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全ての国民は2年間、国に全てを捧げて奉仕する義務がある――。日本によく似た、しかし異なる某国で「奉仕者」の立場に転落した女たちが辿る、絶対服従の日々。飼育・調教が法律によって認められた世界で繰り広げられる、
異色エロティックロマン!肉の穴がぽっかりと口を開いていた。その内側から濡れ光る紅色の粘膜が顔を覗かせている。その艶めかしい光景は、そこが排泄器官であることを忘れさせる。
いや、森元にとっては、そこは彼女の肉体の中で最も愛しい性器なのだ。
「ふふふ、最初は指一本も入らなかったのに、今ではこんなに広がるようになって……」
森元は2年前を思い出す。穂奈美が奴隷として森元の前に現われた時、彼女はアナルどころか、全く男性経験のない処女だったのだ。
むっちりとした男好きのする体つきだったが、どこか垢抜けない田舎娘といった顔立ちで、なるほど処女というのも頷けた。
中学、高校、そして当時通っていた大学も全て女子校。もともとが大人しい性格なので、自分から異性との出会いを求めることもなく、たまに向こうから声をかけられても、逃げ出してしまっていた。
そんな穂奈美だが、本人の性格に反して体のほうは十分に発育していた。やや太めかなと思われるギリギリのレベルのグラマラスな肉付き。白く、柔らかそうな肌。
森元は、穂奈美の素晴らしい肉体を見抜き、奴隷として競り落としたのだ。そして、その肉体に秘められたもうひとつの資質も、森元は見抜いていた。
「あ、ああ、ご主人様……。早く、穂奈美に、下さい……」
ベッドの上でうつ伏せになり、腰を高く突き上げ、後ろに回した手で自らの尻肉を大きく割り裂くというあさましいポーズをとらされた穂奈美は、その豊かな尻を切なげに揺すった。さっきまでぽっかりと口を開いていた菊花は、もう窄まっていたが、ヒクヒクともの欲しげに収縮を繰り返す。
浣腸、排泄の洗礼を受けた肛門は、すっかり柔らかくなり、さらなる刺激を求めていた。
「どこに欲しいんだ、穂奈美」
森元はわかっていながら意地悪く尋ねる。
「ああ……お尻、お尻に下さい」
「お尻の穴、だろ。誰のお尻の穴に何が欲しいのか、ちゃんと言うんだ」
「はい……。穂奈美のお尻の穴に、ご主人様の、おちんちんを入れて欲しいんです」
「ふふふ、よく言えたな、穂奈美」
森元は穂奈美の股間に指を伸ばし、その窄まりの下でしとどに蜜を溢れさせている肉裂を押し開いた。
「あ、ああん」
敏感な部分に森元の指を感じ、穂奈美が甘い声を上げる。
「浣腸されただけで、こんなに濡らしやがって。まったく恥ずかしい奴だ」
森元が言うように、そこはとめどもなく愛液を吐き出し続けていたが、今日はまだ直接の愛撫はしていない。たっぷりの浣腸をして、森元の目の前で排泄させただけだった。
それなのに、穂奈美はこれほどまでに興奮してしまっている。肉裂を彩る濃い目の陰毛がべっとりと濡れてしまっているほどに。
「ああ、ごめんなさい、ご主人様。穂奈美は、お尻で感じてしまういやらしい奴隷です」
感極まったような半泣きの声で穂奈美が言う。
おれも、よくここまで調教できたものだ。いや、もともと穂奈美にアナル性感とマゾの資質があったからなんだろうが……。いや、もともと穂奈美にアナルとマゾの資質があったからなんだろうが……。
最初に自分の前で全裸にさせた時の穂奈美の恥じらいの表情を、森元は思い出す。どんなに叱っても、胸と股間を手で隠そうとしてしまうのだ。ボリュームのある乳房は、とうてい左腕一本で隠せるものではなかったが。
そして泣きながらの処女喪失。両手両脚を拘束し、全てを晒け出させての恥ずかしいポーズで無理やり犯したのだ。
さらに、浣腸して、目の前で排泄させた。あの時の、身も世もない羞恥に悶える穂奈美の表情は、今でも目にしっかり焼き付いている。40年以上の森元の人生の中で、あれほど興奮したことはなかった。
森元は穂奈美の肉裂から愛液をたっぷりとすくいとると、菊花へと塗りこんだ。森元の指が窄まりの中心に触れると、穂奈美は激しく反応した。
「あ、ああん」
その部分が収縮し、指先を飲み込もうとする。しかし森元はあえて、挿入しようとはせずに、皺の一本一本にまで愛液を塗りこむようにしていた。
自ら手で大きく割り裂いている尻を、穂奈美は切なげに震わせる。
そうして、森元はブリーフを脱ぎ捨てて全裸になった。年齢の割には引き締まった筋肉質の体だ。ペニスはすでに固く勃起している。
「動くなよ、穂奈美」
「は、はい……」
森元はペニスの先端を、菊花ではなく、愛液でヌラヌラと濡れ光る肉裂の中に沈めた。
「はぁっ、ああん」
不意を突かれた挿入に、穂奈美は背中を仰け反らせる。すっかり肛門を開発されている穂奈美だが、やはり膣への挿入もたまらない快楽を与えてくれる。
しかし、森元は先端を沈めるだけで、それ以上奥まで突くことはしなかった。入り口の部分をかき混ぜるように動かすだけだ。
「ああん、ご主人様。もっと、奥に、下さい……」
穂奈美がせがんでも、森元はそれ以上挿入しなかった。それどころか、そのままペニスを抜いてしまった。
「あ……、そんな」
まるで生殺しのような仕打ちに、穂奈美はさらに切なく尻を振る。体の奥で快楽の火が燃え上がっているのだ。
「ふふふ、本当にいやらしい奴だな、穂奈美は。安心しろ、ちゃんとお前の欲しいものはくれてやるから」
そういうと森元は肉裂から引き抜いたペニスを、その上の窄まりにあてがうと一気に貫いた。穂奈美の菊花はスムーズに森元を受け入れた。森元は穂奈美の肉裂で潤滑油代わりにペニスに愛液をからませていたのだ。
「ひぃっ!」
突然の挿入に穂奈美は悲鳴を上げた。しかしそれは苦痛によるものではない。明らかに快感の声だった。
森元の太い肉棒が、根元まで挿入された。穂奈美は引きちぎらんばかりにそれを締め付ける。森元はゆっくり、ゆっくりと抽送を開始する。
「あああん、ご主人様、すごいです。すごく気持ちいいっ。お尻、お尻気持ちいいです。ありがとうございます、ああっ!」
穂奈美は振り向いて、森元の顔を見た。快楽に溺れたその表情は、たまらなく淫猥だった。2年前の垢抜けない田舎娘の面影は、全く消え失せている。美しく艶めかしい女へと穂奈美は成長していた。
「今夜は最後だ。腰が抜けるほど、可愛がってやる!」
そう言いながら、森元は腰の動きを早めていく。穂奈美は押し寄せる快楽の波に飲み込まれていた。目の前が真っ白になり、もう森元の声も聞こえなくなっていた。
「イク、イッちゃいます、ご主人様!」
「ようし、イけ。何度でも、何度でもイカせてやるぞ、穂奈美!」
「あっ、ああっ、あ〜!」
そうして、二人の絶叫は朝まで続いた。
11時ちょうどに迎えの車が来るとのことだった。森元はチラリと時計に目をやり、そしてこの二年間のことを思い返す。最愛の妻を事故で失った後、その思いを断ち切るつもりで、賠償金をつぎ込んで穂奈美を奴隷として競り落とした。
そして、森元は何かにとり憑かれたかのように、穂奈美を調教し続けた。全くの初心な少女にすぎなかった穂奈美は、自ら肛門性交を望む見事なマゾ奴隷として開花した。
もう森元の生活は穂奈美なしでは考えられないが、奉仕期間は2年で終わりだ。以降は奉仕者と被奉仕者は一切の関係を断つことになっている。一方的な接触は国民奉仕法で固く禁じられている。
ただし、お互いの希望があれば結婚することができるという特例もあるが、さすがに穂奈美はそこまでは望まないだろう。すっかり森元に従順な奴隷となってはいるが、それもあくまでもこういった状況のために過ぎないと森元は思っている。
「ああ、少し、太っちゃったみたいです。恥ずかしい……」
そう言いながら、穂奈美が奥の部屋から出てきた。薄いピンクのブラウスにセミロングのスカート。二年前にこの家にやってきた時に穂奈美が着ていた服装だ。
確かに胸のあたりと腰のあたりが少しきつそうだった。
「太ったんじゃなくて、いやらしい体になったんだよ。胸もお尻も大きくなった」
「そ、そうなんですか……。なんだか、服を着ているのが、不思議な気分です」
穂奈美は二年間、一切の着衣を許されず、一歩もこの家の外へ出ていない。奴隷の証である赤い首輪だけの裸で過ごしてきた。
着衣の穂奈美は、森元の目にも新鮮に映り、美しく見えた。
「2年間、お世話になりました」
穂奈美は床に座り込み、深く土下座をした。何百回と見てきた姿だが、着衣のままでは初めてだった。
「ああ、お前はとても可愛い、最高の奴隷だったよ、穂奈美」
「ありがとうございます」
穂奈美は顔を上げて、まっすぐ森元を見た。どこか吹っ切れたような笑顔だった。
「もう、人間に戻るんだな」
「はい」
「二度と会うことはないだろう。こんなにひどい目に合遭わせてきたおれが言うのも変だが、お前には幸せになって欲しい」
穂奈美の目が潤んだ。
「ご主人様のことを恨んだこともありましたけど、でも、色々なことをたくさん教えていただきました」
「お尻の気持ちよさとかな」
森元が言うと、穂奈美は顔を赤らめた。
「え、あの……。はい……」
まるで二年前の初心な処女の時に戻ったような恥じらいぶりだった。
「迎えが来るまでは、お前はまだ、おれの奴隷だ。主人として最後の命令をするぞ」
「はい」
穂奈美は床の上で正座したまま、背筋を正した。
「おれにキスするんだ」
「はい」
穂奈美は立ち上がり、ソファに座っている森元に顔を近づけた。
「ご主人様……」
抱きつき、唇をあわせる。舌を森元の口の中へと侵入させる。そして二人は激しく舌をからめあった。
「あ、ああ……」
長いキスだった。森元もきつく穂奈美を抱きしめ、そして穂奈美も森元にしがみつく。
来訪者を知らせるチャイムがなるまで、二人は接吻を続けていた。
「ほら、奉仕庁からのお迎えだぞ、穂奈美」
穂奈美は熱い吐息を漏らしながら、口を離した。目には涙が潤んでいた。
「ご主人様……」
「おれはもう、ご主人様じゃないよ、穂奈美」
「私、ご主人様のことが好きです……」
半分泣いているような表情で、穂奈美が森元を見る。森元は胸が苦しくなる。
「でも……」
「いいんだよ。さぁ、もう行くんだ。その赤い首輪を取ってもらえ。これからは、お前は自由に暮らせるんだよ」
「はい……」
それから穂奈美は自分から森元に抱きついて、そして唇を合わせた。
「これは、命令されたキスじゃありません。二年間、本当にありがとうございました、ご主人様」
まもなく、スーツ姿の奉仕庁の職員が森元の部屋を訪れた。森元は職員が差し出すいくつかの書類にサインをした。
「それじゃあ、これでお別れだ。幸せになれよ、穂奈美」
「お世話になりました」
深く、深くお辞儀をすると、穂奈美は奉仕庁の車に乗せられ、そして去っていった。
(続く)
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