毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
はいはいはい、今年もまた年末進行の時期がやってきましたよ~! いやっほう!!(←空元気)
毎年のことですが、この時期になると軽く精神に異常をきたし、「木こりになりたい!」と絶叫したり、『ジョジョの奇妙な冒険』を第一部から読み返したりしだす私。
それもそのはず。年末年始は印刷所が閉まってしまうため、出版関係はいろんな締切が前倒しになるんですよね。しかもパート先(スーパー)が繁忙期に入るもんだから、残業激増。現実逃避しないとおばちゃん壊れちゃう・゚・(ノД`)・゚・
ねえ、知ってた? 忙しいって字は心を亡くすって書くんだよ……。
しかし我ながら偉いと思うのは、こんな状態でもレビュー用のサンプルAVを観る時はちゃんと電マを片手に持っているということです。
試しに数えてみたら、死んだ魚のような目をしながらもしっかりオナニーしてました。しかも6回。
電マバカ一代、オナニーマエストロ遠藤です。
花岡じった氏・佐川銀次両氏の協力の元、文句なしにリアルな“男優バイブ"が出来上がったわけですが、これであっさりゴールできると思ったら大間違い。
前回のコラムの終わりに「この“男優バイブオナニー"にはある大きな問題があったのです!」と大袈裟なことを書いたところ、編集部Iさんから早速ツッコミのメールが入りました。
「問題って……まさかデカすぎるとかじゃないですよね(笑)。固すぎる……とかじゃないですよね?」
うう、その“まさか"なんですけど……。すみません(“笑"がこわい……)。
……いや、だってしょうがないじゃないですか。痛いもんは痛いんですから。
正直、私だって辛いんですよ。チン型バイブ作成が実現するとわかった時から、この日をどれだけ楽しみにしていたことか。こう言っちゃなんですけど、Iさんの20倍くらいは胸を踊らせてましたよ!
それに、私にだってオナニーマエストロとしてのプライドってものがあります。これだけ毎日オナニーに励んでいるくせに、ちょっとデカいからってバイブごときが入れられないなんて、そんなこと本当はカミングアウトしたくありません。
いい歳こいて、「固すぎるぅ~☆」とか「おっきくて入らにゃい~♪」なんて中学生みたいなこと言いたかないんですよ。
でもね、しょうがないじゃないですか。入らないんだから。
実を言うと、「ズブズブでアヘアヘでした!」って詐称しようかとも思いましたよ。「なんだかんだ言って実生活でヤッてないからだろ!」とか言われそうだし、みんなの夢を壊したくないし……。
でも、でもね。そこでつまんない嘘ついたら、それこそオナニーに対する侮辱じゃないですか。
違います? あたしなんか間違ったこと言ってます? ねえ、Iさんっ?!(←逆ギレ)
とはいえ、ここまで大風呂敷を広げといて「入りませんでした~」じゃ、皆さん納得がいかないのもわかります。
なので、一応どういう流れでダメだったのかを事細かにお伝えしたいと思います。まあ、聞いてくださいな。
12月のとある深夜。家族どもが寝静まったのを確認し自分の部屋に戻った私は、“理想の男優チンポオナニー"を追求すべく、必要なグッズをちゃぶ台の上に並べ、おもむろにパンツを脱いだのでございます。
必要なグッズというのは、
●男優バイブ“じった君2号"&“銀ちゃん2号"
●オナネタ用DVD4本(花岡・佐川両氏が出演しているもの)
●ローション(普段は使わないのですが、デカチン対策として)
●電マ(前戯用)
もちろん、男優バイブを人肌にあっためるために石油ファンヒーターもつけてあります。準備万端、ぬかりなし!
さて、いつもオナニーする時のようにベッドの中に入り、電マ片手に前戯開始です。
“男優バイブ"はいつも使ってる一本バイブよりも大きいので、挿入前に時間をかけて股間をウォーミングアップさせておかないといけません。
テレビの画面に映る青山菜々ちゃんとじったさんのカラミを観ながら、電マで入念にアソコをマッサージ。
うーん、じったさんの野獣のような動き……いつ観てもイイわぁ……。あのモザイクの向こうでコレと寸分違わぬモノが大暴れしていると思うと、なんとも言えずジュンときます。
ああ……。(と、ウットリ“じった君2号"を見つめるマエストロ)
……くふうっ!(と、“じった君2号"を口に含んでみるマエストロ)
はあぁぁぁ、た、たまらん!!
このクッキリとしたカリ。浮き出た血管。そしてコチコチの勃起具合!
見てるだけで興奮度が50%くらいアップするかんじ。やっぱり熊の顔とかついたショッキングピンクの安バイブとは一味違うわ~。リアリズム万歳!
画面の中のじったさんのカラミと自分のオナニーをさらにシンクロさせるべく、画面を凝視するマエストロ。
しかし。……あれ? なんかおかしい。
どういうわけか、画面を凝視すればするほどオナニーに没頭できなくなっていくんですよね。なんでだろう。うーん。
はっ、そうか!
女優さんが、邪魔なんです。
うわー、ちょっとショック。今まで何十年もAV見てきて、女の子が邪魔だと思ったことなんて一度もなかったのに……。(´・ω・`)
どういうことかといいますと、自分が画面の中の青山菜々ちゃん(Iカップ爆乳)になったつもりでバーチャルオナニーしようとしてるんだけど、どうしてもうまくそれができないんですよ。まあ、当たり前ですわな。おばちゃん出し殻みたいな38歳だし、Bカップだし。
普段はそんなこと気にせずガンガンオナニーできてるんですけど、いざ改まって入り込もうとすると、やっぱり違和感が出てきてしまう。
ああ、よく男性が「画面に男なんて出てきて欲しくない。主観モノが一番イイ!」っていうのはこういうことなのね……と今更ながらに納得。
一旦手を止めてネタを別のDVDに変更しようかと思ったけど、他の作品に出てる女優さんもみんなマエストロとは程遠いタイプの方なので止めました。
(石黒セリはIカップ爆乳だし、亜弓つばさは赤ちゃんみたいな桃色乳首だし、上条えりかは股下83\x87pの超美脚だし!!)
で、臨機応変に作戦変更。昨晩段ボール箱をひっくり返して探し出したオナネタDVDを全部放り投げて、急遽妄想オナニーにシフトチェンジすることにしました。
ええ、やっぱりなんといってもオナニーの基本は妄想です。妄想に始まり妄想に終わる、それが正しいオナニストの作法。
それになんてったって妄想なら、巨乳じゃなくても美脚じゃなくても乳首黒くても、人気男優と卑猥なプレイができますもの(なんか言ってて悲しくなってきた……)。
――そう、あたしは出稼ぎ労働者専門のボロアパートの管理人。38歳の未亡人です……。
毎晩、性欲を持て余した男盛りの汗臭い男たちが、熟れた体で性欲処理しようと管理人室へやってくるんです……。あたしのお気に入りは201号室の佐川さんなんだけど、先週103号室に入ったばっかりの花岡さんも、いやらしい目つきでこっちをチラチラ見てくるの……ああッ……あたしジュンってなっちゃうんですうぅぅ……。
ほら、Iさん。遠藤こんなに頑張ってるんです。やる気満々で恥ずかしい妄想までしてるんです。
でも、こんなに頑張っても入らないものは入らないんだもん、しょうがないじゃないですか……。
こうなったら、最後まで事細かに聞いてもらいますよ。ええ、そうですとも!
(続く)
09.12.26更新 |
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