2010.07.15 Thu -07.25 Sun at Tokyo Metropolitan Art Space
7月15日(金)〜7月25日(日)
東京芸術劇場小ホール1にて開催
演劇の路地裏ヌーヴェルバーグを見せましょう。
いささかペテンな江本純子の新作、とことんフィジカルな饒舌喜劇。
鈍行列車に煌めく迷惑行為の数々。
青春18きっぷで旅に出たやるせない婦人達の星降る夜に痴漢が舞い降りた!
東京芸術劇場小ホール1にて開催
私の信頼すべき友人が先日酔っ払った際に「だから(江本は)男性恐怖症だからね」とポロリと言葉を漏らしたんですね。なんかものすごく侮辱された気分に瞬時に陥りまして。そもそもその友人が、私のことを「男性恐怖症」だと認識していたのかと思うと、そのことにもまず驚きましたし、私は私自身のことをそう認識したこともなかったものですから、なんだか屈辱と恥ずかしさでちょっぴり泣きたくなりました。しかし、他者にそう思われているってことはだ、たしかに自分の中にも潜在的にそういう意識があるのかもしれない可能性だってだいぶなきにしもあらずだぞと複雑な思いで危惧すると、これは克服しないといけないな、と思ったわけです。31歳で、男性が怖い、なんて、こんな化石的なしおらしさを、私は私自身で持ちこたえられません。だから今回は「痴漢」について描きます。(後略・チラシより抜粋)
江本純子
1978年12月22日生まれ。千葉県出身。毛皮族主宰。脚本家・演出家・俳優・他。 立教大学在学中の2000年9月に「毛皮族」を旗揚げし、以降全公演の作演出を手掛け、全公演に出演する。主宰する毛皮族はテロエロ狂騒歌劇団と銘打ち、旗揚げ時より急進的に観客動員を伸ばし、結成5年という異例のスピードで本多劇場に進出、一躍小劇場界を牽引する劇団となる。毛皮族の活動の最中、 2004年にジュンリーwith毛皮族としてコロムビアよりCDデビュー、2006年には処女小説『股間』(リトルモア)を発表するなど、多彩な表現活動を展開。近年は俳優・脚本家としても多くの映像・舞台作品に参加している。2009年より開始した新シリーズ「劇団、江本純子」にて発表した『セクシードライバー』は第54回岸田國士戯曲賞最終候補に選出され、今後の劇作活動に……どうぞご期待下さい。
劇団、江本純子 vol.3 『婦人口論』
作・演出=江本純子
出演:馬渕英俚可、初音映莉子、澤田育子、津村知与支、野村恵里、ノゾエ征爾
日程=2010年7月15日[木]〜25日[日]※全14回公演
料金=前売 3,800円 当日 4,300円(全席指定・税込)
●サイドシート(22歳以下)
前売、当日とも 3,000円
※劇場受付で身分証を提示、キャッシュバック対象外
※客席の都合上、一部見えにくいシーンがある可能性あり
●7月18日(日)19時の回は“ご婦人割引”
女性のお客様は当日会場にて500円キャッシュバック!
●車椅子席あり。
※車椅子席、サイドシートは劇団ホームページのみ取り扱い。
会場・問い合わせ先=
『東京芸術劇場 』小ホール1
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
電話 03-5391-2111
関連リンク
「毛皮族」公式サイト
10.07.13更新 |
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