毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
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遠藤的には“包茎=ちんこ"“ズルムケ=チンポ"というイメージなのですが、皆さんはいかがでしょうか。
この間、久々に姪っ子ちゃんとラブラブ遊んでいたら、オムツを変えている甥っ子ちゃん(生後2カ月)の股間を指差していきなりこう言いました。
「おちゃかなー!」
ああ、確かに赤ん坊のちんこって魚に似てるよね。でもそのお魚、今に大きくてどす黒いキノコになるんだよ……うひひひひ。おばちゃんと一緒に観察しようか〜(いや、まあ、ずっとお魚のままの人もいますけど)。
こういうことばっかり言ってると本気で嫁に嫌われそうで、ちょっと心配。オナニーマエストロ遠藤です。
そろそろドカンとパンチの利いたオナニーをかまさなくては、マエストロの名折れだよなー。でもいまいちピンとくるグッズが見当たらないんだよなー。結局普段のオナニーも電マばっか使ってるしなー……うーん、うーん……と悶々としていたところへ、WEBスナイパー編集部のIさんからこんな連絡がありました。
Iさん「遠藤さん、今日はいいお知らせですよ! この間言ってた“男優さんのチン型バイブ"を作る件、なんと花岡じったさんと佐川銀次さんからOK出ました!!」
――まさか本当にこんなバカな企画に協力してくれるとは……。いやあ、前々から思ってましたが、Iさんスゴ腕ですねえ!(とさりげなくヨイショ)
あー、でも、花岡さんと佐川さん2人ともか……それはちょっとなあ。
Iさん「え、どうしてですか。両氏とも遠藤さんのたってのリクエストですよ」
――だって一度に2本もなんて、二股かけるみたいじゃないですかあ。尻軽な女だと思われちゃう〜。
Iさん「何バカなこと言ってるんですか(呆)。じゃあどちらかキャンセルします?」
――……それはヤです。
Iさん「だったら四の五の言わないで、立派なチン型取れるように努力してください。ぶっちゃけ今回はマネーのほうも結構かかってるんですからね……。チン型キットっていくらするか知ってます? お二人とも週末のアポイントになってますから、高速バスに乗り遅れないで来てくださいよ!」
――はーい……。
いやあ、ついにマエストロも男優さんのナマ肉棒と対面させていただける日がきましたか。感慨深いなあ。
思えばAVでオナニーし始めて早十数年。AVライターめいたことをするようになってからは3年ほどになりますが、実は私、まだ直に男優さんのチンポ見たことってないんですよね。レビューばっかりで現場取材ってほとんどしたことないし。ああ、やばい……緊張してきた! 手とか震えて挙動不審になったらどうしよう!
でも、いちオナニストとしては、これはまたとないチャンスです。なんてったって百戦錬磨のAV男優のフェロモンを生で感じ、生チンを目に焼きつけることができるんですからね。
そして家に帰ったらその思い出を反芻しつつ、ご両人の出演AVをオカズに、この世にたった一つだけの“男優チンポバイブ"を思うさま味わうの……ああ、なんて素敵。これ以上のセレブなオナニーがあるかしら?!
男性の立場で言ったら、好きな女優さんをイメージしたオナホを使うのと同じような感じでしょうが、なんてったってこっちは世界に一つの男優バイブ。レア感が違います。
実を言うとマエストロ、今までエログッズカタログでオナホールを見るたびに悔しい思いをしておりました。女優さんの名前がついたオナホはこんなにたくさんあるのに、どうして男優チンポのバイブはないのか。「加藤鷹の手」はあるのに、どうして「加藤鷹のチンポ」はないのか。
でも、今回うまいことチンポ型がとれれば「女子オナニーチーム、一気に逆転!」と言っていいはず。うーん、これは是が非でも頑張らなくてはなりません。
というわけで、それから数日後の日曜日。
いつものように高速バスに4時間揺られ、鼻息も荒くチン型取りに参上したマエストロ。
場所は、某ホテルの一室です。チンコ出すんだから当然っちゃ当然なんですが、いわゆるひとつの密室ですよ。うあぁ、淫靡〜。こんなところに野獣のような男優さんと2人きりだなんて、おばちゃん濡れちゃう〜。(←I氏の存在を無視した発言)
そんな感じで若干高いテンションを落ちつけるべく、まずは1本目の男優・花岡じったさんと1時間ほどトーク(※この様子は年末に動画でアップされるそうです。緊張している遠藤を要チェック)。
AV業界には大勢の男優さんがいますけど、まあ基本的には女優さんを美しく見せる脇役なわけで、メインで画面に映ることは少ない。だからこれだけたくさんAVを観ていても、顔を見て名前がわかる人となると半分くらい。どの作品のどのシーンがグッときたなんてことまで覚えてる人となるとまたその半分くらいになり、さらに個性やイチモツの形まで頭に入ってる人となるとほんのひと握りなんですよね。
AVファンならみんな知っていることですが、じったさんは、こんなさわやかな好青年のような顔をしてらっしゃいますけど芸歴20年の大ベテラン。しかも、どんな状態でも、どんな女相手でも勃起すると言われている野獣キャラなのであります。ああ、素敵……。
色白で筋肉質のボディもたまりません(最近、筋肉の上にちょっと脂肪がついてきたんだけど、それもグッとくる!)。
で、またねえ、話しててもサワヤカな変態っぷりがひしひしと伝わってくるんですよ。
へらへらしまくりながらひとしきりエロ話を堪能し、いよいよ型どりに突入!
……と思ったところで脳裏をよぎる、さっき聞いたIさんの言葉。
Iさん「遠藤さん、わかってると思いますけど、このミッションは失敗は許されません。なんてったってこの型どりキット、1個5000円もするんですからね。シリコンが固まるまでの数分間は何がなんでも勃起をキープしていてもらわなければならないんです。いいですか、すべては僕の手際と遠藤さんの頑張りにかかってるんですよ!」
はっ、そ、そうだった!
じったさんの「上は70歳までイケる」とかいう話聞いて大喜びしている場合じゃありませんでした。
実は、何日か前に別のエロ雑誌の編集者の方にも同じことを言われてたんです。
「何年か前に男優さんのチン型をとる企画をやったことあるけど、あれって結構難しいよ〜。固まる前に萎えちゃったら水の泡だからね。男優さんだから勃起はするけど、それをノータッチで何分間もキープさせるのは至難の業ですよ」
――え、そうなんですか?
「まあ、最低でも乳首舐めるくらいはして頑張らないと! 途中で男のチンコ見せたら一気にしぼんだからね!(←見せたのか!)まあ、遠藤さんに有利な点があるとすれば……」
――あるとすれば?
「一応素人だってことでしょうね。男優さんってプロの女優さんは見慣れてるからね」
なるほど。じゃあ、最大限に素人感を押し出しつつ、乳首を舐めればいいわけですね!
……なんてことを考えているうちに、じったさんがシャワーから出てらっしゃいました。おお、赤いヒモパンが眩しい!
っていうか、さすがじったさん。もう勃起してらっしゃるじゃないですか!
じったさん「僕、左曲がりなんですよ〜、ほら!」
うおぉぉぉぉ!
な、生チン御開帳……。オナニー女子垂涎のお宝をそんなフランクに見せてくださるなんて……。
――す、すごい元気ですね、さすが男優さん。その調子でお願いします!
じったさん「あ、遠藤さん、今日パンストですね。(※この日マエストロは黒タイツを着用しておりました)僕、パンストフェチなんですよ。ニオイ嗅いでいいですか」
――え? ニオイ? うわ、うわうわ、やめてえぇぇぇ!!
朝からずっと履きっぱなしのブーツと靴下を脱がせて、すかさず足のニオイを嗅ごうとするじったさん(長野の朝は寒いので、うっかりタイツと靴下二枚重ねだったマエストロ。は、恥ずかしい……)。
――うわ、マジでやめてください。恥ずかしいいぃぃぃ!!
じったさん「うーん、いい……(足先をクンクン)」
ああ、もう初っ端から役者が違います。マエストロは果たして立派に野獣のチン型をゲットできるのか? 恥じらいに身をよじりつつ以下次号!
(続く)
09.11.21更新 |
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