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onanistic pacifism by "maestro"Endo Yusa.
↑「5000円そこそこのソフトで何十時間も遊べるなんて、ゲームってめちゃめちゃコストパフォーマンスいい遊びだよな!」と思ってたんですが、よく考えたらゲームをしてる間は仕事がパッタリ止まってるんですよね。だとすると、今プレイ時間が60時間だから時給1000円としてもすでに6万円の損をしていることに......まじか! ちなみに昨年ハマったバイオハザードには軽く200時間以上費やしてしまいました。ゲームこわい。


先日、WEBスナイパー編集部のIさんから「遠藤さん、年齢も年齢ですし、そろそろ本当に身体のことを考えたほうがいいですよ......」としみじみ言われ、日々の運動の大切さについて説かれて、これまでの引きこもり生活をいたく反省した私。
ランニングやジム通いはできないので(ぜんそく持ちなのです。ほんとです!)、せめて一日一度は散歩をしようと心に決めたのですが、そんな決心をも打ち砕く大きな障害が現われてしまいました。

それは、そう、数年に一度現われるアイツ。
大学生の私にバイトを辞めさせ、電話とガスを止められるという不名誉な状況へと追い込んだ麻薬のようなゲーム『ドラゴンクエスト』......。
せっかくドラクエ10に手を出さずに済んだのに、今になって3DSでドラクエ7出すとかどういうつもりなんでしょうか。ほんと、四十路女の心を惑わすのはやめていただきたい!
トイレでドラクエ、布団の中でドラクエ、風呂場でドラクエ、ドライヤーあてながらもやっぱりドラクエ。気づけば家の中ぜんぶドラクエですよ。ああ、いつになったらお外に出られるんだろう。
このあいだなんてAV観て股間に電マ当てながらドラクエしてたんで、我ながらびっくりしました。
うーん、この技術を何かに活かせないものか。昨日はついに「バイキルト......」という寝言を吐いたらしいオナニーマエストロ遠藤です。
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さて、そんな感じで最近は寝る間も惜しんでドラゴン退治に全精力を傾けているわけですが、私くらいになりますとゲームばっかりしてても常にオナニーセンサーだけは働いてるようで、ちょっと面白い情報を入手してしまいました。
実は私、トップのドラクエ画像にさりげなくあるものを写しこんでおいたんですが、みなさん気がつかれましたでしょうか?


↑はい、こちらのチラシですね。


一見したところ、オシャレなバーのフライヤー。でもよく見ると、

――300本以上のバイブたち......見て、触れて、動かして......。
――女性・カップル限定のリラクゼーションバイブ・バー"ワイルドワン"

なんていうキャッチコピーが。
そう、何を隠そうこれ、今度渋谷にできたバイブバーのチラシなんですよ。
「へ? バイブバーって何?」と思う人も多いでしょう。ええ、ええ、私もそう思いました。
バーでお酒みたいにバイブを頼んで、その場で使えるとか? 
いや......さすがにそれは恥ずかしすぎるか。じゃあハプニングバーみたいなもの? 
よくわからないけど、とにかく"バイブバー"って響きはすっごい気になります。
よし、これは引きこもりを脱却するいい機会かも!
というわけでマエストロ、やりかけのドラクエ7を一旦中断して"バイブバー"なるものを偵察してくることにいたしました。

お店があるのは道玄坂、お上品じゃないけどゴリゴリのホテル街でもないゾーン。
この日はオープン前日だったのでまだ看板が出ておらず、おっかなびっくり雑居ビルの狭い階段を上がっていくと......。
おお、あった。"ザ・バイブバー WILD ONE"ここですね!


↑オシャレなバーとかバリのエステとか、そういう感じの小ぎれいなエントランス。とはいえ「女性・カップル限定のお店です」って注意書きが"なんか違うぞ感"を醸しだしています。


普段一休とか和民とかで飲んでる私にとってはちょっと敷居が高いくらいのムードですが、今日は取材だからビビる必要なんてありません。ほほほほほ。
余裕シャクシャクでドアを開けて中に一歩足を踏み入れると......うわ!


↑まんこ!!


そう、エントランスが女性器になってるんですよ!(念のために申しておきますと、ピンクの部分が小陰唇でライトの部分がクリトリス。)
バリのエステかと思いきや、一歩店内に入るとマンコ。うーむ、これは侮れない。
そして辺りを見回してみると、


↑またマンコ。

↑ここにもマンコ。

↑細かくマンコ(トイレのドアの部分です)。

↑たまにはチンポも......。


こ、ここは......秘宝館!?
そう広くない店内のあちこちにチンポとマンコがわらわらと! 
このあいだ新宿で見た秘宝館展示を思い出しつつ奥に進むと、ああ、よかった。バーらしくバーカウンターもあるじゃないですか。
......と、思ったら。


↑カウンターの中にずらっと並んでいるのは、酒瓶じゃなくバイブ。

↑カウンターの前にもびっしりと。バイブスタンドの模様がちゃんとマンコなのも泣かせます。


いや、なんというか......これは確かにバイブバーとしか言いようがありません。
あっけにとられていると、社長の武藤さんと広報の女性が出てきてお話を聞かせてくださいました(秘宝館の社長みたいな人が出てきたらコワイと思ってちょっと身構えてたんですが、柔らかい感じのイケメン氏で一安心)。

――あのぅ、ものすごく基本的なことを聞きたいんですけど、バイブバーって何をするところなんですか? 

武藤「基本的には、バイブが置いてあるバーです!」

――......そ、そのままなんですね。

武藤「というより、バイブのショールームでお酒が飲めるという感じですね。もちろんどういう目的で来ていただいてもかまわないのですが、実際にバイブを手に取ってゆっくり吟味できるのが特徴です。ここでは販売していませんが、気に入ったものがあったら近くにあるワイルドワンのお店でお求めいただけます」

そうなんです。エログッズ好きの方ならピンと来たかもしれませんが、このバイブバーを経営しているのは国内に9店舗、中国や香港にもお店があるというアダルトショップ"ワイルドワン"なんですよ。
なるほど、ショールームっていうのはそういうことか。

武藤「アダルトショップで女性のお客さんを観察していると、わりとローターは手にとっていただけますが、バイブをじっくり見るお客さんはほとんどいないんですよ。サンプル品は一応出してありますが、やはり他の人の目もあるので、動作の確認ってしづらいじゃないですか」

ふんふん、そりゃそうだ。私はマエストロなんでそのへんはわりと平気ではあるものの、バイブを手にして「これの動き確かめたいんですけどー!」とはなかなか言えないもんなあ。
そういえば例の"iroha"についても「いい値段だから買う前に触ってみたい」って書いたばかりですよ。

武藤「ここには店舗と同じ300本のバイブを置いてあるので、大きさや動きは確かめ放題ですよ。自画自賛ではありませんが、バイブを300種類置いているショップはそうそうないと思います」

――なぁんだ。実を言うと「秘宝館? それともハプバー!?」って思ってたんですけど、めちゃめちゃ真面目じゃないですか。

武藤「ハプニングのようなことをしてる方がいたら注意します!(笑) 入口にも『女性・カップル限定』と書いてあったと思いますが、あれは女性が安心して来れる、女性のためのお店にしたいのでそうさせていただいたんですよ。バイブって女性が使うものなのに、女性が吟味できないのはおかしいでしょ」

おお社長、いいこと言うなあ!
いや、ほんとにそうなんです。女の子にエログッズについて聞くと「彼氏が持ってきたものを使ってる」ってくらいの人がまだまだ多いんですよね。
いやあ、秘宝館みたいとか言ってすみませんでした。


↑でもトイレの中はやっぱり秘宝館ですけどね! 鯉に尺八......私は断じてデカチンマニアじゃないですが、ここまで立派だとテンション上がってきちゃいます。


最初に入ったときは「女の子はギョッとするんじゃ?」と思ったけど、女子メインだったら逆にアリかも。
正直、マエストロはそこまでバイブ好きじゃないんですけど(電マ一筋!)この内装眺めながら酒飲んでエロ話するだけでも楽しそう。

いやあ、しかしカウンターの中にある300本のバイブ、改めて見ると壮観だなあ。
あ、そうだ。せっかくだからお客さん体験させてもらっていいですか。「これはオススメ!」っていうバイブあります?

「そうですねえ......これなんかイイんじゃないでしょうか」

そう言いながら広報の女性が持ってきてくれたのがこちら。


↑ナンバーワンのおすすめバイブ"ウィズスムース"。美しい手は遠藤じゃなく広報の笠原さんです(あ、よく見たら後ろの椅子もマンコだ!)。


笠原「これはワイルドワンのオリジナルバイブで、ディルド部が二カ所、グリップ部分が一カ所の計三か所が振動するようになってます。見たとおり形がキレイでオシャレだし、シリコン製なので触感がすごくいいんですよ。で、面白いのがですね......」

マエストロの手をとりディルドを握らせる笠原さん(注・ちなみに実際にバイブを触るときは薄いビニール手袋をつけてもらうことになっているそうです)。

笠原「このバイブにはタッチセンサーモードというのがありまして、中に挿入したとき膣圧に反応して振動するんです!」

――え、何これ。すごいっ。超省エネじゃないですか!

笠原「そうなんですよ~」

バイブはそんなに好きじゃないとか言ってたくせに、ついつい食いついてしまうマエストロ。膣圧に反応か......ちょっと欲しいかも......。

――えーと、ちなみにそれはおいくらで......?

笠原「定価は9800円です」

――ああ、それくらいするよなあ。バイブって2000円くらいのもいっぱいあるけど、ちゃんとしたやつはやっぱりそれなりに高いんですよね。

笠原「そうですね。だからこうやって実際に見て触って選んでいただきたいなと」

――そういうことか。なんか今すごいお客さんの気持ちになりましたよ!

笠原「あと、私はこれも好きなんですよ。触感がすごくよくて、アマゾンで売上一位になったバイブなんですが......」

優しいお姉さんにバイブを勧められるって、初めてだけどなんかイイかも。
マンコに囲まれてすっかりくつろぎつつ、次回に続きます。

(続く)

取材協力

「THE VIBE BAR WILD ONE バイブバー・ワイルドワン」



東京都渋谷区道玄坂2-7-4清水ビル3F
OPEN : 17:00 to 24:00
定休日 : 日・月・祝日
電話 : 03-5456-1100(予約受付)
Mail : info@vibebar.jp

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「THE VIBE BAR WILD ONE バイブバー・ワイルドワン」公式サイト


遠藤遊佐(C)花津ハナヨ
(C)花津ハナヨ
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛するアラフォー女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。
遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」
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13.03.09更新 | WEBスナイパー  >  オナニー平和主義
文=遠藤遊佐 |