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onanistic pacifism by "maestro"Endo Yusa.
いやあ、梅雨ですねえ。ダルいですねえ。いつも以上に頭が働きませんねえ......。
さっきぼんやりインターネットを見ていたら「GACKTがICONIQと密会3時間!」てニュースが出てたんですけど、なんのことだか理解するまで5分くらいかかってしまいました。
どうも私の頭はローマ字が半分以上の文章を見ると、英語と認識してパニックを起こすようにできているらしいので、人気者の方々は全員名前をカタカナ表記にしてくれるといいと思います(主にエグザイルとオシャレ系ジェーポップの人たち)。
それが無理なら、このうざったい低気圧をどっかに持ってってくれよ! ギャー!!
偏頭痛でめきめきと凶暴化している遠藤です。
というのも、ハナヨ先生が出版した本というのがこちら。
自分のことを「人見知り」と認めてそれで本を一冊出してる人が、大勢の観客の前でガチガチになりながらトークイベントをするわけですよ。そんな面白い......いやもとい、応援したくなる話があるでしょうか!
友人が緊張する姿を見て癒されようと思ってたんですが(性格悪い......)実際に行ってみたら人見知りじゃないゲストの方々がしっかり脇を固めていて、すごいしっかりトークしてました。
特に参考になったのは、ゲストの浜田ブリトニー先輩が言っていた"人見知り克服法"。
「緊張しそうになったら頭の中で一回パコッっちゃえばイんスよ~」
つまり、初対面の相手とは脳内で一回セックスしてしまえと。裸にして胸毛や意外に黒い乳首なんかを想像すれば、どんなエラい人相手でも緊張せずにすむと。うーん、なるほど!
なんでもブリトニー先輩は、ちばてつや先生や藤子不二雄A先生ともこの方法でお友達になったんだとか。スゲエ!(藤子不二雄A先生と脳内セックスできる間口の広さが!)
この方法を知っただけでも行った価値があるってもんです。
今度緊張しそうな相手と会ったときは、率先して脳内レイプを繰り広げたいと思います。
えー、で、なんでこんな話をしたのかといいますと(前置き長くてすみません)、かくいう私も隠れ人見知りなんですよ。
いつもオナニーオナニー騒いでるんで「こいつ他人からどう見られるかなんて気にしてないんだろうな」と思われがちなんですが、本当はけっこうな自意識過剰。初対面の人とは顔がひきつってうまく喋れなかったりするんですよね。
それがなぜ今、こんな下品なコラムを書いたり、女の子にオナニー話を聞いたりできているのか。それはズバリ、酒の力にほかなりません。いざとなったら酔っぱらえばいいと思うようになってから、なんとなくリラックスできるようになってきたんですね。
逆に、もし酒が一滴も飲めない体質だったとしたら、ライターになっていないどころか、もしかすると四十を超えた今でも処女である可能性大。ああ、考えただけでも恐ろしい......!
それでですね、前回三ツ矢ナミコ先生にオナニー話を聞いたじゃないですか。
「クンニに憧れて、処女のときからリカちゃん人形の股間を舐めつつオナニーしてた」
「クンニシーンのために獣姦ビデオを好んで観てた」
という言葉に「へぇ~」なんて驚いてみせてたマエストロですが、実を言うと心の中では「わかる! その気持ちわかるよ!」と叫んでいたのです。
男子がチンコを咥えてもらう行為に憧れるのと同じように、女子も「あの気持ち良さそうなクンニとやらを是非一度してもらいたい」と思っているもの。でも、困ったことに我々人見知り女子は「ちょいと舐めてくれ」なんてことは、なかなか言えるもんじゃありません。それこそブリトニー先輩のような天真爛漫ギャルだとか、マンコには価値があると無条件に信じられる援交世代じゃない限り、クンニを要求するってのはハードルが高いことなんですよね。
もちろん、マエストロもそうです。人見知りでありつつ、さらには女子大生ブームや女子校生ブームや援交ブームを華麗に逃してきた世代。
まあ、セックスまでなら酒の勢いでなんとかなっても、そんなグロい部分を舐めていただくなんてことは我々アナログ世代には難しいわけですよ。そんなこんなで、けっこういいトシになるまでクンニバージン。何を考えたか、こんなものを試したりもしてました。
で、いろいろ考えているうちに思ったんですね。
マエストロや三ツ矢さんのように"クンニに恋焦がれているのにもかかわらず、なかなか経験できない女子"というのは、けっこう多いのではあるまいか。だったらそんな乙女たちのために、クンニにもっとも近いオナニーを見つけてあげるのが、クンニ難民だったわたくしの使命なのではないか、と。
そして同時にこれは、ずっとクンニの世界に入れなかった自分への鎮魂歌でもあります。オナニーでもクンニと同じ快感が得られるということがわかれば、なんとなく損した気持ちも治まりそう。
......とまあ大仰なことを言っちゃいましたけど、要は中学生男子が穴をあけたコンニャクにチンコを突っ込んで「ああ、女のマンコってこんなに気持ちいいのか......」とうっとりするアレの、女版をやってみようというわけです。
コンニャクとか伸びたカップヌードルが疑似マンコのスタンダードになったように「疑似クンニといえばコレ!」みたいなものが見つけられれば、これはオナニー界に名を残す偉業でしょう。オナニーマエストロとして、ようやく世間の役に立つことができるというものです。おお、そう考えたら余計にやる気が。
というわけで、梅雨の昼下がり。薄暗い部屋で"疑似クンニグッズ"、つまり人間の舌の感触に似ているものを考えてチラシの裏に書きつけるマエストロ。
一番新しいクンニの感触を思い出しながら「うーん、うーん」と1時間ほど熟考し、なんとか絞り出した"疑似クンニ候補"は、こんな感じになりました。
見えにくいと思うので羅列してみると、上から、
■クンニマシーン
■ぷちぷち+ローション
■脱脂綿
■こんにゃく
■こんにゃくゼリー
■テンガエッグ
■スポンジ
■ぶつぶつコンドーム
の8つ。一つずつ吟味してみましょう。
まずはいわずと知れたクンニマシーン。舌の形になっているだけじゃなく電動で動く、まさしくオナニーグッズ。マエストロ自身も使ったことがありますが、これはもう気持ちよさの点でいったら間違いありません。
でも、よく考えて今回は却下することにしました。なぜなら、クンニに憧れる一般女子にとってクンニマシーンの購入は敷居が高すぎると思ったから。
マエストロは運良く(?)こういう下品な仕事に就けたおかげで、クンニマシーンくらいネットでちょちょちょいと買えちゃいますが、普通はなかなかそうはいかないもの。
「クンニマシーン買う勇気があるなら彼氏に『クンニして』って言うわ!」ってのが世の女子の感覚でしょう。
それに、クンニのために作られたオモチャがクンニっぽいのは当たり前。そうじゃなく、コンニャクやカップヌードルみたいに簡単に手に入るものが意外な仕事をしてこそ、スタンダードになれるのです。
そして、ぷちぷち+ローションと脱脂綿。
これは、先日の三ツ矢さんへのオナニーインタビューで出てきたクンニグッズです。コラムではカットしたんですが、クンニに憧れた三ツ矢さんは「ぷちぷち(割れ物を包むビニール製の梱包材ですね)を濡らして舌の代わりにするという方法を編み出し、実践したことがあったそう。脱脂綿も、舌の形にして湿らせたものをアソコに擦りつけたりしていたんだとか。
「やっぱり本物とは違った」と言ってたけど、現場からあがってきた意見は試してみる価値がありそうです。
こんにゃく&こんにゃくゼリーは、マエストロが最近観たオナニーAVからヒントを得ました。こんにゃくオナニーっていうと男子のものっていうイメージがあるけど、そのAVでは女性がアソコにこんにゃくをこすりつけて「いやぁ、舐めないでえぇぇぇ~!」って絶叫してたんですよね。
ということは、女が使ってもあながち間違いじゃないってことなのではないかと。
そして、せっかくだから夏らしくこんにゃくゼリーも試してみることに。
テンガエッグは、この前試してみたときになんとなくクンニ的な気持ちよさがあったような気がしたので、再確認する意味でもエントリー。クンニマシーンは無理でも、テンガエッグくらいなら女子でも買えるはず(そうか?)。
スポンジとぶつぶつコンドーム(イボ付きというか、突起のついたやつ)は、舌のざらざら感を重視して選んでみました。
おお、なかなかいいんじゃないですか。コンドームやテンガエッグ以外は西友やイトーヨーカドーに行けばすぐ手に入るものばかり。しかもお安いときてる。よし、これから一つずつ試していきますか!
あ、ちなみに"バター犬"ってのも考えたんですけど、それはちょっと怖いので却下しました。小陰唇かじられたりしても労災おりないだろうしな......。
(続く)
12.06.30更新 |
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