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onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
オザケン王子の復活に世間は沸いているようですが、正直あまり感慨の湧かない私。
なぜなら、私の王子様はここ20年岡村靖幸一本槍だからです。ふん、体重80キロ以下の男なんて王子様とは認めないんだからねっ!
ここ最近はオザケン復活祭りに乗っかって、なぜか岡村ちゃんのライブビデオを見返しては身悶えしている遠藤です。
今なら「ジェームス・ディーンの墓参りに行ったら、上がったはずの生理が始まった」という小森のおばちゃまの気持ちがわかります。
何を血迷ったんだか、コール&レスポンスで「俺の子供を産んでくれえぇぇ!」って叫んでますからね(そしてそれを受けて「ぎゃあぁぁ~! 生むぅ~!」と叫び返す客。むろん当時は私も絶叫してました。すみません……)。
さて、私が岡村ちゃんの子を孕む妄想をオカズにひたすらマンコをこねくりまわしていた20年前、当時小学生だったドルショック竹下先生は、すでにオナニーでの中イキを体得されていたとか。
対談開始10分にして早くも格差を感じつつあるマエストロですが、こんなことでくじけてはいられません。
というわけで、肉食系女子に聞くオナニー話、第2回目です。
――やっぱりセックスエリートの方は違いますね……。
ドルショック「でもクリ派の人って羨ましいですよ。男の人ってセックスの時は必ずクリトリスを触るじゃないですか。そう考えると、むしろクリトリスが感じる人のほうがセックスエリートなんですよ」
――そうか、やった! ……あ、でも、それじゃ中派のドル先生は粗チンじゃイケないじゃないですか。チンコ長くなきゃ!
ドルショック「長くないとダメってわけじゃないけど、わりとチンコを選ぶ体質なんですよ。ある程度圧迫してくれる感じの亀頭が希望ですね」
――そういえば友達の某AVライターさんの話なんですけど、彼女もわりとドル先生のオナニーの仕方に似てる。でもちょっと違うのは、手を使わなくてもイケるって言うの。こう、座ったままでマンコにギュッギュッと力を入れてるとそれだけでイケるんだって。現場取材の時なんかに生のセックス見ながらそうやって人知れずオナニーしてるって聞いて、すっごいうらやましかった覚えがある(笑)。すごくない?
ドルショック「私もそれ、できるようになったんですよ」
――ええぇぇぇ! まじっすか?!
ドルショック「やっぱり足組んだりとかして相当不自然に圧迫しなきゃならなかったりするんだけど、その某ライターさんの話を聞いて試してみたら、できるようになった」
――すげえ……こう、こうですか?(足を組んで懸命にチャレンジしてみるマエストロ)
ドルショック「ははは、試してる。私の場合は恥骨というかそこんとこの筋肉を圧迫するんですよ。まあ、日常的にセックスしてるだけで筋肉は付きそうですよね」
――筋肉か……。私も膣筋つけるグッズ使ったことあるんですけどねえ。
ドルショック「ああ、スマートボール。友達も痩せるらしいって言ってそれ使ってたんですけど、全然痩せないって言ってました(笑)」
――うーん、マンコを締めると気持ちいいっていう感じはなんとなくわかるんだけど、これでイケるのかなあ……ぶつぶつ。(←まだやってる)
ドルショック「私は逆にクリでイクっていうのがわかんない。どういう状態になったらクリ逝きなんですか。クリトリスずっと触ってるとビリビリしてきますよね?」
――ビリビリ? えーと、あのね、それはやっぱり電マを使うべきですよ!
ドルショック「電マもねえ、使ってはみるんですけど、バイブ状のアタッチメント(※電マの先っぽに取り付けて使う補助グッズ)をつけて挿入しないとイカないんですよ」
――……逆! 世の女子の逆を行っている!! あ、もしかしたらそういうのが肉食女子のセックスの特徴なんじゃないですか。
ドルショック「ああ、男根主義!」
――そうそう、そのへんを肉食系女子に聞きたかったんですよ。世間的には、オナニーっていうのはセックスできない人がやるものっていう意識があるじゃないですか。どうしても。
ドルショック「そう言われてみれば、オナニーにも挿入が必要だっていうのは、セックスを前提としてるからかもしれない。うーん、やっぱりクリ逝きがどういうものなのかっていうのは、私の中で重大問題ですね。子宮でイクのってビクビクしてかなり強いイキ方だから、それよりはもっとライトな感じ? 両方できる人に聞くと『質が違う』って言うんですけど、それがどういうものだかわからないんで、セックスしても果たしてクリでイッてるのか定かじゃないんです!」
――ううむ……なんと言ったらいいか。肉食女子にそんな質問されると戸惑ってしまう。
ドルショック「私、一度『ウォーリー』のDVDが2周する間ずっとクンニされ続けたことがあるんですよね。クンニ好きの男性がいてずっとやってくれてたんですけど、もうイキましたからとも言えなくて困ったことがある」
『ウォーリー DVD』 出演:ディズニー ASIN-10:B001RPFHUU 発売:2009年4月22日 販売元:ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント |
――よ、よくそんなに我慢できますね……。でも、イッたら「あ、今イッた!」ってわかるよ。私もわかったもん。
ドルショック「ビクビクします?」
――ビクビクっていうか、なんかこう、だんだんグーッとよくなってきたのが一気にホワ~ッとほどける感じかなあ。
ドルショック「それみんな言いますよねえ。でも、ないんですよそれが! 子宮でイク場合は中がビクビクするんですよね。ほら、男性が射精する時ってチンコがビクビクするじゃないですか。あんな感じ。……あ、もしかしたら私のはマンコの形をしたチンコなのか?!」
――そうかもしれない(笑)。じゃあ、肉食女子の特徴は中イキってことで!
ドルショック「そうすると、同じオナニー方法の雨宮さんも肉食女子ってことになっちゃいますよ……」
――そっか。ドルさんは今も現役バリバリのうつぶせオナニストなんですよね? ちなみに頻度ってどれくらい?
ドルショック「うーん、仕事してるとしたくなるんですよね」
――お、花津ハナヨスタイル! 以前オナニー対談した漫画家のハナヨ先生も同じこと言ってましたよ。漫画家さんは原稿やってると欲情する法則とかあるのかなあ。私は何かしてると突然したくなるっていう衝動はなくて「さあ暇だからAVでも観てオナニーするかあ!」って感じ。衝動というよりは、暇つぶしとか習慣ですね。
ドルショック「それは男の子っぽい感覚だ」
――だから、疲れてるとか泥酔したとか特別なことがなければだいたい毎日するんです。まさに習慣。あと、これもオナニー話を聞くにあたって押さえとかなきゃならない重要なポイントなんですけど、オカズって何使ってます?
ドルショック「オカズは妄想が多いですね。それと“思い出し"!」
――おお、キター! 思い出しオナニー! 肉食系っぽいなあ(注:“思い出しオナニー"とは過去の良かったセックスを思い出しながらするオナニーのこと。実際にセックスしてないとできないプレミアムなオナニーです)。
ドルショック「イケメンを見かけたら、オカズ用に脳内にストックしとくんですよ~」
――そういえばドルさんてイケメン好きだよね。よくイケメンイケメン言ってる印象がある。
ドルショック「いやあ、イケメンって言っても一般的なイケメンとはちょっとズレてるんですけどね! 一番好きなのは松山ケンイチ君なんだけど、実際にはもっと暗い変わったところのある人が好きなんです。森山未来とか井上ひさしとか」
『井上ひさし伝』 著者:桐原良光 ISBN-10:45600493787 発売:2001年1月5日 出版社:白水社 |
「それはイケメンとは言わないのでは……」という言葉をグッと飲み込む大人なマエストロ。
いやあ、それにしても私とは清々しいほどに違うオナニースタイルです。さすが肉食系女子! なんてったって“オナニーする"っていう根元が一緒なだけで、あとはほとんど真逆ですからね。いやあ、勉強になるわあ。
新鮮な驚きを感じつつ、次回に続きます。
(続く)
10.01.30更新 |
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