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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
ここ数年、この季節なると「印刷屋のバイトが忙しくてヤバイ!」「年末進行死ぬ!」なんてことばっかり言ってたわたくし。
でも今年は違いますよ! バイト辞めたし! 仕事もあんまりしてないし!(←全然威張ることじゃない……)
何がいいって、パートのおばちゃんに遠慮することなく行きたいイベントに行けるのが素晴らしい。さっきポスト覗いたら国民健康保険の督促状が入ってたけど、そんなのは些細なことですよ。差し押さえとかできるならやってみろってんだ、はっはっは!
誰が何と言おうとベスト睡眠時間は9時間。オナニーマエストロ遠藤です。
実は、12月は友人女子の本が出版ラッシュで、いくつか出版イベントがあったんですよ。そんなのにもいくつか行くことができてたいへん満足であります(いや、だって昨年までだったら絶対諦めてたから……)。
どんな本が出たのかといいますと……ちょっと宣伝していいですか。
まず、このコラムでオナニー話を聞かせてもらった花津ハナヨせんせいのマンガ『情熱のアレ』が全4巻で完結(なんとこれ、エログッズ会社に就職したセックスレス女子の話! 他人とは思えない)。
そして、動画のほうでオナニー話を聞かせてもらった峰なゆかちゃんの四コマ漫画『アラサーちゃん』(年明けからはコンビニ売りも始まるヒット本!)。
んでもって最後は、WEBスナイパーでもおなじみ雨宮まみ嬢の自伝的エッセイ『女子をこじらせて』。これは峰なゆかちゃんがゲストの出版トークショーがあったんで行ったんだけど、たいへん面白かったです。書店の隅の狭いスペースに40人程のこじらせ女子がぎっしり並んだ様子が壮観! 雨宮さんが手書きで作ってきた“こじらせ女子ヒエラルキーの図”に涙が止まりませんでした……。
ちなみに、当日聞いた話によると、峰なゆかちゃんのあの真ん中分けロングヘアは、文系男子にモテるために蒼井優(!)を意識してるんですってよ。こじらせ豆知識。
……あれ、ちょっと待てよ。そういえば皆さん、このメンツを見て何か気づくことはありませんか?
そうです。こうやって見ると、本を出した皆さんは全員私にオナニー話を聞かれてるんですよ。うわ、もしかして俺、あげまんなのでは……。
てなわけで、本を出したい女子の方がいらっしゃったらマエストロのところにオナニー話をぶっちゃけにくるといいんじゃないでしょうか。御利益はあるかもしれないしないかもしれないけど、オナニー話を聞けると私が嬉しいので是非。
WEBスナイパーか遠藤のツイッターにアクセスしてくださいませ。おばちゃん、もうバイトないからいつでもいいよ!
とまあそんな感じで、いよいよなんの根拠もなく“あげまん”とか言い出したマエストロ。
御利益のあるマンコを目指して日々オナニーに邁進しているわけですが、一年365日健やかなマンコでオナニーを楽しむためには、ただ無意識にクリクリしているだけじゃいかん! それなりのマンケアが必要であるという結論に至りました。
これまで「オナニーというのはセックスと違って基本一人でするもの。だから特別なマンケアなんか不要」と思ってたんですけど、よく考えてみたら一人暮らしで家に誰も来ないからどんな汚部屋でもいいかというと、そういうもんでもない。それなりに片付けたり、時にはインテリアに凝っちゃったりしたほうがやる気が出るし、仕事の能率も上がる。良いオナニーをしたかったら、たとえ誰に見せるでなくてもマンコに手をかけたほうがいいに決まってるんですよ。
というわけで、前回のコラムで思案した末、ネットで注文したのは2つ。
今回はバイブやローターじゃないんで、あんまりエロの香りがしなくて寂しいけど、こういうのもたまには新鮮。
まず一つ目は、Beppy Wetなる商品。生理のときにアソコに入れて使うスポンジです。掌に乗るくらいの大きさでちょっと拍子抜けしたけど、よく考えたらあんまりデカいと挿入できないもんな。
ちなみに今回は女性用のアダルトグッズショップに注文したので、こんなオマケもついてきました。サービスサービス!
そしてもう一つはこちら、マンコの臭いが気になるアナタにおすすめ、“ジャムウスティック”。
中身はこんな感じ。
これは早々に匂いをかいだり使ったりしてみたいところ。でも待て。今日はそれよりも“Beppy Wet”を試すのが先決です! なぜなら、マエストロは今まさに生理2日目。スポンジタンポンの真の威力を試すには絶好調のときだから。
そう、男性にはわかんないところだと思うんですけど、生理ってめんどうくさいんですよー。「ヨコ漏れしちゃう〜」とか「お腹いてえ!」とかはもちろんのこと、なんといっても自分の意思で時期を決められないのがイラつくの! このコラムでエログッズを試すときも、商品が届いて一番テンション上がってるときなのに生理で使えないなんてことはしばしば。逆に今回みたいな場合だと、一カ月に数日のチャンスを虎視眈眈と狙って試さなくちゃなりません。
しかし、今日はありがたいことに商品ゲットと生理の時期がほぼ同じ。これを逃したらまた一カ月待たなくちゃならないんだから、ぼんやりしちゃあいられません。
ほんとのことを言うと結構ヘビーな二日酔いで、頭も下腹部もどんよりと重かったりするんですが、天気もいいことだし元気を出してレッツトライ!
文章でとはいえ、こうして皆さまにお伝えするんだから身綺麗にして臨まねば……と、お風呂に入ってアソコをゴシゴシ。ついでに、お風呂の中でスポンジタンポンをインしてしまうことにしました。
というのもですね、びびられるの覚悟で言いますけど、マエストロはこう見えてかなり生理が重いほうなんですよ。
幸い気持ちが沈んだりとかいう精神的な辛さはないものの、んまー、とにかく量が多いんです。一番重い2日目なんて、夜寝る前にタンポン装着して「オムツかよ!」って言われるくらいでっかい夜用スーパーナプキン当ててもときどきシーツに粗相をする始末。まさに下半身がスプラッター状態。「きっちり3日で終わっちゃう」とか「量少ないからタンポン入れればプールにも入れるよ」なんて言ってる女子を見ると思わず呪いスイッチが入ってしまうほど。
それだけじゃありません。生理痛もひどくてですねえ……大げさじゃなく、1日にバッサリン(バファリンのパチモン)を10錠くらい飲まないとにこやかに暮らせないときてる(マエストロは麻酔や睡眠薬が効きづらい体質なんですけど、もしかしたらこんな生活を20年も送ってるせいなんじゃないかと疑っております)。
まあそんな具合ですから、部屋のカーペットの上で大股広げてタンポン入れるなんて危険なことはしたくないわけです。
なので、お風呂に入る前にあらかじめ“Beppy Wet”を用意しておき……。
同封されてた使用説明書を片手に、バスタブの縁に右足をかけてグイッと挿入。よっこらせっと。
ローションが染み込ませてあるらしいんですが、あんまりにもスポンジ然としててちょっと心配だったので、自前でちょっとローションを足して試してみたらスルッと入りました。「うーん、さすが熟女だな!」と、へんなところに感心。
で、入れた感想はといいますと、これがたいへんよろしい。タンポンて固くて芯があるので(なんかやらしい……)入れててやっぱり少し異物感があるんですけど、“Beppy Wet”はでっかいスポンジだからそれがない。あと、やっぱり吸収力はありそうですね。タンポンてまっすぐ正しい膣ルートに入れないと横から漏れてきちゃったりすることがあるんですけど(私だけ?)、それもありません。
うわ、これなら生理中でもAV撮影できるわ。世の中って進歩してるのね……!
“Beppy Wet”の入れ心地の良さに俄然やる気が出てきたマエストロ。ああ、下半身スプラッターの心配がないってだけで空が光って見えるよ……お母さん……。
意気揚々とバッサリンを飲んで、次回に続きます。
(続く)
11.12.24更新 |
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