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恐るべき女傑=律子さんについての話は尽きませんが、ここで皆さんに臨時講義をします。今回は特別に熱烈肛学徒である皆さんの良き友「キン潰し」の作り方をお教えしましょう。この道具を作り、S女性のもとへはせ参じることこそ、未だ見ぬ極楽への第一歩なのです。プラスチック類を使えば、指輪は削り出せます。「東急ハンズ」を始め、少し大きなホームセンターへ行けば、色々な直径の塩化ビニールの管が、1メーターくらいの計り売りをしていますから、その中で自分の指がゆったりと入るくらいの直径の管を探し、それが決まったら、今度はその管がスッポリ入る太さのピッタリの管を一本探しましょう(それは管でなくても、先の管が入る太さの、L字型やT字型の継ぎ手であってもいいです)。
その次に要るのは塩ビ用の接着剤と、塩ビ管を切断するための鋸と、切った塩ビを削るための鑢(やすり)です。鑢は平鑢の他、半丸や三角や細棒型のものが、5本か7本でセットになったのを買うといいでしょう。
さて、指の入る太さの塩ビ管を幅約17センチ前後の輪切りにすれは、指輪の本体は簡単に出来ます。鋸で切った縁は角張っていて、指に嵌めると痛いですから、これは鑢で擦って削って滑らかにすればいいのです(切った爪を鏡で滑らかにするのと同じ要領です)。
管を切断したり、鑢掛けしたり、細かくて力の要る作業をしなければなりませんので、用具としては、あと、卓上万力(バイス)と、机の上を傷付けないために、作業板として60センチ平方くらいのコンパネかベニヤ板が必要です。その厚さは1センチ2ミリくらいあればいいでしょう)。
さて、指輪になる部分、幅.一センチくらいの輪を切ったら、次は、その管の嵌まる、一回り太い管(又は継ぎ手)も幅1センチくラいに輪切りにし、こちらは、それを半円になるように2つに分断します。
もうお分かりでしょう、この2つの半円を使って指輪の本体の掌側になるほうに厚みをこしらえ、猫の歯を作るのです。
先ず1つめの半円は接着剤(必ず塩ビ用の接着剤を使用して下さい)でつければ直ぐ接着出来ます。だがこれだけでは歯の厚みか足りませんので、もう.1枚重ねたいのです。
そのために、2つに切った残りのもう1つを使うのですが、2つめの半円は、1つめの半円と同直径ですから、これらはそのまま重ねて接着することが不可能です。2つめの半円を、もう少し拡げて、カーブが1つめの半円の外側と、ぴったり重なるようにしなけれはなりません。
塩化ビニールは焙って、熱くなると軟らかくなり色々変形させることかできます。よく水道の配管工の人が、塩ビ管をバーナー(トーチランプ)の炎で焙って曲げているのを見かけますが、あれと同じようにすればいいのです。
半円型の塩ビを、ペンチで挟んで火で焙りましょう。火はガスコンロでもロウソクでも、勿論、バーナーを使ってもいいです。焦がさないように、ゆっくりと時間を掛けて温めれば、軟らかくなります。
軟らかくなったら、指輪本体と重ねて、丁度ぴったり重なるように押さえながら冷ましましょう。冷めると硬くなり、ぴったりの曲がり具合になります。そうやって隙間のない、丁度良い形にして、改めて接着剤でそれらを貼り合せれば、掌側だけ、他より3倍も肉厚の指輪が出来Lがります。
さて次はその肉厚になった掌側のほうに、鋸と鑢を使って、猫の歯状の突起を削り起こせば完成です。小さな輪に、さらに小さな歯を削るのですから、卓上万力を使うとやり良いです。卓上万力で指輪の本体を、机(の上の作業板)にしっかり固定すれば、両手を使って、鋸や鑢が自由に使えます。
鋸は、刃が細くて切れ味の良い、「ピラニヤ」というのが使い易いですし、金鋸も役に立ちます。鋸で歯の大体の形を切ったら、次は鑢を使って、歯を1本1本の円錐に削って仕上げるのです。そうやって拇指用・示指用・中指用・薬指用と次々に作りましょう。
さて各指の太さが違いますから、1本の塩ビ管で取った環では、指によってはきっかったり弛かったりしますが、弛い分には輪に糸を巻いて詰められますし、きつい場合は指輪の手の甲(掌と反対の側)のほうを鋸で切って断ち、鑢でその切断部分近くの肉を薄くすれは、指輪の内径は指の太さに応じて開くようになりますから、心配は要りません。
金属加工(彫金やロウ付け)が出来れば、もつと昔の本物そっくりの物か作れますし、図面を描いて発注すれば、本職の手でなら図面に出来る品物ですが、こんな図面を見せたら誰でも、これはキンタマを潰すのに使う物では......?と分かってしまいますので、一般に直ぐ作れる方法として塩ビの加工を説明したのです。
(続く)
13.05.15更新 |
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