Tokyo Undercurrent Photograph collection
4月22日(木)〜5月6日(木) 渋谷「青山ブックセンター本店展示場」にて開催
4月22日(木)〜4月28日(水) 赤坂「いちょう画廊」にて開催
25年以上にわたって東京の「下水道」を撮り続けてきた写真家・白汚零の初の写真集が刊行される。右に左に別れゆく枝管、しかし次々と合流し、滝となって落ちる汚水。滲み出す地下水や随所に堆積した土砂は、巨大な生命体の内臓を思わせる――。らせん状水路や煉瓦積みアーチ等、普段は決して見ることのできない世界、しかしいつでも足元に存在している身近な世界が貴方に突きつけてくる衝撃とは。写真集の刊行を記念して、都内2カ所で写真展も開催されます!!4月22日(木)〜4月28日(水) 赤坂「いちょう画廊」にて開催
都市の地下に迷路のように張り巡らされた地下水道。マンホールの蓋一枚隔てたその景色を、通常、目にする機会はきわめて少ない。毛細血管のように家庭やビルから流れ出る下水は、枝管、幹線と次第に大きな地下水流となり、東京都区部だけでも1日に平均約480万㎥の下水が処理されている。
まさしく地下の見えざる河。下水道は人目を気にして設計されてはいない。しかし、そこには様々な表情があり、時には驚くべき光景に出くわしたりする。
もちろん下水路は真っ暗だ。マンホールの蓋に開いた小さな穴から差し込むわずかな光があるのみである。それを頼りにして、長時間露光で撮影できるのは、光と闇が織り成す抽象的なハーモニー。また、カラーフィルターを装着した照明器具を持ち込み、無彩なコンクリートの世界に着色しても撮影した。
ぬめる足元に気をつけ、水流に打ち勝つだけの三脚を使用し、撮影機材にも細心の注意を払った。地下水道の撮影は容易なものではない。
文=白汚零
『地下水道 Undercurrent』(草思社)刊行記念写真展のお知らせ
◆皆様方のおかげでやっと私の初めての下水道写真集が刊行されます。
詳細は下の通りです。
また、発売に合わせ、写真展を2カ所同時開催いたします。
是非ご高覧下さい。(白汚零)
写真展会場1:青山ブックセンター本店展示場
会期=4月22日(木)〜5月6日(木)
営業時間=10:00〜22:00
会場・問い合わせ先=
東京都渋谷区神宮前 5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア(B2F)
電話 03-5485-5511
入場料=無料
写真展会場2:いちょう画廊
会期:4月22日(木)〜4月28日(水)
営業時間 11:00〜19:00
会場・問い合わせ先=
東京都港区赤坂8-12-13-102
電話 03-3423-0018
入場料=無料
※なお、いちょう画廊にて出版記念パーティを行ないます。ご都合がよろしければ是非お越し下さい。
出版記念パーティ日時=4月22日(木)18:00〜21:00 入場無料
関連リンク
写真家・白汚零 公式サイト
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