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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa. |
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先日、とある飲み会で20代のデブ専のライターさんと話していたときのこと。
「◯◯さんが最近グッとくるデブって誰ですか〜?」
と聞いたら、すかさず
「松坂慶子!」
という答えが返ってきました。
うーむ、なるほど。
デブ専を自称してはいてもそこは20代の男子。どうせ柳原可奈子とかアジアンの馬場園ちゃんあたりでお茶を濁すんだろうと思ってたら、そこくるか。
さすが本物は目の付けどころが違うなあ……と感心することしきり。オナニーマエストロ遠藤です。
とまあ、それはさておき。
ちょっとまずいことに気づいてしまいました。そう、年が開けてからもう3週間が経つというのに、膣拡張をするかどうかでひとしきり悩んだり、エログッズの処分の仕方に悩んだり。うじうじ悩むばかりで、私ったらまったくオナニー啓蒙活動をしてないじゃないですか。
――ここらで心機一転、何か内容のあるコラムを書かなければ! ボーッとマンコをいじってるだけではただの色ボケ猿になってしまう……。
そんな危機感を感じたマエストロ。急遽思い立って、お馴染みの“女子オナ対談”を決行してまいりました。
今回のお相手は、体験漫画家のドルショック竹下嬢。
ご存じの方も多いと思いますが、ドルショックさんは去年『セックス・ダイエット』という単行本を出し、ネイキッドロフトで行なわれた“なぜヤリマンは嫌われるのか?”というイベントに出演したバリバリのセックスエリート。連載中の体験マンガでは、なんとあのテレクラ大王・成田アキラ氏とも一戦交えちゃったりまでしてる。いわばオナニーマエストロとはまったく逆の場所にいる人と言っていい人なんですよね。
『セックス・ダイエット 』 著者:ドルショック竹下 ISBN-10:4813021077 発売:2009年9月4日 出版社:ミリオン出版 |
そんな彼女に、肉食系女子のオナニーについて、ねちねちぐちぐち聞いてみようという所存。
そもそも生活の中にオナニーがしっかり根づいてしまったマエストロからすると、「セックス大好き!」って人でもオナニーをするのか、そのへんがもうわからないわけですよ。
興味半分、「これまでのオナニー人生を全否定されたらどうしよう」というヘタレ感半分で、若干ドキドキしながらスタートです。
――ドルさんとは以前にも某仕事で一緒になって、少しオナ話をしたことがあるんだよね。あの、例の“うつぶせオナニー”の話。
ドルショック「AVライターの雨宮まみさんと同じやり方だっていうのがある時発覚したんですよ。友達何人かで話してるときに『私のオナニー変わってるんだよ!』って自慢したら、雨宮さんが『あ、そのやり方私も同じ……』って。お互い初めて同じ方法でオナニーしてる人に会ったっていう」
――その珍しいやり方を、是非ここで発表してくださいよ(笑)。
ドルショック「えー、まずですね、服を一切脱がずにうつぶせになるんですよ。そして股間に両手を当てる」
――こう、こうですね!(実際にうつ伏せになってやってみるマエストロ)
ドルショック「はいはい。で、恥骨の辺りに親指の付け根の固いところを当てて圧迫するんです。こう、押し付けるようにじわじわと……」
――手じゃなくて腰のほうをヘコヘコ動かすんだ。
ドルショック「そう。で、それをしばらく続けてると中イキするんですよ」
――ええっ?!(←ドルさんのオナニー偏差値の高さに軽くショック)
ドルショック「子宮口のあたりがイクんですよ……ほんと、よくわかんないんですけど(笑)。そもそも初めてオナニーをしたのが3歳くらいのときで……」
――んもー、またですか。みんなオナニー始めるの早すぎだよ!
ドルショック「いや、あのね、私の場合はその頃に、近所の痴漢というか変態お兄さんに会ったのがきっかけだったんですよ。犬の散歩中に空き地のほうから自転車押してやってきて、後ろから『おまんじゅう見せて』とか言って触ってきたの。『おまんじゅうって何だよ!』って思った」
――ははははは。
ドルショック「で、それ以上は特に何もなかったんだけど、『このおまんじゅうには何かあるんだ』ってことだけはわかったんです。それからオナニーって呼び方は知らないながらも“おまんじゅう研究”が始まった(笑)」
――すぐに気持ちよくなったの?
ドルショック「お兄さんは“おまんじゅう”を揉んでたなーと思って、ときどき真似してやってたんですよ。そのうちにうつぶせでやるとラクだっていうことに気づいてその姿勢に落ち着いて……快感っていうんじゃないけど、これは何かあるなっていう感じはありましたね。
そして小学校3年くらいの時に、ある日突然『このまま頑張ったら何か起こるんじゃないか』みたいな感覚を覚えて、そのまま続けてったらお腹のあたりがビクビクっと……。ほんとに脳髄にまで達するような衝撃を感じて、これはスゴイってことになった。それから本格的に始めたのかな。絶頂という最終的な目的に達するための手段としてオナニーするようになりましたね。オナニーっていう言葉はまだ知らなくて、これがオナニーだってわかったのは中学生以降なんですけど」
――ガーン、オナニーを覚える前に中イキ!(白目)
ドルショック「でも、一応恥ずかしいことだっていうイメージはあったんで、布団の中に隠れて母親が2階の寝室に上がってくる前に済ましちゃおうみたいに思ってました。声も出ないし、服も脱がなくてすむから都合よかったんですよね。でもそのうちに、どういうわけだかチャレンジ精神がわいてきて……」
――チャレンジ精神?
ドルショック「教育に悪いことに、父親と母親が横でセックスしてる時があったんですよ。それでこのまま隣でできるんじゃないかってことになって」
――え、それは両親のセックスをオカズにするってこと?!
ドルショック「いやいやいや(笑)。隣にいるのにオナニーするってスリリングだなあと思って。でもやっぱり、荒々しい空気が伝染したりはしますよね。こうやってサラッと言ってるけど、けっこうグロい場面もあったりして、ほんとに教育に悪い」
――お母さんっていくつぐらいだったの?
ドルショック「えーと、40代半ばとか」
――あー、それはね。しょうがないよね……自分の年考えるとお母さんに突っ込めないわ……(笑)。
ドルショック「まあ、それがオナニーの原体験ですね。始めるのは早かったけど、けっこう時間はかかってるんですよ。最初からパッとすべてを悟ったってわけではないです」
――ああ、よかった。それなら許す!(←エラそう)
「登り棒とか自転車のサドルで突然イッちゃった〜♪」ってパターンだったらどうしようかと思った。
ドルショック「そういうのはわかんないですね。あの、私クリ派じゃないんですよ」
――中(で感じる)派?
ドルショック「うん、最初からそうだった」
遠藤・編集部Iさん「エリート!!」
――んもー、ムカつくったら!(笑)
ドルショック「だから最初セックスする時は戸惑いましたね。前戯とかされてもくすぐったくてしょうがないわけですよ。クリで快感ないですもん。『何それ。止めてくんない?』みたいな」
――まじっすか……。
ドルショック「ですからイキたい時にはここでこう、PC筋を……」
――PC筋?
ドルショック「8の字筋って言うんでしたっけ。膣と肛門をこう8の字に囲むようにある……」
――は、はちのじきん?……ちょっと待って。それはみんな知ってるべきもの?
ドルショック「ええ、まあ、エロ業界の方はわりと」
――そうなんだ……(←エロ業界なのに初耳な人)
中イキの構造を詳しく説明してくれる優しいドルショック先生。
その一方で、基本スペックのあまりの違いにしばし呆然となるマエストロ。
PC筋てなに? パソコン使うときに必要な筋肉?(違います!)
やはりセックスエリートはオナニーエリートでもあるんでしょうか……。
しょっぱなからうっすらと格差を感じつつ、次回に続きます。
(続く)
10.01.23更新 |
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