毎週月曜日更新!
全ての国民は2年間、国に全てを捧げて奉仕する義務がある――。日本によく似た、しかし異なる某国で「奉仕者」の立場に転落した女たちが辿る、絶対服従の日々。飼育・調教が法律によって認められた世界で繰り広げられる、異色エロティックロマン!
「触っても、いいですか?」
慶太が尋ねる。しかし、玲子はうつむいたまま答えない。
「さ、触るよ……」
玲子はもう少年たちの言うことを聞くしかないのだ。拒否権などあるはずもない。
慶太はおずおずと、開ききった玲子の股間に手を伸ばす。柔らかな繊毛に縁取られた薄桃色の肉裂。さっきまでは慶太の命令で自分の指で開かされていたが、今はぴったりと口を閉じている。型崩れのない綺麗な肉唇だった。そこに、慶太の指先が触れた。
「あっ」
玲子は小さな声を漏らす。慶太の指先は、入り口を探すように、溝の上を擦る。
「あん……」
そして指先はゆっくりと沈み込んでいく。慶太はその感触に息を飲む。自分の指先が熱い粘膜に包まれていくのがわかる。そこは湿ってぬるぬるとしていた。指先はスムースに沈んでいく。
「ああ、優しく、して下さい……」
玲子に言われて、慶太は慌てて指を引きぬく。
「あっ、痛かった?」
「いえ……。大丈夫ですけど」
今度は慶太は肉唇の上部を触ってみる。そこの部分に女が感じるところがあるのだと、この間、信に教えてもらったのだ。
「ここ、かな?」
慶太の指先は皮がフードのようになっている部分を捕えた。チョン、と触れると、玲子は今までにない甘い声を漏らし、腰を震わせた。
「あ、だめ……」
手応えを感じた慶太はそこをさらに指でいじくる。その度に玲子は切なそうに声を上げる。
「ああ、もう我慢出来ないよ」
慶太は立ち上がり、制服のズボン、そしてブリーフを脱ぎ捨てた。まだ、根本にうっすらとしか陰毛の生えていないペニスが飛び出す。しっかりと勃起しているのだが、その先端は皮に包まれたままだ。
玲子は、目の前に突き出されたその幼いペニスから目を逸らす。グロテスクではなく、むしろ可愛いといってもいいようなものではあったが、それでも直視できない。
「ねえ、お願いしますよ。舐めてくれるんでしょ」
慶太の声が緊張で震えているのに、玲子は気づく。女とこういうことをするのは、初めての少年なのだ。緊張するのも無理はない。
玲子はちらりと慶太の顔を見上げた。視線が合うと、慶太のほうが顔を赤らめて目を逸らした。
その慶太の反応を見て、玲子はなんだか少し気分が和らいだ。相手は自分よりも4つも年下の少年なのだ。
玲子はそっとペニスの先端をつかんだ。指先が触れると、慶太はビクンと身体を震わせて声を漏らした。
玲子は軽く指を動かす。
「うっ……」
指が少し動く度に、慶太はいちいち反応する。さっきとまるで立場が逆転してしまったようだ。
玲子は小さく笑みを浮かべた。舌をそっとペニスの側面に這わせた。
「あっ!」
慶太は叫んだ。それは初めて味わう快感だった。玲子はさらに舌を這わせる。根本のほうまで舐め上げる。
「う、うう……」
慶太の足がガクガクと震えた。玲子は顔を上げて、問いかける。
「気持ちいいですか?」
「は、はい……。こんなの、初めてだ」
玲子は指でそれをつまむと、ゆっくりと皮を引き下げた。ピンク色の先端が顔を覗かせる。
「え、何するの?」
慶太は、まだ自分で剥いた経験もなかった。自分の身体に、そんな部分が秘められていることにショックを受ける。
玲子は舌を伸ばして、そのピンク色の亀頭を舐め上げた。
「ひっ!」
慶太は悲鳴を上げる。それは快感というのには、あまりにも衝撃的だったのだ。
「ちょ、ちょっと待って……」
しかし、玲子は止まらない。口を開いて、ぱくりとその先端を咥えてしまった。
「あ、ああっ」
慶太の頭は混乱していた。気持ちいいのか、痛いのかすらもわからない。今まで感じたことのない感覚が自分の下半身に訪れているのだ。
玲子はゆっくりと頭を前後に動かす。ジュボジュボと湿った音がした。決してテクニックがあるわけではないが、この一週間ほどで少年たちのものを何度も咥えさせられたことで、それなりのやり方は身についていた。
そして今、初めて自分から、相手を気持ちよくしてみようという気持ちになっていたのだ。まだまだぎこちなく、単調な動きではあったが、それでもフェラチオ初体験の慶太には、人生が変わってしまいそうな快感だった。
「あっ、あっ!」
突然、慶太が叫んだ。玲子の口の中で、その先端が一瞬膨れ上がり、そして噴出した。
「んぐっ」
突然の発射に玲子は目をぱちくりさせたが、口は離さなかった。そのドロリとした液体を腔内でしっかり受け止める。
そして、飲み込んだ。以前、少年たちに無理矢理飲まされたことはあったが、自分の意志で飲んだのは、これが初めてだった。生臭かったが、不快ではなかった。
すっかり飲み込むと、ようやく口を離した。まだ呆然としている慶太の顔を見た。
「気持ちよかったですか?」
それは、この特殊収容所へ送られてきてから、玲子が初めて見せる笑顔だった。
「いやっ、もう、止めて下さいっ」
真弓が泣き叫ぶが、男たちは全く意に介さない。1人が後ろから真弓に抱きついて両腕を押さえつけ、別の二人が左右から脚を抱えて広げさせている。丸出しになった股間へ向けて、勃起したペニスが近づいていく。若いだけあって勢いがいい。手で押さえていないと、勃ち過ぎて腹についてしまうほどだ。
「よし、まずはおれが行くぞ」
男は、乱暴にペニスを真弓の中へねじり込む。そこは濡れていたが、真弓は全く快感も興奮も感じていない。身体が防衛本能で濡れさせていただけだった。
「いやあああっ!」
力任せに勢いよく腰を動かす。その苦痛に真弓が悲鳴を上げる。
「ほら、こっちも頼むぜ」
その口を塞ぐように別の男がペニスをねじ込んだ。
「んぐぅ、んぐぅ!」
まともに呼吸も出来ない。真弓は悲痛な呻きを漏らす。
凌辱という言葉では言い尽くせないような地獄絵図だった。10人もの若い男が、1人の少女の肉体に群がって、欲望をぶつけていく。
「確かにひどいな、こいつらは」
モニターに映し出されるその様子を見ながら、北尾はつぶやいた。
「動物と同じだ。これは早めに切り上げて正解だったかもしれないな」
「はっ、そうですね」
横で井浦所長が相槌を打つ。
「B-13のほうは、ちゃんとルールを決めてやっているそうだな。それも小山新一が中心になったのか?」
「はい、そのようです。なかなかしっかりしているようですね」
「もうこっちにいるのか?」
「はい、小山だけ戻らせました」
「真弓を与えてみろ」
「え……」
北尾は井浦の反応が意外だったようだ。じろりと井浦を睨む。
「真弓を与えて、あいつがどうするか、見てみたいんだ」
「あ、はい。かしこまりました。すぐ手配します」
井浦は北尾の部屋からそそくさと出ていった。北尾は、再びモニターに目を戻して、数週間前の凌辱の記録動画のチェックを続けた。
自分だけ、急に北沼エリアから呼び戻されて、新一は不安になっていた。自分は何かまずいことをしたのだろうか。玲子に接するのを当番制にしたのは、白石教官も認めてくれた。特に問題はないはずだ。
しかし、他に思い当たるようなことはない。呼び出された面談室で、新一は緊張した面持ちで待っていた。
「お疲れ様、小山新一くん」
面談室に入ってきたのは、井浦所長だった。新一は慌てて立ち上がり、頭を下げた。
「はは、いいから座って下さい。君はB-13のリーダーなんだってね」
「はい」
「玲子の扱いは、君がルールを決めて運用しているそうだね」
「……はい」
「素晴らしいじゃないか。そういうことを自主的に行なってくれるのを、我々は期待しているんだよ」
どうやら叱られるのではなく、ほめられるようだ。新一はホッと胸をなでおろした。
「そこで君にご褒美をあげようと思ってね」
「あ、ありがとうございます」
新一は所長に指示された部屋へと向かった。何か咎められるのかと思ったら、逆に褒美をもらえるとは、全く嬉しい誤算だった。ただ、言葉とは裏腹に、所長の表情が不機嫌そうだったのが少し気になったが。
所長が行くように言ったのは、奉仕舎と呼ばれる建物の中の部屋だった。奉仕舎は、15歳以上の収容者が共用奴隷を使うことが出来る場所だ。まだ14歳の新一は、いつも羨ましげに外から眺めるだけだった。だから、建物の中に入るのはこれが初めてだ。
薄暗い長い廊下の左右にいくつものドアが並んでいる。微かに女の悲鳴のような声が聞こえてくる。みんなこの中で、共用奴隷とセックスしているのか。あと半年で自分も15歳だ。そうしたら、ここでセックスすることが出来るのだ。そう思うと、その日が楽しみで仕方がない。もちろん出所もしたいのだが、なんだったら共用奴隷を使ってからがいいな、とまで思う。一般社会で、普通に暮らしていたら、10代で奴隷を相手にすることなど不可能だからだ。
階段を降りて奉仕舎の地下に行く。一階も殺風景で気味の悪いムードがあったが、地下もまた違った意味で不気味だった。廊下には赤い絨毯が敷かれて、一階とは比べ物にならないくらいに豪華な内装となっていた。まるで古い高級ホテルといった感じだ。しかし薄暗く、どこか鉄臭い匂いがした。もしかしたらこれは血の匂いなのかもしれない。新一は直感的にそう思った。
一番奥に指示された部屋があった。廊下に並んだ他の部屋よりも立派なドアだった。その威圧感に新一は少し気後れしたが、意を決してノックする。
「小山新一です。ここに来るように所長に言われたんですが」
すると中から返事があった。女の声だった。
「どうぞお入り下さい」
新一はドアを開けて中に入る。意外なくらいに広い部屋だった。しかし新一が驚いたのは、その広さではない。部屋の中には大きな異様な形状の器具がいくつもおかれ、壁には鎖や鉄輪などが埋め込まれている。
「なんだ、この部屋……」
新一は思わずつぶやく。
「ようこそいらっしゃいませ」
突然足元から声がした。見ると、床に白い塊がある。それが裸の女が土下座している姿だとは、一瞬わからなかった。
しばらくして、女は顔を上げた。全裸に黒い首輪だけしていた。大きな胸をしているが、顔はあどけなく、もしかすると自分とそう変わらない年齢かもしれない。
「真弓です。本日はご主人様にご奉仕させていただくことになりました。どうかよろしくお願いいたします」
新一は驚いて、ぽかんと口を開けていた。
(続く)
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12.03.05更新 |
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