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人間の偉大なる器官ケッツで挿入の快楽を味わうことは、我々愛好家にとってまさに厳粛な儀式です。そして儀式の前に行なわれる洗腸は実に大切な行為なのです。皆さんもこの儀式で基礎をしっかりと勉強し、素晴らしいケッツの快楽を味わっていきましょう。洗滌液の侵入経路と容量の目途が立ったからには、次はその液をどの方法で注入するかが問題になりそうです。
ケッツの穴から薬液(この場合温水)を注入する方法は色々ありますが、大別しておおよそ次の三方法になります。
一はイルリガートルのように、高所に吊るした液の入った容器から、長いパイプをケッツの穴につなぎ、圧力を利用して液を流入させる高圧(高架式)浣腸法。これは大量液をゆっくりと長い時間をかけて注入するのに最適の方法で、懸架する容器の高さを変えることによって、流入の強弱を調節することが出来ますし、他人の手を借りず自らの手で行なうことの出来る方法です。
二はガラスシリンダー式浣腸器による方法ですが、ニ〇〇〇ccから三〇〇〇ccの大量液の注入には、五〇ccとか一〇〇ccの小型のシリンダーポンプでは、何十回も小刻みに注入を重ねなければなりませんので、非常に手間がかかりますし、その上何度も小刻みに注入を繰り返すということは、注入時のグッ、グッグッ、グッという圧力の刺激を何回も受けるということで、排出の我慢が非常にしにくい欠点があります。
三〇〇ccとか五〇〇ccの、獣医用の大筒のガラスシリンダー式浣腸器を使用する場合、ゆっくり押し棒を押せば、高潮のように、知らないうちに潮位が増して、腸管への余計な刺激を少なくして入れることが出来ますが、これは自分一人では扱えません。筒が巨大なため、自分で自分のケッツに突っ込むことが不可能なのです。
自分でこの太筒を使いこなすには、この浣腸器の嘴管に、胃洗滌用に使う太くて長いゴムカテーテルをつなぐか、ガスのゴム管やビニールホースで、それに似た物を自作して連結しなければ、嘴管がケッツの穴に届かないのです。
これほどの大型筒でなく、ニ〇〇ccのシリンダーポンプ(これとて大型なのですが)の場合、マニアの中には、カテーテルをつながなくても、自分が仰臥して曲げた自分の足の踵を使って器用にポンプの押し棒を押したり、立ったままケッツの穴にこの浣腸器の嘴管を突き立て、自分で腰を沈めることによってこの浣腸器の押し棒を押し、まるで切腹のような壮烈な姿で液を注入する人もいますが、こんなにして何度も繰り返し三〇〇〇ccを注入するのは、もうこれだけで至難の業です。
ガラスシリンダー式浣腸器を使うのなら、五〇〇ccか、一〇〇〇ccの超巨大筒でゆっくりじんわりと、一気に入れられるほうが、大量液の注入には楽なようです。
三つ目は、エネマシリンジを用いる方法です。
エネマシリンジはゴム管の中央に卵状の球があり、これを握り潰すと液や空気が一方の管から他方に押し出されるポンプで、元は鼻腔の洗滌用であったものが、浣腸に用いられるようになったもので、ひと握りで約五〇ccの液や空気を注入することが出来るようですから、これを使うと六十回か七十回握り潰せば三〇〇〇から三五〇〇ccの温水の注入は可能ということになります。 だが、ニ十回や三十回くらいまでなら、比較的楽に注入出来ますが、これで四十回以上になりますと、自分でやっていては、苦しくなってきて、なかなか六十を数えるところまで到達出来にくいものです。ニ〇〇〇ccを超えると、五〇ccずつ小刻みに押し入ってくる圧迫が、苦痛を増幅させるのです。
第四課 高架式でいけ
三通りの温水注入法を述べましたが、大量液の注入法として、自分でやっても、誰かの手を借りてやってもらっても、一番自然に入る方法は、イルリガートル式の高圧浣腸法ということになります。
ニ〇〇〇ccくらい入れるまでは、どの方法でも耐えられますが、腹が河豚のように膨れてくると、背中が反り返ってきて、身を屈めることか困難になってきますし、わずか五〇cc新たに追加注入されるのが、腸が裂けるようなメリメリという痛さで耐え難くなります(激痛ではなく、本能的に忌避したくなる不快感と言ったほうが正しいか……)。
この点、高架式の圧力を利用した方法は、液の注入の圧力に切れ目(節)がなく、安定しているので、余計な苦痛の障害が少なく大量液の注入が可能な優れた方法なのです。
液の流入が急で苦しければ、容器の高さを低くすれば流入する圧を弱くすることが出来、そうやって気長に時間をかけて、馳らし馳らしすれば、初心者でも他の方法より容易に大量液の注入が可能ですし、大量に入ってからまだ入れたい時は、容器を高くすれば流下する圧力は強くなりますし、その時人手を借りて腹を揉んでもらえば、四〇〇〇cc以上入れることも可能になります。
(続く)
10.12.29更新 |
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