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onanistic pacifism by "maestro"Endo Yusa.
最近、どういうわけか落語に凝っています。
まあ、凝ってるって言っても日常的に通うとかではなく、面白そうな演目があったら月に一回くらい行くって感じなんですけども(そもそもが引きこもりですからね......)。
でも、私ももう四十路。落ちついてふらりと寄席に足を運んでみるなんてのも、ちょっと乙じゃないですか。
そう思って昨夜も、お江戸日本橋亭って寄席であった『トンデモ落語の会』というのに行ってきたんですが、びっくりするほど落ちつきとは無縁の会でした。
しょっぱなからヘビーなオナニストが主人公のエロ噺で、三遊亭白鳥って噺家さんが「マンコ、マンコ」「ザーメン発射、どぴゅどぴゅどっぴゅん!」と連呼。普通、落語では扇子を箸に見立てて蕎麦をすすったりするもんですが、座布団を特大バイブに見立てて振り回すのは初めて見ました......。
若干度肝を抜かれながらも、もちろん手を叩いて大喜びのわたくし。
江戸の粋を味わうつもりだったのに、どうしてこうなってしまうのかしら。うう。オナニーマエストロ遠藤です。
三遊亭白鳥の『エロ浜』(古典落語の名作『芝浜』に出てくる小道具の財布をダッチワイフに変えたエロ噺......)から始まり、快楽亭ブラック師匠の緊縛された裸体で終わるというワケのわからなさ。エロとディスり(むろん半分はシャレ)の嵐ですよ。
あとびっくりしたのは、中入りのときに立川談之助という噺家さんが同人誌を売ってたこと。なんでもアリなんだなあ。ちなみにネタは、落語家なのに小沢一郎と立川談志に突っ込むテロップ芸。
家に帰ってから「どんな人なんだろう」と思って公式ホームページを検索したら、すごいのが出てきてしまいました。
いやあ、落語って本当に素晴らしいものですね。
この日の寄席も、平日の5時くらいからジーパンにTシャツ姿のおじさんたちが並んでいてたいへん癒されました。みんな会社とか行ってないのね......実はあたしもなの......。
とまあそんなわけで、今週はなかなかに文化的(?)な生活を送っていたマエストロなのですが、実を言うと心の隅っこには先週からずっとあのことがひっかかっております。
あのこととは、そう"タン問題"......。
先週、肉のハナマサ29(肉)の日セールで買ってきた激安ホルモンバーベキューセット。「オナニーでクンニされる感触を味わうには、やっぱり本物の舌が一番でしょ!」と勢いでゲットしたものの、生肉をアソコにこすりつける決心がつかないまま冷凍庫の中に放り込みっぱなしになってるんですよね。
ノーパン&ヨーグルト大量摂取の効果あって懸念していたカンジダもだいぶよくなってきたというのに、こいつのおかげでなかなか実験に踏み切れないというのが正直なところ。
いっそのこと、
「いくらクンニオナニーのためでも、乙女がマンコにホルモンなんて......いくら四十路のオナニストでも、そこだけは譲れないわ!」
そう思い切って食べてしまえばいいのでしょうが、それも私のオナニスト魂が許してくれません。うーん、どうしたものか。
とりあえず他の候補グッズを揃えながら、ギリギリまで迷ってみることに。いやほんと、マエストロとか言ってるくせに優柔不断ですみませんねー。やるならさっさとやりゃいいのにねー。
現在、候補に上がっているのは、
■ぷちぷち+ローション
■脱脂綿(タンポン)
■こんにゃく
■こんにゃくゼリー
■テンガエッグ
■スポンジ
■ぶつぶつコンドーム
■生肉(豚タン+黒モツ)
の8つ。パッと見てわかるとおり、だいたいがスーパーで買えるものばかりなんですが、この中に一般乙女には入手しづらいものが2つあります。はい、"テンガエッグ"と"ぶつぶつコンドーム"ですね。
いつもだったら「そんなのチャッチャと新宿行って買ってくればいいじゃーん。恥じらいってなに? 美味しいのー?」って感じの私なんですが、今回の実験は、処女だったり、簡単に「舐めてぇ~ん」と言えなかったり、クンニに憧れているけれどなかなかその機会がないという乙女なオナニストに夢を与えられればと思って始めたもの。ということは、ただクンニの感触に似ているだけじゃダメで、入手しやすさや入手方法にまで気を配らなくてはいけないわけです。
普通に考えたら、彼氏にクンニしてほしいと言えないような子がアダルトショップに乗りこんで言ってクンニマシーン買うなんて無理ですもんね。
というわけで、女の子が入りにくいアダルト系の店ではなく、薬局、コンビニ、Amazonや楽天といった一般ネット通販で買えるかどうか下調べをば。
えー、まずはぶつぶつコンドームから。
前にも書いたんですが、単に気持ちいいかどうかだけでなく「本物のクンニに似ているか」を基準に考えた場合、舌の表面のザラザラ感というのは案外大事な気がするんですね。
それで思いついたのが、表面にブツブツのついたコンドーム。もともとアソコに入れるものならゼリーとかもついてておあつらえ向きですしね。
で、30分ほどパソコンにはりついて検索した結果、条件に合うつぶつぶ付きコンドームをいくつか発見。その中から2つに絞ったのがこちら"黒イボコンドーム2000"と......
JEXコンドームさんから出ている"KABUTO 粒"という商品。
アイス買いに行ったついでにコンビニと薬のセイジョー覗いてみたけど、そこらへんの店には置いてない模様。まあ、うすうす003コンドームとかに比べるとニッチな商品ってことなんでしょう。でも、ネットなら両方とも楽天とAmazonで買うことができ、しかもAmazonのほうは割引率もなかなか。うん、これは一応買いやすさは合格ってことでいいんじゃないの?
というわけで、私もAmazonさんで"KABUTO 粒"のほうをポチっとな。ちなみにお値段は530円、送料込み! イエー!
そしてもう一つの難関、テンガエッグ。
こちらもネットで購入しちゃえば簡単だと思ったんですが、ちょうど繁華街まで出なくちゃいけない用事ができたので、せっかくだし店で買ってみることにしました。そういえば私自身、ここ何年もネット通販に頼りっきりで、店で恥ずかしい思いをしてエログッズを買うってことをしてません。女子が一人でエログッズを買うのがどれくらい大変なことなのか、忘れちゃってるんですよね。
「マエストロたるもの、これではいかん!」と鼻息も荒く向かったのは、激安の殿堂ドン.キホーテ。
ラムタラ(AVショップ)やたちばな書店(エロ書店)に行くことも考えたんですけど、まあ乙女にラムタラはハードルが高いだろうってことで、入りやすいドン.キホーテのほうにしたんです。
が、しかーし!
これが大きな間違いだったんですよ。あのね、みなさんドンキはエログッズが買いやすいなんて思ってませんか。そんなことないですよ。私に言わせりゃあれこそ羞恥プレイ。繁華街のドンキでテンガ買うくらいだったら、新宿ルミエールで買うほうがよっぽどラク!(注・新宿ルミエールというのは新宿二丁目にあるゲイショップです。マエストロは学生時代、なぜかそこで三社祭のエロテープを買った経験あり。)
確かに、店に入るのは恥ずかしくない。でも、つけまを物色するギャル達を尻目に一直線にパーティーグッズとかブランド品とかのある階へ行き、キャーキャー言いながら鼻メガネとかを選んでる大学生達の目を気にしながら、その一角にあるエロコーナーに入らなければならないんですよ。
しかもエロコーナーに入ったら入ったで、中にいる人たちはみんな真剣な目でオナホを選んでるガチなオナニストばかり。女が入っただけで空気が固まり、テンガエッグを手にとったところで「ちっ、冷やかしか!」という心の声が聞こえてくるわけです。冷やかしじゃないのよアピールをするために、いりもしないバイブを両手に持って見比べたりしているマエストロ。うー、居づらいったら!
よくわからない気をつかいつつ、ようやくテンガエッグをゲットしてエロコーナーを脱出。はぁ。
しかし、ここからがさらなる羞恥プレイ。テンガエッグを片手に持ったままエレベーターで一階に降り(ドンキのレジは1階にしかない)、ギャルどもが行列している店先のレジでテンガエッグを買わねばならないわけです。こんなテンション下がることがありましょうか! いやない!!!。・゚・(ノД')・゚・。
家でポチッとすれば5秒で買えるテンガエッグを入手するのに、こんなに苦労をするとは......。
いやあ、「最近はドン.キホーテみたいなところでもエログッズが買えるからイイですよねえ。私が高校生の頃はねえ......」なんて先輩風吹かせてたけど、そんなことまったくありませんでした。ドンキでローターとか買ってる女子校生、マジ勇者だわ。弟子にしてください......。
えー、というわけで、だいぶ前置きが長くなっちゃいましたが、もう逃げられない。四十路オナニストが手を震わせながらゲットしたテンガエッグで、次回こそクンニオナニー実験にチャレンジしたいと思いますので、見放さずお付き合いくださいませ。
あと、ドン.キホーテの社員の方。もし万が一ここを観てらっしゃったら、せめてエログッズコーナーだけでも個別レジをお願いします......。ほんとに恥ずかしすぎますよ、あれ。
(続く)
12.07.14更新 |
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