2014.8.23.Sat at Akihabara
2014年8月23日(土) 東京・秋葉原某所で開催
秋葉原で生まれた新しい女子プロレス団体「ファイティングガールズ」。この夏に開催され、大好評を博した美女達の本格“地下”女子プロレスイベント「ファイティングガールズ11~2014BATTLE生誕祭~」より、迫力のシングルマッチ全5試合の模様を格闘プレイに一家言ある新宿・歌舞伎町の女王様「PARAPHILIA~パラフィリア~」のエリカさんに解説していただきます。前後編に分けての掲載です。エリカ女王(以下「エ」) お疲れさまでした。
編 まず率直に、観終わった今の感想を教えてください。
エ そうですね、意外に面白かったですね(笑)。
編 「意外に」というのはどこら辺が意外だったんですか。
エ もうちょっとぬるエロレスリングみたいなのを想像してたんですけど......
編 いわゆるポロリもあるよ的な。
エ はい。そういうところもなく、ガチンコで、可愛い女の子たちの闘いを観られたって感じがしました。
編 技の一つ一つにガチな雰囲気がありましたよね。
エ 本当にそうですね。面白かったです。個人的な感想を言えば、もの凄く勉強になりました。
編 なんと、格闘通のエリカさんが勉強になるくらい面白いイベントだった。
エ はい、こういう技のバリエーションもありだなみたいな。
編 なるほど。今日は全部で5試合ありました。イベント全体のボリューム感、満足度みたいなところはどうでしたか。
エ 見応えがあったのは、やっぱりセミファイとファイナルですね。
編 お客さんの盛り上がり具合というか、自然に声が出てくる度合いが第1試合から順に徐々に高まって、熱気が上がっていった感じがありましたね。
エ そうですね。全体としてはアクシデントがあったりハプニングがあったりもしましたけど、この世界って面白いなと改めて思わされました。試合の前にインタビューで控え室に入らせていただいたんで、余計に選手一人一人の気持ちが凄く伝わってきたなって感じもありましたし。
編 それはいい話ですね。
エ 自分でメイン張るの初めてみたいな感じのトークを頂いたりとかもしていて、気持ちを知りながら試合を観ることができたので余計に熱中してしまいました。
編 ルーキー戦みたいな、初めての試合の人はそういう緊張感みたいなのも伺ってきていると。
エ 今回初めて出るけど、負けないように、勝ちたいですっていうコメントを下さった方もいましたね。そういう思い、いいなって。
編 会場の雰囲気はどうですか、お客さんの。
エ みんないい方っていう感じがしましたね(笑)。
編 割と率直な反応があがっていたような。
エ もっと野次野次なのかなと思ってたんですよ。「ボコせ」とか「もっとやれ」とか「そこでキメちまえ」とか。でも実際はみんな愛のある応援をしてたっていうのが印象に残りましたね。
編 見ごたえのある技が出た時に、「おおー」っていう自然などよめきが起きて。
エ そうそう。なんかいいなぁって。技を分かってるなっていうのもあったし。
編 確かに、愛情のある観客の皆様でしたね。
エ こういう雰囲気だったら選手も応援されてる感があるんだろうなって思いましたね。
■第1試合 春乃なな vs 華宮花
編 それでは具体的に、第1試合から、見所というか、技のポイントみたいなのも含めて解説をお願いしたいと思います。まず第一試合は、春乃ななさんと華宮花さんというお2人の試合でした。
エ はい。
編 これはルーキー戦ですか。
エ 「ルーキーズファイト」って言ってましたね。どちらも初めての試合だったと思うんですけど、個人的には華宮さんのほうが強く印象に残りましたね。
編 華宮さんが赤いコスチュームのほう。
エ そうです。試合前のコメントでも、「今まで練習してきた成果を全部出して頑張ります」と。「私の必殺技"パーフェクト華宮ロック"でキメてやる」って、凄い意気込んでたんですよ。
編 実際にその技が試合中に出たのかどうか私には判らないんですけど、出た時にまた話を聞かせてください。そしてもう1人の春乃ななさんは。
エ 「全力で頑張ります」と。
編 なるほどシンプルに。試合前のお2人の雰囲気はどんな感じでしたか。どちらも可愛らしい感じなんですけど、やっぱり勝気な感じなのは華宮花さんで、春乃ななさんのほうはちょっと大人しいけど、芯に強いものを秘めてるみたいな。
エ まさにそんな感じでしたね。
編 試合は華宮花さんのほうがリードする感じで、背骨を執拗に攻めています。バックブリーカーでしょうかね、膝を背中に立てて首を攻める。
エ これは、ドラゴンスリーパーの、スリーパーをかけてない感じに見えましたね。いや、弓矢固めですね!
編 第一試合ということで、観客の方々もまずは固唾を呑んで見守る中、しかし意外に激しい攻防が繰り広げられました。
エ そうですね。手四つから始まって、華宮さんが執拗に背骨を攻めていく。ちょっと凄かったのが吊り天井を仕掛けていて。
編 ああ、出てましたね。
エ キャメルクラッチからスリーパーへ行って、吊り天井。これは綺麗にキマったと思うな。
編 今日の試合の中で吊り天井が出たのはこの1回だけですね。
エ そうですね。
編 これは凄く綺麗にキマって。こんな一試合目から大技が出て驚かされました。
エ 春乃さんの体がまた柔らかいんで、シビアで綺麗な中にもエロい感じがあってよかったですね(笑)。
編 他にこの試合でエリカさんが見所だと思ったところはどんなところですか。
エ 結構、華宮さんの攻撃の流れが綺麗で。パロスペシャルも出てますね。
編 これを仕掛けたのは春乃さんですね。
エ はい、春乃さんのパロスペシャルが入ってるんですけど、華宮選手の攻撃の順序みたいなのが綺麗だったんです。
編 一例を挙げてください。
エ 変形足4の字からアキレス腱固めにいって、返されてパロスペシャルを食らうけども......。
編 なるほど、このパロスペシャルを食らうまでの流れですね。
エ はい。
編 足4の字に入って、足4の字を崩したかと思ったらここで変形アキレス腱固めに入ったっていう。この流れがスムーズだったと。
エ その前の吊り天井から始まってるんですけどね。吊り天井からの流れで倒して、足4の字にいったと思ったら、アキレス腱固めにいくんだけれども返されて。
編 返されてパロスペシャルに行くけれども、それまでの流れがなかなか。
エ はい、攻め上手っていうか。
編 なるほど。あとは。
エ この後も、ドロップキックを入れたりしていて、凄いなと。で、彼女のアルゼンチンバックブリーカーに行くまで。足4の字の返しがあり、さらにアームロックの変形があって、バックブリーカーが入る。
編 アルゼンチンバックブリーカーきましたね。こうやって見返してみると、やはり華宮さんの背骨狙いは徹底していますね。
エ そう。さらに投げていきます。
編 相手選手の膝を自分の両肩にのせて、上へいったんあげて、そのまま落とすという。
エ パワーボムですね。
編 これがかなり豪快にドカーンと叩きつける感じで。
エ ちゃんとキマってましたね。凄いなって思わされました。
編 会場もどよめいてましたよね。
エ そしてここから首4の字に入っていく。
編 首4の字はエリカさんも得意技にしていたと思うんですが。
エ はい。戦ってる最中に首4の字キメるって結構難しいんですよ。なので......
編 大技で弱らせてから。
エ そういうことだと思います。
編 その辺りの流れも含めて華宮さんが攻め上手だったんですね。
エ 上手いですね。ここからまたスリーパー入って、逆エビ固めをキメています。
編 この逆エビはかなり高さがあるというか。
エ これはジワジワネチネチ攻めてるんです。だから、ここから徐々に腰を落としていって、最後に座ります。
編 なるほど。
エ 実際、華宮さんも技をかけながら「落とすわよ」とか言ってたんですよ。あぁ、これは本当に攻め上手だなって思わされた瞬間でした。
編 そういうところにも上手さが出るんですね。そしてやっぱり逆エビは、高さがあるほうが背骨にガーッと来てるように見えるけど、そうではないんだと。
エ 最後に座った状態になるのが、一番背骨にくるんです。高いうちはまだまだこれから行くわよっていう状態で、彼女はそれを口に出して言ってたんですね。
編 なるほど。
エ で、春乃さんの体が柔らかいから、また美しくキマっちゃうんですよね。選手的には一番苦しいところなんですけど。
編 はい。そしてここからもう一度投げ技に行きますね。
エ パワーボム2発目。こっから、パーフェクト華宮ロックが炸裂します。
編 これがパーフェクト華宮ロックですか。
エ これです。結局、キメてやるって言ってたキメ技でキメたんで、凄いなって。これからが期待な感じの選手ですね。
編 ちなみにパーフェクト華宮ロックは、基本的に首と腕をしっかりキメつつ、返されないように膝を......
エ 足をとってキメて、腕とりーの、首をキメるみたいな。雁字搦めで逃げられない感じですよね。
編 これで春乃さんが観念してギブアップという。というわけで予告通りに、第1試合は華宮さんが宣言通りの技をキメて勝利を収めました。
エ 終始優勢でしたね。
編 これがだいたい15分ちょっとくらいだったと思うんですが、これだけのガチの試合を15分やるっていうのは、相当しんどいんじゃないですか。
エ しんどいですね。普通、総合格闘技でも1ラウンド10分、2ラウンド3ラウンドが5分ずつとかが多いんで、一気に15分というのは本当に大変だったと思います。アイドルっぽい可愛い子たちがそれをしてるというのがまた、異様に萌えるんですけどね。ちなみに試合後のコメントもいただいています。まず華宮さんは「なかなか手強い相手でしたが、なんとか倒すことができました。いい試合ができました。またリングで会いましょう」。そして春乃さんは、「負けてしまったけど、全力で頑張ったので、自分としては満足です」。
編 お互いの健闘を讃え合っている感じで。
エ それがまたよかったですね。
編 はい、ナイスファイトでした
■第2試合 佐伯春奈 vs 尾嶋みゆき
編 会場がしっかり温まったところで、第2試合めは佐伯春菜さんと尾嶋みゆきさんです。
エ 佐伯春菜さんメチャクチャ可愛かったんですよね。
編 赤いコスチュームの選手が佐伯春菜さんですね。
エ はい、巨乳の、色っぽい感じ。尾嶋さんのほうも妖艶なんで、この試合は全体的にエロさが滲み出てました。
編 ただ、この第2試合は、試合中にアクシデントがありました。
エ そうなんですよ。
編 試合の流れなんですが、序盤はグラウンドで、佐伯さんが攻める展開でしたよね。
エ 佐伯さんが腹キックして。結構ガンガンやってました。
編 かなり激しい印象がありましたよね。
エ 変形の股裂きみたいなのもやっていて。あれはエロくてよかったので自分でも使いたい気がしたんですが、私が基本としているのはミックスファイトなので男にやってもあんまりエロくないみたいな(笑)。
編 ちなみにミックスファイトというのは女性と男性が戦うことですよね。
エ そうです。で、変形の股裂きからアキレス腱固めにいって、佐伯さんがジワジワ攻める。
編 そこから、髪の毛を掴んで起こして、佐伯さんが頭に抱え込んでの......
エ ジャーマンスープレックス。
編 ここでアクシデントが起こっています。
エ そうなんですよ、無効試合になっちゃったんですよね。
編 ノーコンテスト。大事がなければいいんですが。
エ はい。一応、これも先にいただいたコメントを言っておきますね。まず佐伯春菜さんは、「初出場ですがブチ倒します」。
編 やる気満々だったんですね。にもかかわらずああいう結果はちょっと残念ですね。
エ そして尾嶋さんは、この方も初出場。「めいっぱい頑張って楽しみたいです」と。対戦後のコメントは尾嶋さんからしかいただけなかったんですけど、「アクシデントであんなことになってしまって凄く残念です。試合最後までやりきりたかったので、また機会があったら再戦したいです」。
編 これはもう、とにかく再戦に期待ですね。
エ 楽しみですね。
■第3試合 夏目雅子 vs 成宮梓
編 はい、そして3試合目。夏目雅子さんと成宮梓さんなんですけど、この2人は試合前、どんなコメントをされてたんですか。
エ まず夏目雅子さん。
編 黒いコスチュームの選手ですね。
エ はい、「初試合なのですが、できる限り頑張りたいです」。
編 なるほど。成宮梓さんはどうですか。
エ 「バトルを背負っていく新人として頑張りたいと思っています。応援して下さるファンの皆様のためにも頑張りたいです」。
編 成宮さんは大阪のほうで活躍されている選手のようですね。この第3試合は、全体としてはどういう印象だったんでしょうか。
エ 見応えありましたね。何より夏目雅子さんが高身長でもう......
編 本当にそうでしたね。
エ ちょっとうらやましいなと思いつつ、またスタイルもよかったんで、うーんって悩ましく思いながら観てました(笑)。
編 最初の入りは、手を合わせて力比べみたいな。
エ 手四つですね。
編 夏目さんが高身長を活かして、相手を煽るようなパフォーマンスをしていました。
エ はい、その手四つも「届かないでしょ」みたいな。おお、そう来たかと。ただ夏目さんは最初ちょっと、緊張してたのかなと。そんな印象を受けましたね。
編 どちらかというとクールキャラで、敬語で相手を煽るみたいな感じでしたよね。
エ そうですね。あとこの試合ではちょっと変わった技が出てました。最初に成宮さんが手四つから膝蹴りを出して、倒れたところを夏目さんにキャメルの変形クラッチをかけるんですが、夏目さん自身の手を交差させて......。
編 相手の手を使って相手の首を絞めるという。
エ 結構キツいと思うんですよ。
編 そしてなかなかレアな技だったんですね。
エ そうですね。キャメルは技の変形がしやすいんですけど、ああいうネチネチとスリーパーをかけるやり方、いいと思いました。で、成宮さんがさらにパロスペシャルをかけるんですが、ここで夏目さんが反撃に出てくる。まず鎌固めですね。
編 夏目さんによる鎌固め。
エ この辺りから緊張が解けてきたのか、夏目さんも「負けないから」みたいな感じで力強く喋りだしました。そしてアキレス腱固めです。
編 皆さん、グラウンドでの関節技が得意ですね。
エ そうなんですけど......この場面についての私のメモ、「成宮さんがエロい」としか書いてない(笑)。
編 エリカさんから見てどこら辺がエロかったんですか。
エ やられてる姿が萌えるくらいエロいし、声もエロいですよ。やられてる時の声。
編 皆様に聞いていただけないのは残念ですが、かなり色っぽいヤラれ声だったと。
エ はい、萌えました。
編 じゃあ会場のお客さんも萌え萌えキュンだったんですね。
エ そうでしょうね。技をキメられた瞬間の声が、とにかくエロい。なのでノートにも「首4の字がエロい。声もエロイ」そんなことしか書いてないんです(笑)。どこ見てんだ私って。で、そんなこと言ってるうちに夏目さんのコブラツイストが入って......。
編 コブラツイストの応酬がありますね。
エ そう、成宮さんがコブラ返しをします。
編 たとえば足4の字は、裏返すとかけた側が痛いみたいな、そういうお約束があるじゃないですか。このコブラ返しっていうのも伝統的な返し技なんですか。
エ やられたら、やられた技をやりかえすみたいな。お約束的にそういうことをする場合がありますよね。その後は成宮さんがコブラからの流れで逆エビにいって。
編 はい、これは身長差が見ものでしたね。
エ そうそう。夏目さんの高身長な体がエロかったですね。
編 エロいばっかりじゃないですか(笑)。
エ まじめにやります、まじめに(笑)。
編 まあ、エロいのはいいことですけどね。
エ はい、やっぱり女性が技をかけられてる姿はエロいんだなと思いました。
編 かけてる側もかけられてる側もエロいですね。
エ そうですね。変な体勢でおっぱい寄ってるとか。
編 あぁ、ぜんぜんそういうところに目がいってませんでした。
エ すみません、私、そういうところしか見てないんじゃないかっていうくらいで(笑)。キャメルクラッチかけられてる時のおっぱいって、こんなふうに出ちゃうんだとか。逆エビ固めのアソコの部分てあんなになってんだとか。
編 その辺は、ミックスファイトで常に技をかける側にいるエリカさんからすると......
エ そう、新鮮なんですよ。キャットファイトだとみんなパンツを穿いてくれてるから、余計にお尻へレオタードが食い込んでる感じとか、凄く萌えちゃう。技をかけられていくごとに食い込んでいって、ちょっと立ち上がった時に無造作にそれを直す仕草とか。私はどんな変態だ(笑)。
編 いや、素晴らしいですよ。
エ 色っ......エロっぽかった。で、ここで夏目さんが首投げをするんですよ。
編 やっぱり高身長な人の投げ技って、迫力ありますよね。
エ はい。そしてチョークスリーパーがキマって、レフェリーに「ギブか」みたいなこと聞かれるんですけど、成宮さんが「ノーノー」って言う。その様子もまた萌えるなぁと。
編 今回、レフェリーがいいタイミングで入ってきて存在をアピールしていましたが、ギブを取りにいってる側としては、やっぱりタイミングよくレフェリーに入ってきて欲しいとかあるんですか。
エ 大事ですね。技によっては声を出せない時もあって、きちんと見極めてもらわないと本当に危ないので。
編 そういう意味では、今日のレフェリーの動きはいかがでしたか。
エ 悪くないと思います。もうちょっと早く止めに行ってもいいかなと思うところもあったけど、キャットファイトなので、美味しいところいっぱい見たいですからね。
編 ちなみに次のページのエリカさんのメモには「夏目選手はサービス精神旺盛」って書いてありますが。
エ はい。
編 これはどういう意味でしょうか。
エ 今なら写真のサービスショットが撮れるよみたいなことを、観客に言いながら技をかけてましたよね。
編 あぁ、キャメルクラッチの時でしたっけ。
エ キャメルとスリーパーの時に言ってましたね。
編 基本的に相手選手や観客を煽るキャラでしたね。最初の印象は大人しい感じだったんですが。
エ 凄いなぁと思って。だから逆に成宮さんは悔しい思いしちゃいましたよね。
編 その後、観客のほうへちょっとなだれ込んで、夏目さんが椅子を借りるという場面がありました。
エ 椅子を利用してバックブリーカーにもっていきましたね。
編 アルゼンチンバックブリーカー。背が高いから迫力ありました。
エ はい、ちょっとうらやましい感じだったんですけど、それから逆エビ固めに入って、ここでキメたい、もうすぐキマるか、取れるか、キマるかキマらないかっていう時に、私はやっぱり成宮さんのエロい声を聞いて癒されちゃうみたいな。
編 なるほど(笑)。ここでキマるのかどうかみたいなのは観てる側からするとスリルある展開ですよね。
エ キマるのか、キマらないのか、キマるのかってね......。
編 「夏目キメきらない」ってメモにも書いてありますね(笑)。
エ ここでもキメきらなかったかぁみたいな(笑)
編 エリカさんにも夏目さん並に悔しい思いが。
エ 今のでいけたんじゃないの......いけなかったかぁみたいな。さすがそこは成宮さんもね、エロい声してるけど、ギブアップはしないぞと。ところがそこから夏目さんがまた投げて。そしてグラウンドの卍固めに入っていく。
編 これはマイナーな技でもないんですか。
エ 私は大好きな技ですね。
編 卍固め好きっていつも言ってますよね。
エ はい。大好きです。で、夢中で闘っていると技って決まりにくいので、多少変形気味の卍だったんですけど......。
編 これがちょっと極まりすぎてしまって。
エ 成宮さんが落ちちゃいましたね。
編 はい、レフリーストップで試合が決まったという形になりました。
エ 首に足が入りすぎて、軽く絞まっちゃったんでしょうね。
編 タップする間もなく。
エ 綺麗に入って、「落ちた、落ちた」ってまわりが騒いじゃって。
編 そうですね。レフェリーより先に観客が「落ちてる落ちてる」って言ってましたよね。
エ 夏目さん、最初はちょっと緊張してたところがありましたけど、やっぱり雰囲気だったり、観客のノリだったり、勝ちたいっていう気持ちだったり、いろいろなものに突き動かされて掴んだ勝利だったのかなと。
編 なるほど。
エ 成宮さんは、エロかった(笑)。負けてくれてありがとうじゃないけど、技をかけられてる時の声には本当に萌えちゃうんで、よかったなと。ちょっとコメントおかしいですね。どっちも応援してたのは本当です。
編 そんな二人の試合後のコメントもとってきていただいてるんでしょうか。
エ はい。まず成宮さんから。「ファイティングガールズの選手に負けるのは凄く悔しいです。ここで終わるわけにはいかないので、また強くなって戻ってきます」。なんかいいですね。「修行したいです」って言ってますね。
編 やられ方があんなに色っぽいのに、非常に悔しいと。
エ やっぱりそうですね、悔しいですよね。
編 勝った夏目さんのコメントは。
エ 「頑張りました。意外に力あるんで。力持ちなんで出来た技があってよかったです。勝てると思ってなかったんで、勝てたことが本当に嬉しかったです」
編 やっぱり、最終的には殊勝な感じのコメントですね。煽り上手なんだけど、殊勝な一面もあるという。
エ こういうところにキャラが出るんですね。
編 はい、こちらもナイスファイトでした。この辺りまでくると、観客が凄く盛り上がっていて、次の試合への期待感が会場に充満してましたよね。
(続く)
【「ファイティングガールズ」次回イベントの予定】
■「ファイティングガールズ12」
開催日時=2014年12月13日(土) 開場15:30 / 開演16:00
開催地=アキバナビスペース(秋葉原駅徒歩5分)
主催=バトル/ファイティングガールズ事務局
詳細・チケットのご予約は→コチラ
■「ファイティングガールズ13」
開催日時=2015年 4月18日(土) 開場15:30 / 開演16:00
開催地=アキバナビスペース(秋葉原駅徒歩5分)
主催=バトル/ファイティングガールズ事務局
詳細・チケットのご予約は→コチラ
出演者は決まり次第、上記ページもしくは公式ブログ上にてお知らせ致します。
関連リンク
「ファイティングガールズ」公式ブログ
新宿・歌舞伎町「PARAPHILIA~パラフィリア~」
14.10.25更新 |
WEBスナイパー
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イベントレポート
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