毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
住民票を移して名実ともに都民になったというのに、なぜか頻繁に実家に帰っているマエストロ(←いつまで経ってもニート精神が抜けない……)。
実は先週も帰省しておりまして、ついでに婦人科検診を受けてきました。
私は昔から婦人科系に持病があるので定期的な検診を受けなくちゃならないんですが、実をいうと今回はそれ以外にも大きなミッションが。
えー、ここだけの話なんですが。
最近、マンガ(マンコの臭い)がキツくなったような気がしてならないんですよね……。
ただの加齢臭か、それともなにかよろしくないシモの病気にでもかかったか(むろん心当たりは一切なし)。
せっかく婦人科に来たんだからできるならさりげなく相談したいところ。でもさすがのマエストロも、男性医師による触診の前に「マンコが臭いんですけど」とは言いにくいわけですよ。うー、どうしよう。言うの恥ずかしいけど病気だったらやだし。っていうか、黙っててパカッと開いた途端に「臭っ!」とか思われたら……ああ、死にたい……。
まさか四十路になってからこんな中二のような悩みを抱えることになろうとは。オナニーマエストロ遠藤です。
でも、今相談しておかないと、悪化して性病科に足を運ぶなんてことになったらさらに恥ずかしい。“言うは一瞬の恥、言わぬは一生の恥”とはよく言ったもの。どう考えても今相談しておいたほうがいいんですよ。
というわけでマエストロ、医者に対してどのようにアプローチすればいいか前もって作戦を練ることにしました。
「あの、最近マンコが臭い気がするんですけど」
いやダメだ、ストレートすぎる。医者がノリのいい若者とかだったらサバサバと受け付けてくれるかもしれないけど、診察室には妙齢のナースもいるんですよね。美人ナースに白い目で見られたら、もう立ち直れない。
私は普段から言い慣れているので平気で口にしちゃうけど、やっぱり「マンコ」はNGワードでしょう。となると……「アソコが臭い気がするんですけど」か。でもなあ、医者ってけっこう常識ない場合あるんだよな。「え、アソコってどこ?」なんて聞かれたら余計傷が深まりそう。じゃあなんだ。ヴァギナ? いやなんかそれはすかしすぎ! 女性器? ワレメ? うああぁぁぁぁ、わからん!!
あと「臭い」ってのもちょっとなあ。なんかもうちょっとソフトな言い方があれば……。
「遠藤さーん、お待たせしました。診察室へどうぞ〜!」
うわやばい、呼ばれちゃった。まだ結論出てないのに。
そしてテンパった挙げ句出てきた言葉は……。
「あ、あのぅ、下腹部の香りがヘンなんですけど」
よりによって“下腹部の香り”って……(実話です)。ソフトに言おうとするあまり何が言いたいのかよくわからないじゃあないですか。何その自意識! ああ、恥ずかしい。私のくせに!!。・゚・(ノД‘)・゚・。
しかし医者ってさすがですね。慌てず騒がず「なるほど、性器の臭いが気になるってことですよね」とフォロー。そうか、やっぱり“性器”が正解だったのか……。
でも、そこまで恥をかいたのにもかかわらず診察結果は「うーん、触診の感じでは特に異常なかったですけど」とのこと。「女性ホルモンの量ってちょっとしたことで変わりますからねえ」だってさ。嬉しいような恥かき損のような。ニオイ止めの薬でも貰えるかと期待してたのに。ちぇっ。
いかんいかん、興奮して前置きだけで1500字も書いてしまった。すみませんねえ、年とると話が長くなっちゃって。
マンガの話はさておき、前回に引き続いてのチンコDIYでございます。
編集部Iさんおすすめの“トーイDIY”で理想のチンコを作ろうとたものの、記憶の中にあるチンコ像があやふやでうまくできないマエストロ。
決定的な注意力のなさを実感したので、ここはとりあえず一旦手を止めて、丸見え洋ピン(DVD)でチンコの造形をチェックすることにしました。
前回の原稿を読んだIさんに「昔作ったAV男優のリアルディルドを参考にすればいいのに」と言われたんですが、実は今あのチンコは実家に置いてきちゃって手元にないんですよね。過去記事に写真だけでも残ってないかと調べてみたけど、しっかりモザイクかかってるし。
それに、すでに持ってるチンコと同じチンコをもう1本作っても意味はないわけですよ。せっかく一から好きなようにできるんだからオリジナリティのあるチンコにしたいじゃないですか、ねえ。
というわけで、裏DVDです。えーと、あれどこだっけ。最近お気に入りのパツキンチアガールのやつ。
なんか、亀頭のとこがワンレンを真ん中分けにした女の人みたいになってるんですよね(もしくはバブル時代のチャラ男)。
うーむ、さすが外人。美しいチンコをしておる。これはもはや造形美!
DVDで外人のデカ生チンコを観たことで、工作魂に火がついてしまったマエストロ。
こりゃ中途半端にこねくりまわしててもダメでしょう。どうせやるなら徹底的にやらないと!という気持ちになったので、心を入れ替えてもう一度仕切り直すことにしました。
まず、チンコの形を忘れてもすぐに確認できるようにDVDをつけっぱなしに。テレビの前に工作道具を置き、大きさや触感をその都度試してカスタムできるようにパンツ一丁になります。さらに床にはいつオナニーに突入してもいいようにバスタオルをセッティング。
よし、これで準備はOK。
ヘンな形で固まってしまった“トーイDIY”をもう一度鍋に入れたお湯で煮立てて……。
柔らかくなったので、鼻息も荒く整形しなおし。
うんしょ、うんしょ。こんな感じかしら。熱いけど気を抜くとすぐに固まってしまうので、我慢して形を整えていきます。亀頭の裏側にはちゃんとワンレンみたいな切れ込みを入れて……と。
おお、さっきよりはそれらしくなってきましたよ。やっぱり芸術は模倣からですな!
ただ、外人チンポを参考にして作ったせいか、それとも願望が出てしまうのか、どうしても一般のバイブよりは太くなってしまいがち。
実際に使ってみるつもりなので、マンコに入らないサイズじゃ困る。ということで、時折上のお口で太さをチェックしたりもしつつ。
あっ、調子にのって口に咥えたらせっかく整えた形が崩れてしまった! うーん、やっぱりDVDで二次元のチンポ観ながら作ってもなかなかうまくいかないなあ。
くどいようですが、マエストロはこういうのヘタクソなんですよ。こないだ『アメトーーク』に絵心ない芸人ってのが出てたけど、彼らの気持ちが今ならわかる。さしずめ私はチンコ心ない芸人。
しかしヘタなりに頑張って、なんとかオリジナルでチンコらしきものを作り上げました。いかがでしょうか。
ポイントは適度な上反り具合と、飛び出たカリ。うまくGスポットを刺激してくれればと思って亀頭の部分を不自然に盛ってみました。これだけカリがぷっくりした殿方はそういないでしょう、うんうん(ちょっと満足気)。
さらに、お湯で柔らかくした“トーイDIY”が少し余ったので、反対側にも同じような亀頭をつけてみました。
おお、ちょっとひと手間かけたら双頭バイブまでできちゃった。すごいすごい。なんかそれらしきものが作れるようになったら楽しくなってきましたよ。
どうもチンコDIYのコツは「手早くやること」これに尽きるみたいです。ノープランのいきあたりばったりで作るのも楽しそうだけど、そうするといいところで一気に固まってきちゃうんですよね。作りたいものをしっかり頭に描いておいて、それを形にするという気持ちでやったほうがうまくいく。
さぁて、じゃあいよいよこの試作品1号兼2号を試してみましょうかね(と、雄々しくパンツを脱ぐマエストロ)。
自分の作品がマンコの中に……うー、期待もあるけどドキドキするなあ。我が子の授業参観でもするような気持ちになりつつ、次回に続きます。
(続く)
11.11.05更新 |
WEBスナイパー
>
オナニー平和主義
|
|