毎週土曜日更新!
onanistic pacifism by “maestro”Endo Yusa.
いやあ、春ですねえ。
私も先週はお花見に行って、ちんことかまんことか言いながら花見酒を楽しんできました。
瓶ビールを持って行ったのに栓抜きを忘れてどんより。オナニーマエストロ遠藤です。
ところで、代々木公園の花見って初めて行ったんですけど、アレすごいですねえ。何がすごいって、トイレですよ! 女子トイレの混みっぷり!!
「尿意が20%超えたらもう並んだほうがいい。甘く見てるとマジで危険!」
と言われたので我慢せずに早めに行ったのに、この始末。なんと50分待ちだとか。これ絶対失禁する人とかいるだろ……。
行列を見た途端、そこにあるカレーヌードルのカップにしてやろうかと思いました。
男子トイレはそれほど並んでないのに、女子はとにかく1人の所要時間が長いんですよ。オナニーでもしてるんじゃないかと思うくらい。
ウンコ以外は1人2分、いや1分で済ませていただきたいところです。はい。
とまあそれはさておき、1カ月にわたってお送りしてきた淫語魔さんインタビューも今回で最終回。
最後は淫語AVだけでなく、実際の淫語セックスについても話していただきました(ちっ、リア充か……)。
――ところでさっきから思ってたんですけど、この淫語表にある“ホーミー"って何?
淫語魔「オマンコのことですよ。沖縄とかの方言じゃなかったかな」
――へー。なんかホーミーって発声でありますよね、「フィィィ~」ってやつ。あれかと思った(笑)。いろんな言い方があるもんですねえ。“オメコ"ならまだ多少いやらしい気持ちにもなりますけど、ここまでくると全然原型とどめてない。
――長野の方言もあるんですかね。私は聞いたことなけど(なぜならヤング世代だから)。
淫語魔「あると思うけど、もう使わないんじゃないですか。ボボ(長崎の方言でおまんこ)とかだって、実際には使ってないと思いますよ」
――そういえば「ボボ・ブラジルってエロいよね!」とか、小学生の時よくニヤニヤしてたなあ。
淫語魔「淫語もだんだん標準語化して、方言は失われていくんですよ……」
――FAプロかどっかの作品観てるとよく“おさね"って言葉が出てくるんですけど、どうも膣のことだと勘違いしてるようで「おさねにブチ込んで~」とかいうセリフをよく言っててそれも気になる(笑)。
淫語魔「それは間違いです! おさねってクリトリスだもん」
――そうですよね? なんかそれを聞くたびに「クリにぶち込むのかぁ……痛そう!」って思うの(笑)。入んないだろって。
――そういえば、さっき淫語魔さんはリアルセックスの時にも淫語プレイするって言ってましたよね(ニヤニヤ)。やっぱりセックス中の実践淫語とAVって違うんですか?
淫語魔「そうですね。AVではわりと痴女淫語みたいなものをよく見るんですけど、痴女って実際にはあんまりいないので、セックスだとああいうのは難しいですよね」
――そりゃそうだ。いきなり「私の口マンコでチンピク100%になっちゃったのね~」とか言わないですもんね(笑)。
淫語魔「女性は基本的に“受け"だから淫語を言わされる立場だけど、人によっては言ってるうちに立場が逆転したりするんです。こっちの嗜好を察してるのか、こっちが興奮してるのがわかってトランスするのかわからないけど、痴女化していく場合がある。最初はすごく頑張って恥ずかしいのを我慢してオマンコとか言ってたのに」
――女の人ってそんなに淫語言わないもんですかねえ~。(←チンポマンコが実用語な人)
淫語魔「言いませんよ……。まあ遠藤さんみたいに普段から言ってる人もいますけど、そういう人には違う責め方します(笑)。“おちんちん"は言えるのに“オマンコ"は言えないとか、人によっていろんな一線があるんですよ。遠藤さんにだって恥ずかしい言葉はあるんじゃないですか」
【淫語魔さんが作成したAVの中の淫語抜粋テキストと遠藤遊佐の朗読音声 その1 『成瀬心美 雌女anthology #071 (アウダースジャパン)』編】
【1】 FLV形式 1.65MB 0分50秒
――あー、私はさっき読んだ淫語プリントの中だと「クリちゃん」が恥ずかしいですねー。マンコやキンタマは全然平気なんですけど。
淫語魔「どうしてですか。“クリちゃん"って女の子にとっては比較的言いやすいでしょう」
――いや、だって“クリちゃん"てそんな可愛く言うこたないじゃないですか……擬人化してどうすんだって思いません? 「俺、ごまかすな!」って思うんですよ。
淫語魔「ははは。まあそういう特殊事例も含めて、一回垣根を超えると次から言いやすくなるんですよね。セックスも一回やっちゃうと次から誘いやすくなるでしょ。それと同じで、淫語責めを一回やるとだんだん女のほうからも言うようになってくるんですよ。言わせやすくなる」
――一面クリアしたとこでセーブしとけるわけですね。調教だー。
淫語魔「あ、考えてみればAV女優もそうだなあ。最初はヘタクソだった人が急にうまくなったりすることがある。峰なゆかさんとか、そうだったなあ。やっぱり経験ですよね。私が付き合ってた女性もそうで、最初はこっちが言わせたことをそのまま言ってたのに、だんだん自分からオリジナルを言うようになってきて、そこまでいくとねえ、もうほんとに楽しいんですよ!」
――ふうん。
淫語魔「セックスってオナニーとちょっと違うのは、男と女が溶け合っていく充足感があるでしょ。承認欲求っていうか、お互いに認め合っていく楽しさ。淫語を言い合うのは他の人には言わないことを言ってくれてるわけだから、自分だけのものっていう特権意識が湧いてくるんですよ。2人は特別な関係なんだよって淫語を使って確認してるの」
――なるほど。
淫語魔「僕にとっての愛の関係っていうのは、お互いに淫語を言ったり言わせたりする仲になって、一体化してるって確かめ合うことなんですよ。でも、それってたびたびあることでもない。同じ相手でもうまくいかないこともある。常に理想の淫語責めができるわけではないんだけど、時々すごくうまくいく時がある。そのときのことを思い出して思い出しオナニーすることもありますよ」
――その話はすごく腑に落ちます。なるほどなー。SMもスカトロもそういう部分がありますよね。
淫語魔「童貞の淫語好きの人はどういう感覚でいるのかわからないけど、個人的には淫語AVを観ながらのオナニーって自分のノスタルジーとしてやってる。AV観ながら昔の彼女のマンコの匂いを感じ取ることもあるし。そういうのってありません?」
――私は、AV観てオナニーするときはAVしか観てないです。
淫語魔「AV観て、普通にキレイだなあって興奮するときもあるんですよ。でも女優さんがそんなに好きじゃないと、自分の経験が重なるんですよね。これ、人に聞いてみたことないんだけど、僕はAV観ててふと以前セックスした相手のマンコの味とか匂いとか肌触りとか蘇るんですよ。それを思い出してオナニーするっていうのが……ない? あれ、僕だけ!?」
――うーん、触覚を思い出すっていうことはないんじゃないですかねえ。セリフとか流れを思い出すことはあるかもしれないけど。あ、あと匂いを嗅いでムラッとくることはあるな……適度にムレた腋の下とか(断じて変態じゃありません)。
淫語魔「僕は、五感が蘇るんですよね。マン毛のじょりじょり感とかまで思い出すんですよ」
【淫語魔さんが作成したAVの中の淫語抜粋テキストと遠藤遊佐の朗読音声 その2 『黒崎扇菜 淫語トランス(Waap エンターテイメント)』編】
【2】 FLV形式 3.05MB 1分33秒
――淫語魔さんは実生活で淫語プレイとか結構やってきてるのに、オナニー淫語のほうもHP作っちゃうくらい貪欲に突き詰めてるんですよね。一種の両刀使い(笑)。尊敬しちゃうなあ。
淫語魔「気持ちいいオナニーがしたかっただけなんですけどね。もっとすごくこだわってる人はたくさんいると思いますよ。WEBスナイパーでコラム連載してた抱枕すあまさんとか、すごいですよね。僕はとても抱き枕まではいけないです!(笑)」
淫語好きの変態かと思っていたら(すみません)、最後は抱き枕フェチにまで花を持たせる淫語魔さん。いやあ、紳士だなあ。
淫語への愛と思い入れを聞いたら、普段から平気でチンポマンコ言ってる自分が申し訳なく思えてきました。俺ってば愛を垂れ流しすぎ!
これからは交差点で信号待ちしてる時とかには、あんまり言わないようにしようと思います。有難味なくなっちゃいますもんね……。
(続く)
10.04.17更新 |
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