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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
2、3週間前まで、二の腕をプルプルとひきつらせ四十肩の痛みに耐えながらゲーム(バイオハザード)に熱中していた私。老い先短い人生の中、毎日数時間をゾンビ退治に費やしていたのですが、このたびめでたく孤島からの脱出に成功しゲームクリアとあいなりました!
いやあ、思えば長かった……内職の締め切りがあるときなんて、まじで寝る時間削ってやってましたからね。我ながら頑張った! 感動した!
……はい。今度は世界を救っております。
正直、ファミコン版とスーパーファミコン版、携帯ゲーム版までクリアしてるけど、出たらやらずにはいられないのがドラクエ原理主義者。ここだけの話、ドラクエに夢中になりすぎてバイトをクビになったこともあります。えっへん。
画質はファミコンのままだからWiiでやる意味はないんだけど、そんなのは些細なこと。おばちゃんはね、ドラクエをすると、いついかなるときでも中学生に戻ることができるんですよ。ホイミ! ベホイミ! ベホマズン!! ああ楽しい。時間があっという間に過ぎちゃいます。
そして、ファミコン版のドラクエといえばやはりこれ。復活の呪文。
御想像のとおり、四十路になってもやっぱり間違えました。ちゃんと書いといたつもりだったのに、また一からやり直せってこと!? 。。・゚・(ノД‘)・゚・。
でも、この不毛な感じがまたたまらないんですよねえ……ぐふふふふ。
とまあ、それはさておき。女王様へのオナニーインタビューを終えてほっと一息のマエストロ。
本当だったら「今度は何を試そうかな〜」なんてエログッズサイトを巡回すべきところ。でも、今回はすでにお題があるんです。
実は年明けに、おなじみ編集部Iさんがこんなものを送ってくれたんですよ。
「試してみてください」とそっけない言葉が添えられていただけだっんですが、私にはわかります。これって1月生まれのマエストロに対するバースデープレゼントですよね? ね??
もう数年来の付き合いになるからわかるんです。\x87Tさんて、私の誕生日付近になるとローションを送ってくれる癖があるんですよ。もう覚えてる方いないと思いますが、数年前にこのコラムで「ローション祭り」をやったときもそうでした。
マエストロは普段ローション使わないほうなんですけど、彼ったらなぜか私にローションを勧めたいって欲望があるみたいなんですよねー。やだわー、もう。うふふふふ。
しかし、なんであろうと送って貰えれば嫌な気はしないもの。ここは一つお言葉に甘えて、ありがたく試させていただこうという次第。Iさん、ごっつぁんです!
とはいえ、どちらも使用説明書なんて気の利いたものはついていないので、使う前にネットでちょっとリサーチしてみました。
“バススライム”は、「お湯の中に入れると、ねっとりローションに大変身! スライムのように肌にまとわりつく新感覚バスローション」とのこと。恋人とローション風呂でイチャイチャヌルヌル楽しむと病みつきになる、なんて書いてありますが、まあそれは見なかったことにしておきましょう……。
要するに、かなり粘着度の高い入浴剤ってことですよね。お湯に加えてローションにするって使用法もアリみたいですけど、これはどう考えてもローション風呂のほうが楽しそう。
以前、白昼お風呂オナニーをしたときにもローション風呂は試したけど、あのとき使ったのじゃ“エステゼリー”、つまりゼリーの触感。対する“バススライム”はねっとりローションの触感。入り比べてみるのも贅沢じゃあないですか(余談ですけど、Amazon様で見ると他の“ゆず”や“ローズマリー”といった香りに比べてこのラベンダーはなぜか倍以上の価格! \x87Tさんの愛は海より深いですね!)。
そしてもう一つの“ローションの素”。
これはもともとボトルで売ってるものを小分けにした使い切りパウチみたいです。コンドームくらいの大きさなんだけど、なんとこれだけで200cc(ゆるめにのばせば最大1リットル!)のローションが作れるとか。す、すげえ!
これは、セックスのとき日常的にローション使うって人には普通に便利なんじゃないでしょうか。だってSMカップルとかホテルで会ってホテルで別れる不倫カップルとかならともかく、毎回ホテルに行くわけじゃない恋人同士なんかだと常にでっかいローション持ち歩くわけにもいかないですもの。その点、これならコンドームと一緒に財布に入れておいても邪魔になりません。
しかもお値段は1パウチ150円程度。ローションの雄“ぺぺローション”の200ccが定価1260円なことを考えると、うまく作れれば1000円以上のお得です。うーむ、これは貧乏人の味方と言わざるを得ません。オナニーでバイブ挿入時に使うぶんくらいなら、1回5円くらいですむんじゃないか。
さあ、どちらを先に試しましょうかね……と迷った結果、簡単そうな“ローションの素”からいくことに。
えー、まず用意するものは“ローションの素”一袋、ボウル、そしてお湯か水200cc。
お湯を沸かすのがめんどくさいので、ボウルに水を200cc入れて、その中に“ローションの素”を少量ずつ溶かしていきます。説明文によると1リットルまでは作れるとのことですが、とりあえず最初は200ccで作って「もうちょっとゆるめがいいな」と思ったら水を足していくという作戦。
まあ、こういっちゃなんですが、この間やった“トーイDIY”でのディルド作りなんかに比べると水に粉を混ぜるだけだから楽勝です。普通にまぜまぜしてれば失敗するわけがない。
……と、ナメていたのが悪かった。
出来あがったローションを見てみると、なーんか私が思ってるものと違うんですよね。透明でところどころダマになってて、手で持ち上げられそうな固さ。
えー、なんで!?
少しずつ混ぜたつもりだったけど、もっと少量ずつやるべきだったのか。それとも面倒臭がらずにお湯を沸かして作ればよかったのか。あ、もしかしたらよく混ぜようと思って泡立て器を使ったのが裏目に出た……?
いずれにしてもショックです。四十路にもなってローションひとつまともに作れないなんて……うう。
とりあえず固いのはもう少し水を足せばよくなるかも……と思って、鍋で沸かしたお湯をさらに50ccほど追加。少しはマシになったけど、やっぱりぺぺローションぽくはない。これでオナニーできなくはないけど、正直、固すぎて感度は悪くなりそうです。
うーん、どうしよう。ボウルの中のローションを見つめて逡巡するマエストロ。で、ない知恵絞った挙げ句、さらに水分を足してみることにしました。
ほら、200ccとは書いてあるけど、説明書きによると1リットルまではお好みで伸ばしていいってことですし、いくらなんでもそこまでユルユルにすればペペっぽいテクスチャーになるはずです。
でもなあ。作るのはいいけど、実際のところローションが1リットルもあっても使い道に困るのよね……(最初は200cc作って瓶かなんかに入れとこうと思ってた)。
あ、そうだ! いいこと考えた!!
説明書きによると「香りをつけてアロマローションにしても楽しめます」とのこと。別に真水にこだわらなくても、水分ならいいってわけですよね。
ということは、どうせ1リットル作るんだったら200〜300ccくらいずついろんな種類のローションを作っちゃえばいいんですよ。あったまいー!
うふふ。そう考えると、いろいろアイデアがわいてくるなあ。
まずマエストロの頭に浮かんだのは、ザーメンローション。市販品でもザーメン(みたいな色と感触の)ローションはありますが、本物のザーメンでローションの素を溶かせば、この世でたった一つの匂いまでリアルなザーメンローションができるはず! すごくないですか!?
台所でボウルの中のローションを見つめながら一人色めき立つものの、実際問題そんなに大量のザーメンを調達するすべがないと気が付き、却下。
その次に思いついたのは、聖水ローション。
ローションの素にオシッコを混ぜれば、M男が泣いて喜ぶ聖水ローションのできあがり。聖水プレイに何万も払う殿方がいる昨今、これは商売になるんじゃないですか?
え。「そのオシッコはどこから調達するんだ? お前のか?」ですって?
うー、まあ確かに。今すぐ調達できる聖水といえば私の膀胱から出てくるものだけですが、それじゃM男には売れないよなあ。っていうか、さすがに夕飯作るのに使ってるボウルと泡立て器でオシッコかきまぜてオナニーに使うのはちょっと……。
うー、じゃあどうするかなあ。これからわざわざ買い物にいくのも面倒だし(引きこもり)、冷蔵庫でも探してみるか。よっこらせっと。
……お! 期待してなかったけど、思ったより使えそうなものがいろいろある模様。よし、じゃあこれで変わりローションを作成してみますか。
なんだか面白くなってきた!
当初の予定とは違った展開にテンションが上がるマエストロ。お料理気分で次回に続きます。
(続く)
12.03.17更新 |
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