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Criticism series by Murakami Yuichi;Philosophy of "bishojo" game
連載「美少女ゲームの哲学」
第三章 探偵小説的磁場【1】

様々なメディアミックスによってコンテンツが生まれている昨今、改めて注目されている作品たちがある。美少女ゲーム。識者によってすでに臨界点さえ指摘された、かつて可能性に満ちていた旧態のメディア作品。だがそうした認識は変わらないままなのか。傍流による結実がなければ光は当たらないのか。そもそも我々は美少女ゲームをどれほど理解しているのか――。巨大な風景の歴史と可能性をいま一度検証する、村上裕一氏の批評シリーズ連載。
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†芳醇な闇のイメージ

前回の考察では鬼畜ゲームというジャンルの大枠を掴むために、2つの代表的作品に注目した。その結果、むしろ鬼畜系作品の特殊に発達したゲーム的特徴が浮き彫りになったと言えるだろう。ある意味、鬼畜行為そのもののゲーム性と、ゲーム性を追求したときに現われる鬼畜性のようなものが均衡した結果、前回紹介されたような作品が生まれ、そして鬼畜系作品の中でも人気を博するようになったのだと言えるかもしれない。

しかし、メタフィクション的な結論を打ち出しつつあるこの方向性があまりにも総論的かつ尖鋭的すぎるのは否めないだろう。もちろん、この事実は、いわゆるノベルゲームの発達に対し鬼畜系作品がむしろ同調ないしは先取りしていたことを意味しており、その点で重要だが、全てをそちらの方向性に収斂させていこうとするのは性急に過ぎる。そこで今回はもう少し別な枝を探っていきたい。どのような枝か。それは鬼畜ゲームの持つ闇のイメージについてである。

本当にそれで切ってしまえば身も蓋もないとはいえ、アダルトゲームに強力な二項対立の感覚があることは恐らく自明だろう。ポップで明るい光的な作品と、ダークでキナ臭い闇的な作品である(同語反復的だが)。仮に前者を純愛もの、後者を鬼畜ものと考えたとしても、それこそイメージだけでしかこの業界を知らない一般人を想定するのだとすれば、そこまで間違いであるとは言えまい。このとき、仮に鬼畜ものをそれこそ『177』や『レイプレイ』(ILLUSION、2006)のように社会的に問題視されたことのあるような作品の通俗的印象で代表させれば、要は強姦を扱っているということになる。しかし闇のイメージというような大づかみの枠組みでこれを見ようとしたとき、いくらなんでもそれが粗雑に過ぎるのはアダルトゲームをいくつかプレイしたことがあれば分かるだろう。話をある程度分かりやすくするために筆者の印象を述べれば、アンダーグラウンドで、ハードコアで、オカルティックでフェティッシュなものが、この闇の中にはまるごと蠢いていたはずである。

†「跳躍」と「超展開」

今回取り上げたいのはその中でも骨太な潮流として存在感を示し続けている探偵小説系作品である。歯に衣着せずに言えば、物語というものはそれ自体が何らかの問題解決なり謎の解明なりを目的としている部分があり、したがって自然に探偵小説的になる部分がある。後年のノベルゲームの発達はそのような揺籃に育まれたものとしても見られるだろうが、アダルトゲームにとって重要なのは、アダルトゲームが日活ロマンポルノ的な自由なメディアとして機能していた時代があり、単なる物語というばかりではなく、より尖った容赦のない作品を作り得ていたという事実である。例えば、その一つの実例としてアボガドパワーズの「涼崎探偵事務所ファイル」シリーズを挙げることができるだろう。

「涼崎探偵事務所ファイル」シリーズとは、具体的には『黒の断章』(1995)『Esの方程式』(1996)そして発表されたものの未完に終わってしまった『人工失楽園』のことを指している。非常にコアな魅力を持った本シリーズは熱狂的なファンを獲得し、未完であるにも関わらず『人工失楽園』は長らく待望され続けていた。『黒の断章』についてはまだPCゲームのコンシューマー化が現在と比べればそれほど商品として一般的ではなかった1997年にセガサターンに移植され、一般向けとしても好評を博した。

ではその内容はいかなるものなのか。探偵事務所という設定も相まって、ノベルゲームではなく画面を探索して次への展開を見つけ出すアドベンチャーゲームなのだが、今回についてはゲームシステムよりもむしろ物語内容やモチーフが重要だろう。『黒の断章』は、探偵的ハードボイルド意匠と、クトゥルー神話(※30)を組み合わせることで作られた「モダンホラー」作品である。

少し雰囲気を残した形であらすじを要約してみよう。主人公である涼崎聡は探偵である。彼は6年前に米国で起きた事件に巻き込まれ、しかもその事件の殺人犯として起訴されていた。犠牲者となって死んだ3人の人物の中には彼の恋人も含まれていた。ところが彼には事件そのものの記憶がなく、その状態で厳しい取り調べを受けた結果、精神的な限界まで衰退した段階で解放され、精神科医である草薙の介護を受けつつ社会復帰した。以後草薙は涼崎の人生ならびに探偵業における相棒となるのだが、治療の過程では封印された記憶は取り戻されていなかった。ただ、断片的に襲ってくるフラッシュバックが彼を苛んでいた。彼は、事件で死んだ人物の娘である柏木明日香を引き取って、彼女の父兼兄を演じながら探偵事務所を営んでいた。

そんな過去の出来事との無関係を装って、涼崎が住むマンションで謎の連続猟奇殺人事件が起きた。男女関わらず日々人が死んでいく中で不意に呪術的な意図と涼崎に対する因縁が浮かび上がる。犯人らしき杜松という人物の挑発的なメッセージによれば、事件は「ナコト写本」と呼ばれるアイテムを用いて遂行されており、例えばそれによって操られた女性が涼崎と性的関係を持った翌日に自殺するというような、極めて強力かつ猟奇的な命令が実現されていた。それはいわゆるアルハザードの魔導書「ネクロノミコン」(※31)の一部であり、その中でも最大の秘儀である「黒の断章」に秘密が隠されているらしく、しかもそれこそが6年前の事件の核心に関係していた。事実を知った涼崎たちは一路アメリカへ向かう。

アメリカもまた「黒の断章」を巡って揺れていた。魔導書の秘密はタブーとして扱われ、それに迫ろうとする人間たちが処分されていくなかで、同時にオカルトの軍事利用を図るとともに、アドルフ・ヒットラーの復活を画策するネオナチス関係者の介入もあり、事態は混迷を増していく。事件の現場となったアメリカで過去の情報を収集する中で、涼崎自身も自分の記憶の大部分を発見し、杜松が死者蘇生の儀式を行なおうとしていることを突き止める。儀式に介入し杜松と相対した涼崎は、とうとう空白の記憶の真実を知る。彼は「ナコト写本」によって記憶を消され捏造された罪を押し付けられていた。真実は、杜松の策略によって拉致された柏木夫妻を救うために涼崎たちは戦い、その過程で恋人が死ぬなどの犠牲が払われていた。

だがなぜそのようなことが起きたのか。それは狂気の人体実験によるものだった。そもそも杜松は実はハーバート・ウエスト博士と呼ばれる研究者の成れの果てだった。ウエスト博士は「黒の断章」を利用することで、人の肉体を媒介に精神を永らえることに成功した。その過程で乗り移ったのが杜松の肉体であり、また新たに確保した学者の冬川の肉体だった。ウエスト博士は純アメリカ人だったが、最初の乗り移りに日本人の肉体を利用したせいか、以後の乗り移りに白人を使うことが馴染まず、日本人の<献体>を欲していた。6年前の事件とは、まさにウエストが柏木夫妻の肉体を求めてのことだったが、それは涼崎たちの抵抗にあい失敗していた。その後に手に入れたのが冬川の肉体だった。ところが、精神の乗り移りの過程で、杜松の肉体の損壊ゆえか、融合が起こってしまい、いまや彼は集合的な欲望に突き動かされる異形となり果てていた。そして、結果として彼の目的は、冬川の死んだ妻である亜希子(※32)を蘇生させ、日本から拉致してきた生き残った娘である希の肉体において融合させ、父と母と娘の三位一体を達成することとなったのである。ウエスト=杜松=冬川は、その儀式を遂行するために涼崎のマンションに潜伏し時期を待ち続け、例の殺人事件を起こしたのだった。しかし、涼崎は6年前に自分を助け、そのために死んだ人たちの遺産として、ずっと明日香に装着させていたアクアマリンというアーティファクトの力を思い出し、その力によって、生ける死者たちの撃退に成功する――。

以上が『黒の断章』の主だった筋書きだが、単純な探偵ものには還元できないような様々な雑多な要素に満ち溢れていることはすでに明らかだろう。つまり、当初はトラウマとハードボイルドのみによって構成されていたかに思われた探偵物語が、サイケデリックな描写とともに歴史的陰謀論や錬金術的なオカルティズムによってひっくり返され、しかしそのことによってトラウマが回収されるというなんとも壮大な作品に仕上がっている(実際、途中でアメリカに飛ぶという飛躍が起きている)。

このような作風を見て『ドグラ・マグラ』(※33)や『黒死館殺人事件』(※34)といった探偵小説における有名な奇書を思い出す人は少なくないだろう。メディアこそ違えど、そして長い歴史的隔たりがあるとはいえ、本作が明らかにそのような系譜に連なっていることは、よくも悪くも明らかである。しかし、重要なのはむしろそちらとの連続性ではなく、『黒の断章』がいみじくも体現している「闇のイメージ」である。画像を見れば明らかな通り、繊細な画風によって描かれる美少女はまさに流麗だが、他方で同じくらいの細密さで描かれる猟奇殺人現場や儀式空間の演出は、全体として一貫したイメージを描いている。探偵小説からオカルトへのジャンプ、日本からアメリカへのジャンプがそれこそギャップに感じられないのは、そのようなイメージの統一が図られているからである。

恐らく、現代において同じような展開を描こうとすれば、それはよくもわるくも、いわゆる「超展開」の誹りを免れないだろう。それは、単純に『黒の断章』が上手く出来ている・出来ていないという問題ではない。むしろ、アダルトゲームにとっては十年目ほどに当たるこの年には、物語を描こうとしたときにある種の古典的な統制力が機能していたのだと考えるべきだろう。というのも、本作が発表されたのは「あの」1995年なのである。
文=村上裕一

暗黒神話大系シリーズ『クトゥルー』〈1〉著=H.P. ラヴクラフト 編=大滝啓裕 (青心社、1988)
※30 暗黒神話大系シリーズ『クトゥルー』〈1〉著=H.P. ラヴクラフト 編=大滝啓裕 (青心社、1988)
『魔道書ネクロノミコン完全版』著=George Hay 翻訳=大瀧啓裕(学習研究社、2007)
※31 『魔道書ネクロノミコン完全版』著=George Hay 翻訳=大瀧啓裕(学習研究社、2007)

「ネクロノミコン」とは小説家ラブクラフトによるフィクションの神話体系「クトゥルー神話」の中に登場する魔道書である。作中においては、アラビア人魔術師アブドゥル・アルハザードが書き記した魔道の奥義書とされている。クトゥルー神話の中では年表的に細かい歴史が設定されており、これを背景に多くの偽書=二次創作が生まれた。例えばニトロプラスの美少女ゲーム『斬魔大聖デモンベイン』(2003)のヒロイン「アル・アジフ」はそれ自体がネクロノミコンの偽書名である。そしてもちろん『黒の断章』もまたそのような二次創作の一つである。
『黒の断章 THE LITERARY FRAGMENT』より。(C)アボガドパワーズ
『黒の断章 THE LITERARY FRAGMENT』より。(C)アボガドパワーズ
※32 冬川の死んだ妻、亜希子の蘇生死体(ゾンビ)。
『ドグラ・マグラ 』(上) 著=夢野久作(角川書店、1976)
※33 『ドグラ・マグラ 』(上) 著=夢野久作(角川書店、1976)
『黒死館殺人事件』 著=小栗虫太郎(河出書房新社、2008)
※34 『黒死館殺人事件』 著=小栗虫太郎(河出書房新社、2008)

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村上裕一 批評家。初の単著となる『ゴーストの条件』が講談社BOXからようやく9月に出版予定。 最近の書き物は同人誌『アニメルカvol.4』に岡田麿里作品論「ノスタルジーの文法――岡田麿里の世界観」 同人誌『BLACK PAST』に魔法少女まどか☆マギカ論「受胎の記憶――ループと忘却のメカニズム」など。 あとニコニコ動画で「おばけゴースト」というラジオ番組やってます。http://d.hatena.ne.jp/obakeghost/
twitter/村上裕一
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11.09.10更新 | WEBスナイパー  >  美少女ゲームの哲学
文=村上裕一 |