してて「Hしちゃった」って言い方は恥ずかしいって話になったんですよ。
オードリー「え、じゃあどう言えば恥ずかしくないんですか?」
――うーん、「セックス」は恥ずかしくない。あと私なんかは「Hしちゃった」って言い方を憎むあまり、逆に「ファック」とか言っちゃったりしますね。「おまんこした」とか。やっぱり恥ずかしポイントって違うんですねえ。男の人にダメだしするっていうことは、わりとあけっぴろげなタイプ?
オードリー「とりあえず男の人と初めてセックスしたら、友達に『あんまりチンコでかくなかったよ』って報告します」
――うわー。私は絶対できないわ。
オードリー「どうしてですか?」
――なんでだろ……なんか、そんなチンコのデカさ云々言えるほどのこと私してないし、みたいな。
オードリー「優しい〜」
――そ、そうですか。
Iさん「ちなみに、どれくらいから大きいって思うんですか?」(サイズトークに食いつくIさん)
オードリー「やっぱり挿入感ですかね。あと、友人なんかは『挿入しても気持ちいいところまで届かないとダメ』って言いますよ。でも、やっぱり最終結論としては『サイズじゃない』(笑)」
――あー、それはみんな言いますね。よかったですね、Iさん! じゃあ、何が重要なんだろう……あ、なんか女子会っぽくなってきた。
オードリー「『感じるところに当たっているか』ですかね。長さ……角度かなあ。相性がいい悪いとかもよく言いますけど」
――使い方じゃないですか。ヘンな話ですけど、チンコ小さくても奥まで入る体位とかがあるじゃないですか。まんぐりスタイルで上からのしかかりながらズコズコとか。自分のイチモツの性能を自覚しつつ、そういうのをちゃんと考えてヤッてる人はうまいのかなとか思う……って、ああ、まさに女子会だ!
オードリー「器用に入る感じの態勢を取れる男子はいいですね。ブツの良し悪しじゃなく。あと、だんだん年を重ねると彼氏じゃない人ともヤッちゃう機会ができてくるんだけど、そういうときは総じて辛口。自分の彼氏だと下手でもなんとなくかばっちゃう」
――そのへんは愛があるんですね、ははは。やっぱりセックスの話するとどんなタイプなのかわかるもんだなあ。
■オナニーを見たがる男たち
――じゃあそろそろ本題のオナニー話を聞かせてもらいましょうか。オードリーさんはオナニーします?
オードリー「しますね。今朝もしてきました! 最近オナニーばっかしてるなってときと、あんまりしないときとありますね。波がある」
――結構、梅雨どきとかヤッちゃいませんか? 外に出るのも億劫だし、一発オマンコでもいじっとくかみたいな。薄暗くてどんよりした感じは、オナニーを誘発しますよねえ。あと、秋口とかもオナニーしがち。
オードリー「ああ、わかる。オナニーはアンニュイですよね。私、オナニーは夜する派なんですけど、今朝しちゃったのは梅雨のせいかも。そういえば、オナニーってどこまでがオナニーなんでしょうね。私、高校生のときに彼氏とテレフォンセックスばっかりしてたんですけど、テレフォンセックスはオナニーに入ります?」
――テレフォンセックスはオナニーじゃないですよ。私の感覚だと、相手のことを気にするようになるともうセックス。たとえ電話越しでも、相手に向かって「いいわー、いいわー」とか言うようになると、それはセックスです。AVでカメラ片手の殿方が「いやらしい子だねえ。さあ指でアソコを触ってごらん」とか言ってるのもセックス。
オードリー「相手がいたらセックスってことですか」
――うーん、なんだろう。たとえば本当に虫けらとしか思ってないような相手にクンニさせてたら、それはオナニーです。やってる途中でも「疲れたからもうやめる」って言えるのがオナニー。ムダ毛の処理もしなくていいし、毛玉のついたパンツでもいいし、とにかく相手を気遣わなくていいのがオナニーって認識ですかね。
オードリー「よく『オナニー見せて』っていう男の子がいるけど、それはどっちなのかなあ」
――え、よくいるの? おばちゃんはそういう経験ないですけど……。
オードリー「少なくともそういうこと言ってくる人って一人じゃなかったですよ。セックスがマンネリ化してだんだん刺激を求めるようになってくると『オナニー見せて』って言う人いません? あ、でも男のほうは見せてくれないんですよね」
――それは片手落ちだなあ。お前も見せろよって話ですよねえ。私、オナニーはどんどん見せ合うべきっていう意見を推奨してるんですよ。ほら、お互いに常日頃やってることを見せ合えば、性感帯とか好きなやり方とかいっぺんにわかって合理的じゃないですか。
オードリー「なるほど。こっそり見たっていうのはあるんですけどね。見せてくれないから、寝たふりして見てやった」
――どうでした。びっくりするようなオナニーしてた?(笑)
オードリー「うーん。過去数人見たんですけど、いろんなタイプがありますよね。皮を全部剥いちゃって刺激する派と、こう、カリ首をやたらこねくりまわす派と、あと皮で包んでしごく派」
――皮で包む人って聞いたことある! で、そのまま皮の中に射精するんだって。ティッシュいらずの旗包みオナニーっていうらしいですよ……。あと、包茎の人って皮がないと敏感すぎて痛いとかも言うよね。
オードリー「それわかります〜。私もオナニーするときクリトリスの皮がないと痛いですもん」
――そうなの!? 私は断然“皮は剥く派”なんですけど。道具とかは使う?
オードリー「道具もあんまり使わない。私そんなことしたら痛くてギャーッですね。」
――じゃあ指で皮の上からやってるの? 私それでやったらたぶんイクのに2時間くらいかかるよ!
オードリー「私、皮アリでも最速で何十秒とかでイケますよ。昔、彼氏の手マンでなかなかイケなかったときに、気を遣って『もういいよ、今から私が自分でやったらどれくらいでイケるかお前見てろよ!』って、自分でやったら30秒くらいでイケたことがある」
――いや、それ全然気を遣ってないですから……むしろ相手傷ついてるから!(笑)勃ちが悪くなったりしなかったの?
オードリー「その子はわりといつも勃ってる子だったんで大丈夫でした。でも、見たあとは仕返しされましたよ。寝てるときに顔射された」
オナニー見た仕返しを顔射で……。江戸の敵を長崎で討つってやつですな。(違う)
いやあ、しかし世の娘さんたちは女子会と称してこんな話ばっかりしてるんでしょうか。スイーツ食べながらクリトリスの皮の話……素晴らしすぎる。
一般女子侮りがたし! と鼻息も荒く次回に続きます。
(続く)
11.07.02更新 |
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