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全ての国民は2年間、国に全てを捧げて奉仕する義務がある――。日本によく似た、しかし異なる某国で「奉仕者」の立場に転落した女たちが辿る、絶対服従の日々。飼育・調教が法律によって認められた世界で繰り広げられる、
異色エロティックロマン!そうして、穂奈美の「島」での生活が始まった。目隠しをされたまま連れてこられたため、この建物が本当にどこかの島にあるのかはわからない。ただ、男たちはここを「島」と呼んでいた。
「島」には、自分だけではなく、多くの女が連れてこられているらしい。時々、女の声が微かに聞こえてくることがあるのだ。それは、苦痛に耐えかねた悲鳴か、もしくは快感に狂ったような激しい喘ぎ声だった。
そう、穂奈美は毎日、苦痛と快楽を交互に与えられる生活を送っていた。森元に代わって、ここでの新たなご主人様となった男は、穂奈美を完全なる奴隷へと調教し続けた。
男といっても、穂奈美より少し若いらしい少年だが、彼の持つ威圧感は、そんな年齢を全く感じさせない。「島」には彼のような立場の調教師が何人もいるようだが、誰もが彼には一目置いていた。彼はここでは、槍を意味する「スピア」というコードネームで呼ばれていた。
スピアは、穂奈美の尻を重点的に調教していった。もともと素質があり、森元に十分開発されていた肛門性感だが、スピアはさらにそれを研ぎ澄ませていく。アナルを責められる悦び、そしてそこへ受け入れた時に男に与える快感。様々な方法で穂奈美の窄まりは開花させられていった。
「もう穂奈美にはおまんこなんていらないな。縫いつけて封鎖してしまうか」
スピアがふざけてそんなことを言うほどに、穂奈美の肛門は立派な性器としての役割を果たすようになっていたのだ。膣よりも艶めかしくスムーズにペニスを受け入れる。かなりの大きさまで、拡張されているにも拘わらず、その締めつけは強烈であり、まったく型崩れも色素沈着もなく、愛らしく可憐な佇まいはそのままだった。
「ああっ! ああ……」
尻を高くつき上げたポーズで台の上に載せられた穂奈美は、切なげな声を上げた。それは苦痛に耐えていると同時に、深い快感を味わっているような声だった。
穂奈美の窄まりには太いガラスの嘴菅が深く突き立てられていた。スピアが巨大な浣腸器で、穂奈美の腸内へと大量のグリセリン溶液を流し込んでいるのだ。
「あっ、あっ、ああっ、つ、つらいわ……」
2リットルもの高濃度グリセリン溶液だ。腹が膨れ上がり呼吸が苦しくなり、腸壁が焼けるように染みる。穂奈美がいくら苦しげに呻いても、スピアはシリンダーを押す手を止めることはない。
「これくらいで根をあげるなんて情けないな、穂奈美。お前から浣腸して下さいとおねだりしたんだろう?」
もちろんスピアに自分からそう言うように追い込まれたのだ。しかし、反論する自由は穂奈美にはない。
「は……はい。申し訳ありません」
「ほら、ケツが下がってきたぞ。もっとちゃんと腰を上げて、しっかりと手で開け」
「は、はいっ!」
穂奈美は自らの手を後ろに回して、自分で尻肉を広げて浣腸を受け入れるという、女としてはもっとも屈辱的なポーズを取らされているのだ。死ぬほど恥ずかしかった。しかし、そのとてつもない羞恥が、穂奈美をさらなる興奮に駆り立ててしまう。嘴菅を咥えさせられている窄まりの下の肉裂からは、透明な蜜が溢れ、滴っている。
「浣腸されて、気持ちいいんだろう、穂奈美?」
「はい。穂奈美はご主人様に、浣腸していただいて、気持ちいいです。し、幸せです」
どんなに苦しくても、穂奈美はスピアが喜ぶような言葉を口にしなければならない。スピアの意志に逆らうような態度を取れば、たちまち恐ろしいお仕置きが待っている。
あくまでも優しく穂奈美の菊花を開発していった森元とは違って、スピアの調教は厳しかった。
しかし、それは穂奈美の中のマゾ性を強く刺激した。恥ずかしくされればされるほど、みじめにされればされるほど、穂奈美は興奮してしまうのだ。
辛くて恥ずかしいはずの浣腸でも、穂奈美はこんなに感じてしまう。ドクドクと流れ込んでくる悪魔の液体が、穂奈美を燃え上がらせてしまうのだ。
スピアに強制されるように「浣腸してください」と言わされた穂奈美だったが、それは半分は本心だったのかもしれない。もう、自分でも自分がわからなくなっていた。
「あっ、あっ、ああ……」
白い肌がピンク色に染まり、細かい汗がびっしりと浮かぶ。空気を求めるように、口をパクパクと開く。苦しげに閉じた目からはうっすらと涙がこぼれている。
「ふふふ、穂奈美は浣腸されている時の表情が色っぽくていいな。これだけ浣腸のしがいのある奴隷もなかなかいないぞ」
そんなスピアの言葉も、穂奈美にはもう聞こえていなかった。腹がふくれあがり、まともに息もできない。そして腸壁にキリキリ染みてくる高濃度グリセリン溶液の刺激。穂奈美は失神寸前だった。
「そら、これで2リットルだ」
スピアがシリンダーを押し終えた時も、穂奈美はもう半分意識を失っていたようだった。
しかし、スピアはそれを許さない。平手で思い切り、穂奈美の汗まみれの尻肉を打ち据えた。ピシャリと小気味よい音が響く。
「ひっ!」
その痛みに穂奈美は意識を取り戻す。そのショックで一瞬窄まりが緩んでしまいそうになるが、必死に締め付けた。スピアの許しもなしに漏らしてしまったら、どんな恐ろしいお仕置きをされてしまうか。これまでの調教で、穂奈美は骨身にしみているのだ。
「ご、ご主人様。も、もう、お許し下さい」
穂奈美の腹部からグルグルと不気味な音が鳴った。強烈な便意が押し寄せていた。穂奈美は必死に菊花に力を込めるしかない。
「まだまだだよ、穂奈美。2リットルくらいの浣腸だったら30分は我慢できるようにならないとな」
「ひっ、そ、そんなの、無理で、す……」
一瞬でも気を緩めたら崩壊してしまう。もう限界なのに、30分も耐えられるはずがない。
「ふふふ、立派なアナル奴隷になるには、それくらいは我慢できないとな」
アナル奴隷。穂奈美を調教しながら、スピアは何度もその言葉を言う。アナルでご主人様に奉仕する奴隷という意味らしい。穂奈美はそんな女へと作りかえられつつあるのだ。
そしてそれは完成へと近づきつつある。こうして辛い大量浣腸に耐えている時でも、穂奈美は強い快感を得ていた。こんなに辛いのに、淫らな液が後から後から溢れてきているのが自分でもわかる。秘肉からこぼれた蜜が、内腿を伝って流れ落ちているのだ。
ああ、もう自分は本当にアナル奴隷となっているのだ。こんなことをされて感じてしまう変態なのだ。穂奈美はともすると薄れそうな意識の中でそれを実感する。
「美味そうに飲み込んだな」
スピアは、開ききった穂奈美の尻肉に顔を近づけ菊花を眺めた。強烈な便意をこらえるために、ギュッと窄まったその部分は、うっすらと浣腸液をにじませて、切なげにふるふる震えている。その下では口を開いて内側のサーモンピンクまでのぞかせた肉裂が蜜を吐き出し、濡れ光っている。たまらなくエロチックな光景だった。
「しっかり耐えるんだ。締まりが悪いアナル奴隷には、何の価値もないぞ。ゴミのように捨てられてもいいのか?」
そう言って、スピアは穂奈美の尻肉をピシャピシャ叩く。それは強いものではなかったが、限界を超えた便意に耐えている穂奈美には、あまりにも厳しいものだった。少しの刺激でも、崩壊してしまいそうなのだ。
「あああ、も、もう……」
「まだ後10分だ。よし、我慢できるように気を紛らせてやろうか」
スピアは、台に押し付けるようにして体を支えている穂奈美の顔を自分のほうに向けさせる。そして顔を近づけると、穂奈美の唇に自分の唇を重ねた。
柔らかく濡れた唇の感触。
「ああ……ご主人様」
穂奈美は自ら舌を伸ばし、スピアの舌を求めた。スピアはそれを受け入れてやる。舌と舌がねっとりとからみ合う。まるで軟体動物のようなヌメヌメと蠢く二人の舌。からみ合い、吸いつき、口内を這い回る。
全裸でうつ伏せになり、腰を高く上げて自ら両手で尻肉を開いているという、女としては最も屈辱的なポーズを取らされ、しかもその腸内では2リットルもの高濃度グリセリン溶液が暴れまわっているのだ。
穂奈美はそんなみじめな自分の状況を忘れようとしているのか、情熱的にスピアの唇を吸った。目がトロンとして、漏れる声が甘い物になる。穂奈美は明らかに強い興奮を見せていた。
スピアは舌で穂奈美の口内を愛撫しながら、さらに汗まみれの背中に指を這わせる。触れるか触れないかほどの微妙なタッチで、背中を刺激する。それは穂奈美をさらなる快感に狂わせるのだった。
強烈な便意と、スピアのキスと指先での愛撫。穂奈美は気が狂ってしまうかと思った。目の前が真っ白いになり、何が何だかわからなくなってしまう。
遠くで、スピアの声が聞こえた。
「よし、30分だ。よく頑張ったぞ、穂奈美」
スピアは穂奈美の体を起こさせた。穂奈美は台の上で、両脚を大きく開いてしゃがみ込む姿勢になる。穂奈美の尻の下に大きなバケツが置かれた。
「出していいぞ、穂奈美」
スピアは再び、穂奈美にキスをした。
「ああ……、もう、いいんですね、ご主人様」
「そうだ。お前の恥ずかしい姿をよく見せてみろ」
「あっ、いやぁっ!」
絶叫と共に、穂奈美は決壊した。窄まりが大きく盛り上がったかと思うと、口を開き、ドッとほとばしった。
「見ないで、いや、見ないで下さい」
もう何度もスピアの前で排泄をさせられているというのに、穂奈美はそれでも恥じらった。女として最も恥ずかしい姿を晒すのだ。いつまでたっても慣れることは出来なかった。
なにしろ2リットルもの浣腸だ。凄まじい勢いでバケツの中へと流れこんでいく。
「ああっ、あっ、あああっ!」
穂奈美は全身を大きく震わせた。ビクンビクンと白い裸身が痙攣する。
我慢に我慢を重ねた便意を一気に噴き出させた開放感。それは穂奈美の菊花に凄まじいまでの快感をもたらしていたのだ。
「ああっ、ご主人様っ、穂奈美、いって、いってしまいますっ!」
穂奈美は両手で顔を多いながら、全身を痙攣させて叫んだ。排泄するだけで、絶頂に達してしまったのだ。
いつまでも続くかのような長い長い排泄を終えて、穂奈美はぐったりと台の上に倒れこんだ。ヒク、ヒク、と白い裸身が震えている。
「すごいな、穂奈美。浣腸されて、ひり出しただけでアクメに達したのか。ふふふ、お前はもう一人前のアナル奴隷だな」
そんなスピアの声ももう穂奈美には聞こえていなかった。穂奈美は完全に失神していた。
「穂奈美も、そろそろ完成だな」
スピアはそうつぶやくと、壁のインターホンのボタンを押した。
「スピアだ。穂奈美の後片付けを頼む。よく洗って、寝かしてやれ。少し早いが、今日の調教はこれで終わりだ」
「了解です。ただちにそちらへ参ります」
「頼む。おれは部屋に戻る」
台の上で死んだように突っ伏している穂奈美をおいて、スピアは調教室を出た。
いくつもの調教室の重苦しいドアが並んだ廊下を抜け、階段を上がる。
殺風景な地下フロアと違って、一階は高級ホテルのようにシックで落ち着いたムードの内装だ。スピアはさらにエレベーターで上のフロアに向かう。世界中の要人を迎える迎賓館としての機能を持つこの建物だが、地上3階のフロアはスピアたちのプライベートルームになっている。
そしてスピアはカードキーで開錠し、自分の部屋へと入る。部屋には照明がついていて、誰かがいるようだ。
ベッドの上に、ごろんと寝転がっている女性がいた。黒い下着だけの姿だ。小柄でほっそりとしたその体型は、少年のようにも見えた。
女は言った。
「遅かったじゃないの、宮本」
スピアはすぐにその場に座り込み、頭を床につけた。
「申し訳ありません、真弓様」
(続く)
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